まつのBLOG ~We like vegetables !

野菜が大好きな貴方に
「もっと野菜を知って頂きたくて。」
「もっともっと好きになって頂きたくて。」
そんな願いが貴方に届きますように。

DJコウ

この度は、トッピーちゃんでお馴染み、
豊橋農業協同組合様に
2回目の視察に行ってまいりました。

産地は愛知県東南部に位置し、
穏やかな気候に恵まれて
路地野菜や施設野菜を育てておられます。

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前回の豊橋さんの産地リーポートです。
http://blog.matuno.co.jp/archives/1001285152.html
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この度は、千葉県の東部に位置し
九十九里浜最南部にある
(一宮町、長生村、白子町)
長生(ちょうせい)農業協同組合トマト
部会青年部の年に一度開催される出荷先
取引先交流会に参加させて戴きました。

※年度事に、開催場所を産地、市場と
入れ替え行われます。
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※青年部所属年齢は30歳までです。

こちらが青年部ご自慢の
 
『長生(ながいき)トマト』
 
ブランドになります。
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長生トマトは、九十九里浜の温暖な
気候と砂地という環境を活かし
首都圏から1時間という立地条件から
樹で熟してから収穫を行っております。
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群馬県藤岡市の
たのふじトマト生産販売組合へ
お伺いしました。

こちらのトマトは
 「ふじ娘トマト」 の
ブランドになります。

ふじ娘トマトは群馬県の
平坦地に位置し、
70年以上の歴史を持ち、
エコファーマを
取得している産地です。

(土づくり、化学肥料・化学農薬の低減を)
(一体的に行う生産方式)

日照時間が長く 
群馬名物  からっ風 は
トマト栽培に適しています。 

生産者人数は35名。
栽培年数が1年の方から
50年の方までと幅広く
 若手の新しい力とベテランの方の
熟練した指導の元
 トマト栽培が行われています。

出荷時期は
12月下旬〜7月上旬と
なっております。

今回は秋山さんのハウスを
拝見させて頂きました。 
親子でトマト作りを行っております。

(左から:農協職員の冬木明さん)
(秋山幸夫さん、)
(私、秋山信也さん)
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皆様、1ヶ月ぶりでございます。 DJコウでございます。

関東地方もようやく梅雨が明け
季節もすっかり変わり夏ですね!
まつのに入荷されるトマトの産地もすっかり変わり、北の産地の物が入荷されております。
さて今回は東北のトマト産地の1つ蓬田村の青森トマト部会東つがる支部に行って参りました。
(まつのとのお取り引きは15年と古いです。)
蓬田村のトマト栽培は歴史が古く水田転作が本格化した昭和48年の水稲育苗ハウスの
再利用から始まりました。
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蓬田村は桃太郎トマトの郷、
蓬田駅にも、マスコットキャラクターのヨモットくんがいました。
蓬田駅は陸奥湾を東に臨む津軽線の駅で現在は無人駅です。
この地域は、豪雪地帯で冬は雪に覆われ、
夏はオホーツク海高気圧からの冷気が東方海上から吹き込む季節風(やませ)の影響を受ける夏季冷涼な気候です。
この寒暖差がトマトの栽培に適しており、実のしまったコクのあるトマトを作ることができます。
当日は。。現地の方も驚くくらいの良い天気で。。
やませを肌に感じる事は出来ませんでした。私が晴れ男なのか。。
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今回は、今年から新たに部会長になられた
津島鉄平さんのミニトマトをご紹介いたします。
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津島さんが栽培しているミニトマトは『キャロル10』
この品種は口当たりの良い、
糖度が高くほのかな酸味もあり
味のバランスがとても良いんです。
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前部会長の吉田さんと現部会長津島さんのSHOT 
今年から世代交代が行われ、
津島さんは37歳という若さ!
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部会の結束は高く、
若手後継者に対してベテラン農家さんが
栽培計画や栽培技術などを個別指導をし部会のレベルUPを図っています

こちらは農協職員の吉田さんが管理する試験園場です。
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生産者さんと同じように栽培する事で地域に合った品種選定や栽培指導が行えます。
天候異常などによる病害発生時もこのハウスの状態を見ることでいち早く情報をキャッチ
即時対策を立てられるなど部会全体のモデルハウスになっています。
また、常に新しい品種の栽培試験も行っております。

部会の土作りのこだわり
堆肥の元。。。大量のもみ殻!
蓬田村では稲作が盛んでそのもみ殻を有効活用しております。
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※もみ殻の量を吉田さんに表現してもらいました。

このもみ殻を主体とした有機質肥料をふんだんに使用し
安全安心で健康的なトマト栽培に取り組んでいます。

また、クロマルハナバチやブローア授粉機を導入し、
ホルモン剤の使用を減らす事に成功しています。
※環境にやさしい農業に取り組んでいる証として、全部会員がエコファーマーを取得しています。

今後は、更なる安全性の為水質調査にも取り組まれていくそうです。

蓬田のトマトはあどはだりするような(標準語でもっと食べたい)トマト作りが目標。
品種は全て桃太郎。
寒暖差がある分、高糖度の上、果肉がしっかりしていて日持ちがよいんです

是非、汁がこぼれないようにすすりながら
召し上がって下さい。


最後に、この写真は地元の小学校の食育の一環として行われている
栽培体験後に小学生達が送ってくれたお礼の可愛い絵です。
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地元の子供達にも愛されてる
蓬田村から今年も安心、安全、美味しいトマトを届けします。
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皆さん、こんにちわDJコウです。
青森県上北郡のグリーン・ジ・アースを訪問いたしました。

