まつのBLOG ~We like vegetables !

野菜が大好きな貴方に
「もっと野菜を知って頂きたくて。」
「もっともっと好きになって頂きたくて。」
そんな願いが貴方に届きますように。

カテゴリ: 緊急速報

甚大な被害をもたらした東日本豪雨。
中でも大きな打撃を受けた茨城県の
契約産地の状況をご報告いたします。

【茨城県八千代町地域】

サニーレタスの圃場。
東日本豪雨
マルチ(白いシート)の汚れている
ところが冠水した部分です。
東日本豪雨
 
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台風18号の影響で栃木・茨城を中心とする
関東甲信越地域が記録的な大雨に
見舞われました。

被災された皆様には
心よりお見舞いを申し上げます。
皆様の安全と一日も早い復旧を
お祈り申し上げます。

現時点での各産地の状況を
ご報告いたします。
なお、生産者の方々が避難されている
産地は状況把握が困難です。

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8月1日、土曜日
夕方遅くに弊社センターのある川上村含む
長野県各地域・群馬県などに
が降ったため、各所各農産物に
影響が出ております。
 IMG_2342[1]IMG_2345[1]
■群馬県
嬬恋村・北軽井沢地域
きゃべつ・白菜などに
表面上穴を開けてしまう被害発生。
嬬恋村農協管内では、定植予定面積の
3割規模の面積に降雹有。
当面の間は降雹被害を受けた圃場からの
出荷中心となる為、下位等級の出荷比率
が高くなる見込みです。

■長野県
川上村~南牧~佐久~上田など
各地域に雹害がありレタス類を中心に
甚大な被害が出ており、長野県各農協でも
850丁歩以上の被害が出てるのではとの事
農協以外でも、各契約産地社の圃場など
被害が大きくありますが、地域差もあり
影響のない圃場地域もあります。
 IMG_1741[2]
IMG_2347[1]IMG_2340[1]
圃場では外葉がやられており傷んだ外葉を
取り出荷せざるを得ず、
激しい豪雨
雹害の為
市場品でもB品の割合が多くなるようです。
また、雹害もさることながら、
近日では毎日のように
雷、
豪雨、
30℃を超える気温上昇
もあり
高温下にて傷みや結球不足も出ております

長野県の葉菜類、路地野菜の影響により
品薄高騰がお盆期間にも入るため
今後続くと思われます。
 
現在からの雹害の回復目安は
(次の生育の物が出てくるまで)
1週間~2週間程度と思われます。

出荷時点では問題ななくても、
経時変化により傷みの進行が発生して
しまう恐れもあります為、
納品商品は早めにご使用いただき、
こまめな発注などを頂けます
様、
合わせてご理解の程お願いします。

ご利用の皆様には御迷惑お掛け致します。
何卒、産地状況ご理解の上、
ご協力の程宜しくお願い申し上げます。
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★★2016年の現地状況は
以下をご覧ください★★

【お知らせ】
フィリピンの天候不順による
バナナ、パイナップルへの影響2016


------ 以下2015年の緊急速報 ---
-------
フィリピンの干ばつ、日照不足により

バナナ、パイナップルなどの作物に
影響が出ています。 

バナナは現地での生育不足により
高地栽培系、低地栽培系すべてにおいて

入荷数が通常の2~3割ほど
しかありません。

回復にはしばらく時間がかかる見込みで
9月頃まで品薄が続くとみられています

通常納品させていただいている
1本あたりの大きさより
小さくなる可能性もございます。

何卒ご理解いただけますよう
よろしくお願い致します。 


パイナップルは、干ばつから一転
長雨の影響で、水分を過剰に吸収し、

中身の傷みが発生しやすくなっています。
外観よりも中身が熟してしまう症状
(果肉先行) が出やすくなっております。
8月頃には品質が
安定するとみられていますが
同時に商品を若取りしているため

10月頃まで品薄になると予想されます

通常葉がついた状態で
出荷しているところ
葉がついていないもの、

1個あたりの重量が小さいものを
納品させていただく可能性がございます。


ご迷惑をおかけいたしますが
産地状況をご理解いただきたく
よろしくおねがい致します。  

4月に入り、15日までの半月の日照時間は
全国広い範囲で、平年を大きく下回り
記録的な少なさで推移しています。
1961年の統計開始以来最少になる観測地点も
多く出ているようです。

全体的に品薄、高騰をしておりますが、
中でも、
■白菜
■きゃべつ
■大根
■なす
■豆類(インゲン・そら豆等)
■蓮根
■レタス・サニーレタス・グリーンリーフ等
■甘藷、馬鈴薯

等は4月では異例なまでの高値をつけて
おります。

また、4月は夏に向けて出荷が始まる
野菜や果物にとっても大事な時期。

枝豆・とうもろこし、スイカなど、
これから植え付けが始まる野菜は、
湿り気の多い土で病気(根腐れ)等を
起こす可能性があります。


果樹は
受粉が出来ずに、着果が少なく
なる可能性
があります。

品質低下の一例を申し上げます。
そら豆
いつもはこれくらいのものが入荷して
おりますが、(さやに3~4粒の豆)
a3c25007

今はこんな感じ。
mame
さやに1粒しか入っていないなど、
急激に品質が低下してきています。

このように、
当面は品質が不安定になり、
入荷量も減少、価格の高騰などでご迷惑を
お掛けいたします。
何卒ご理解のほど宜しくお願いいたします。
また、気象庁によると、
日照量が平年並みに戻る見通しは
立っていないそうです。

日本農業新聞4月16日号でも
産地の苦境が紹介されています。
(以下、記事より抜粋)

ナスの一大産地、高知県のJA土佐あきは、

「日照がないと空気が乾燥しない。
この天候では病害対策のための消毒液
さえまけない状況だ」
と嘆く。

宮崎県では3月下旬から
低温と日照不足が続き、
ピーマンの肥大に影響が出ている。
主力のJA宮崎中央によると、
このまま日照不足が続けば、
5
月の出荷量の減少につながるという。
JA営農部は
「換気を徹底しているが、
太陽が出ない限りは、なかなか対策の
打ちようがない」
と頭を抱える。
 
全国有数のトマト産地、
熊本県JAやつしろ。
出荷を前に果実の着色が進まず、
苗の生育が進んでいない。
日照不足で湿度が上がり、
一部果実や茎にかびが発生。
このため4月に入っても
ハウス内で暖房をたいて、
湿気を減らす対策に取り組む。
JA
「まるで梅雨のよう。
これまでこんなことはないのに」

と苦悩する。果樹の産地、
和歌山県JA紀の里営農センターも
「着花不良や授粉がなかなかできずに
困っている」
と明かす。
(以上、日本農業新聞より)


今後も天候の状況に十分注意しながら
各地産地と連携し、対応をして参ります。
どうぞ宜しくお願いいたします。

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