まつのBLOG ~We like vegetables !

野菜が大好きな貴方に
「もっと野菜を知って頂きたくて。」
「もっともっと好きになって頂きたくて。」
そんな願いが貴方に届きますように。

2014年02月

皆様こんにちは!

JA長生施設野菜部会青年部様との交流会に参加させていただきました。
長生といえばトマト、メロン、梨、きゅうり、長ネギ等の産地。
中でもトマトは周年栽培が行われ弊社でも大変お世話になっております。
ちなみに 
生産者団体名は 長生(ちょうせい)
トマトの名前は長生(ながいき)トマトです。
部会青年部からは16名。
その他農協、市場関係者からは14名出席という形で本交流会はスタート致しました。

まずは、青年部 部長 
石井 理永蔵様

からのご挨拶。
印象に残った言葉は、
『とまとの戦国時代だ!』

とういうお言葉。
なんでも青年部会の方を引き連れて
各産地に頻繁に行かれ勉強されているようで本気度を感じました。
そんな石井様からも「豊橋」は進んでいるという認識だそうで、
ロールモデルにしていきたいとか。
長生は、首都圏に近く、物流の面でも有効だという事で地産地消じゃないけど
首都圏の消費需要を狙っていきたいそうです。
私もその熱に圧倒されそうになりました。

そして理事の
室川 典弘様
からは、

「トマトが欲しい、欲しいというけど、じゃ実際どれくらいの量が必要なのか? 」
「トマトの量が増えていった時、単価は維持できるのか?」

という質問が。
実際にトマトとメロンを栽培している所をトマト一本で勝負しようと
している農家さんもいるそうで、これは本気で考えてるからこそ出てくる切実な想い。

ここでも本気度を体で感じてしまいました。
その長生イズムは若い世代にも受け継がれていました。
今回参加した青年部会様の中にも
4名の方は今年から農家を始めたの20代の人達
若い世代の方達ともお話をさせていただきましたが、
2世代で農家をやるにあたり、
ハウス等の施設環境整備を若い世代が行い、
苗は親世代が管理を行う
などうまく分担なさってるようです。
若い世代の方のお話を聞いていると、
水耕栽培だから農家をやりたいと思ったという意見もありました。

もしかしたら、
この先何年後かは水耕、溶液栽培のみで土耕栽培には
お目にかかられないという事も。。。
交流会でも話題になりましたが、今の若い世代の方5人に
水耕栽培のトマト
土耕栽培のトマト
を食べ比べてもらった結果。。
全員が水耕栽培のトマトを美味しいと感じたそうで。
やはり時代とともに美味しさの基準も変わっていくものなのか。
それとも年齢の差なのか。。
弊社からの要望は
春トマトと秋トマトの時期が開いてしまわないようにお願いさせていただきました。
夏の北ものトマトが終わりかけで、どうしても軟化したものが多くなってしまうので
秋トマトが色周りが悪かったり、
スタートが遅くなってしまうと外食店舗様、
エンドユーザー様にご迷惑をかけてしまうからですと。
言うのは簡単なんですけど。。
ただ長生さんならやってくれるかなと勝手に思ってしまいました。
後は、今月の大雪で北関東のトマトはかなりの被害があるそうなので
長生さんに頑張って欲しいとお伝えさせていただきました。
今回も熱い仕事に対する情熱をいただいて参りました。

弊社のピッキングセンターはエンドユーザ様と農家さんを繋ぐ架け橋

農家さんの想い、野菜をお客様に。
お客様の要望を農家さんに。


青果物だから難しい面はありますが、
難しいからこそ面白く
色んなチャンスがあるような気がします。
是非、次回も参加させていただきたいなと感じました。
若い世代の人達の現場と成長を感じさせていただきたいと思いました。
勿論、自分ももっと負けないくらい成長して。
長生さんから貰った熱い情熱で、より良いピッキングセンターになるよう
日々精進して参ります。

追伸

雪で被害に遭われた産地は
何かとご困窮のこと、拝察申しあげます。
一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。

甲 将明

「石川県をみなさんに知ってもらいたい!!」

そんな熱い思いの皆さんによって開催されている
「いしかわ百万石マルシェ」に行ってまいりました。
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おしゃれなガラス張りの
リビエラダイニング グランブルー青山店で開催され
会場に入るだけでもドキドキ。

各出展者がブースに分かれ、会場を一周する流れになっており
料理長より各ブースの食材の味を生かした試食料理がふるまわれました。

会場を入ると、あの有名な加賀野菜たち!!
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「北形青果」さん。

各生産者の方の紹介ポップが飾られており、加賀の野菜をアピール。

二塚からし菜のお浸しが紹介されており、
辛みがききながらも甘かったです。
二塚からし菜は葉がギザギザしており葉脈が赤いのが特徴。
火を通すと緑に変わり、シャキシャキとした食感が楽しめます。

れんこんがズラリ!!
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「蓮だより」さん。

普通の蓮根と加賀蓮根は何が違うのでしょうか。
一見、あまり変わらないですが、
普通の蓮根は節間が長く、加賀蓮根は短いのだとか。
また加賀蓮根は、肉厚でもっちりしているのが特徴。

一つ一つ手作りのれんこんチップスも販売されており、
好評のためこれから増産を目指しているそうです。

こだわり有機栽培の野菜
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「西田農園」さん。

食べてみてと勧められたルッコラは、葉がやわらかく
ルッコラ独特の風味が引き立ちながらも、あとから甘みが広がります。
こんなにおいしいルッコラは初めて。

旬、土地に合わせた野菜を一つ一つ大切にされています。

「もてなし加工品」の方から
アンケートに答えてくださいと渡された商品紹介シート。
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石川の食材を使用し、商品を開発。
五郎島金時を使用したバウムクーヘンや
アカモクという海藻を揚げたものや、
中島菜をパスタに入れ込んだものなどアイデア満載。

商品の特性や利用ターゲット、製造工程まで事細かに書いてありました。
東京でも売れるかどうかと、今回参加されたそうですが
私は気に入ったものばかりだったのでぜひ東京にもどんどん売り出してもらいたいです

ほかにも、
能登半島でとれた珠洲の塩に藻や炭を組み合わせたものの紹介、
能登牛と能登豚の生ハムの食べ比べ
などどれも目白押しでした。

30以上もの出展者の方々が想い想いの宣伝をされており
わずかな時間ではありましたが、石川県の食の魅力に触れられました。

南北に長い地形が、海の幸、山の幸と旬を楽しめる地域環境にあると思います。
素材がいくらあっても誰かが利用しない限り
ただただ見過ごされていくだけで非常にもったいない話です。

旬の野菜を提供していくのはもちろん、これからは
伝統、地域に根差している大切な素材の魅力を伝えていけるようにしていきたいです。

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