グリーン・ジ・アースは
食の安心・安全を第一に考えた土作り、野菜作りを基本理念とし、
独自に開発した堆肥を使い持続可能な資源循環型の農業を
目指す
”有機の里構想”を掲げ、実践しております。
部会員へ定期的な営農指導を行い、
出荷開始、終了時の年2回行われる目揃え会では
取引先の方々を交えて活発な意見交換が行われます。
出荷される商品は定期的に
残留農薬検査、
放射能測定器をつかった自主点検を実践しています。

青森の特産物といえば、にんにく、長芋、アピオス、こかぶとございますが、
先ずは一番の特産大根生産部会
グリーンファーマー部会
の畑にお邪魔させて頂きました。

青森の大根は、県内で最も作付面積と出荷量が多い野菜で生産量は全国第3位です。
県の郷土料理にも広く使われており、
津軽地方や下北地方の冬の味覚鍋「じゃっぱ汁」「けの汁」。
また、八戸地方ではイカの「ふ」とダイコンを煮込み、イカの味がしみた独特の味を楽しみます。
夏場の大根は実が締まってジューシー、夏の暑さで火照った体を冷やすのに最適です。
根の部分には消化酵素のジアスターゼやビタミンC、食物繊維などが豊富に含まれ、
葉の部分には、カロテンやカルシウム、食物繊維が含まれていると言われています。

グリーンファーマー部会では27名のメンバーが6月から10月の間25万ケース程出荷しております。
(期間中の弊社内でのシェアは約50%です。)

乙部さんの畑は山間部に広がる美しい畑です

本当に素晴らしい景色です。
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しゃぁ~ 1本収穫させていただきました 

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乙部さんはご家族3人で大根、長芋、ニンジン、馬鈴薯を作っています。
特に大根の収穫は鮮度を保つために夜明け前に収穫しております。
乙部さんは毎朝午前2時に起床、夏とはいえまだ肌寒さい真夜中
灯りもほとんどない真っ暗な中、山間の畑に向かいます。
そして夜露に濡れる真っ白な大根を収穫し、
すぐに家の作業場で洗浄、箱詰めし、午前中には集荷場へ搬入しています。
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乙部さんの毎日のご苦労と愛情が心に沁みます。
本当にありがとうございます。
冷涼な気候から収穫される大根は夏場でも劣化しずらく、はりとつやがあり
毛穴もなくすべすべしています。


こちらは集荷場の冷蔵庫です。
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グリーン・ジ・アースの職員の本間末作さん
「栽培適地で育った大根は、身が締まって大根らしい味わいがあり
食感がとても良いんです。
変なこだわりを持たない事が私のこだわりです。
常によりよい大根を生産・出荷できるよう努力を怠りません。」

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しみじみと語る本間さん
当たり前の事を多く語らず、当たり前に向き合うその姿に感服致します。
今後も宜しくお願い致します


そしてお次は青森県の特産物長芋
全国一の長芋生産地、青森県。その中でもこの地域は県内一の生産量を誇っています。
八甲田の大地と奥入瀬の美味しい水に恵まれて育った長芋は、
きめの細かく粘りがあり、みずみずしい食感が魅力です。

長芋は芋の中でも唯一生で食べることができる栄養価豊富な芋です。
調理方法によって、ねっとり、もっちり、ほっこり、シャキシャキと色々な食感が楽しめます。
春と秋に収穫される長芋は、厳しい品質・規格のチェックを行ったあと、
一年を通して全国へ向けて出荷されています。
長芋部会ではエコファーミング認証システムを設定し、
徹底した土壌づくりによっておいしくて安全なながいもを作っています。
栽培面積はおおよそ450ヘクタールです。
こちらは長芋発祥の地として毎年生産者同士で
長芋名人決定戦を行っているそうです。(形状・糖度・コク味)
そんな自慢の長芋の集荷加工場へお邪魔しました。
しばし長芋の加工手順をご覧ください。
まずは全体像(1F)
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長芋が入荷します。
農家さんが収穫した長芋はまだ泥だらけです。
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大きなコンテナに入った長芋をパートさんがやさしく取り出しレーンに並べられます。
長芋は折れやすくデリケートなので扱いは慎重に行われます。
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ゴロゴロ。。
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この最初のレーンでおおまかに長さを揃えるためカットされます。
そして、
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強烈なジェット噴射のシャワーにて洗浄されます。
しかし長芋の表面に傷が付かないようにキチンと考えられています。
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洗浄された長芋はおなじみのきれいな姿に!
その後センサーによって自動的に各サイズに仕分けられます。
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その後厳重な品質規格検査を受けております。
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一方、2Fでは外箱梱包の用意が同時に進んでおります。
(2F全体像)
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まずは外箱が組み立てられます。
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箱の中に敷くビニール袋もも自動で入れられます。
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長芋を運搬中の衝撃から守るおがくずもAUTOで入れられます。
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この外箱が1Fに流れてゆき各サイズ事箱に詰められます。
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箱詰めはやはりパートさんのやさしい人の手で行われます。
箱の中の並びまで配慮されています。
そして、機械にて規格等ラベルがはられ、
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完成です。
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今回は初めて長芋の加工場を拝見させていただきましたが、
正直驚きました。ここまで自動化が進んでいるとは。。
勿論、清掃も行き届いておりました。
流石です。 

グリーン・ジ・アースの皆様!この度は、ご多忙の中、大変貴重なお時間を頂き誠にありがとうございました
今後も宜しくお願い致します。

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