みなさま、こんにちは。
長野県のまつのベジフルサポーター
野菜ソムリエプロの
戸谷澄子です。
1月も半ばを過ぎて一気に冷え込み、
いよいよ冬本番ですね。
長野では最高気温が氷点下という
凍りつきそうな日が続いています。
こんな時季は生姜(しょうが)の
ぽかぽかパワーで
カラダを芯から温めましょう。
ぽかぽかパワーで
カラダを芯から温めましょう。
今回は、生姜を使った簡単おいしい
お料理をご紹介したいと思います。
キャベツと厚揚げの生姜炒め
キャベツ、もやし、厚揚げを
胡麻油で炒め、生姜、酒、みりん、
醤油のタレで味付けします。
厚揚げは両面に片栗粉をまぶして
カリッと焼きつけるように
炒めるのがポイントです。
炒めるのがポイントです。
生姜の甘辛ダレがよく絡み、
厚揚げもとろっと柔らかく
ふわふわの食感に仕上がります。
生姜たっぷり根菜の豆乳スープ
ゴボウ、レンコン、里芋などの根菜を
ベーコンと炒め、豆乳で煮込みます。
白味噌で味を調え、最後にたっぷりの
おろし生姜を加えます。
豆乳の甘さと、野菜やベーコン、白みそ
のコクに、生姜の辛さと爽やかな香りが
良いアクセントになります。
カラダもぽかぽか温まるスープです。
生姜の香り、ほのかな辛みが
食欲をそそるごはんです。
お酒のあとの〆のごはんに最高!
食欲をそそるごはんです。
お酒のあとの〆のごはんに最高!
肉巻生姜の甘辛煮
千切りにした生姜を豚のバラ肉で巻き
醤油、みりん、酒、はちみつ
で煮からめます。
で煮からめます。
冷めても美味しいので、
お弁当のおかずにも最適です。
お弁当のおかずにも最適です。
香辛料のひとつとして、古くから
世界中で利用されている生姜。
生姜はその使い方によって
効能が違うってご存知ですか?
効能が違うってご存知ですか?
生姜の主な成分は
ジンゲロールとショウガオールです。
生姜を加熱すると、ジンゲロールが
ショウガオールという熱をつくり出す
働きをもつ成分に変わります。
働きをもつ成分に変わります。
すり下ろした生姜を温かいスープや
紅茶などに入れると、血行を良くして
体温を高め、脂肪や糖の代謝を促進し、
血液サラサラ効果もあるので、
生活習慣病の予防にも役立つ
血液サラサラ効果もあるので、
生活習慣病の予防にも役立つ
とされています。
一方、ジンゲロールは生の生姜に
多く含まれている辛味成分のひとつ。
殺菌作用、免疫細胞を活性化、
胆汁の分泌を促進、抗炎症作用など
様々な働きを持っています。
この成分は酸化しやすいので
食べる直前にすり下ろすと
より効果的に摂取できます。
生姜の使い方によって、
その効果も効能も変わります。
カラダを芯から温めたいときは
温かいお料理に活用して、生姜の
ぽかぽかパワーで、この寒い冬を
元気に乗り切ってくださいね。
長野県のまつのベジフルサポーター
野菜ソムリエプロの
戸谷澄子でした。
コメント
コメント一覧 (2)
温まりたい時や風邪の予防には、ショウガ入りのホットドリンクを飲むなど、身近で親しみ深い野菜のショウガ。
もちろん薬味としても、冷ややっこや揚げナスの添え物としてもお馴染みですよね。
そんな身近なショウガではありますが、加熱調理と生食ではその効果や効能が異なるというのは知りませんでした。
地味で調理により原型をとどめることはないショウガですが、料理の価値を各段に上げてくれる正に縁の下の力持ちだと思います。
鮮やかな彩りはなくても、ショウガには香りという素晴らしい特徴があるんですよね。
就農して、野菜に関わることがライフワークになった今、野菜について発見し感動することが増えました。
それまで、気にも留めなかったショウガに関し、今回の紹介記事を読み、新たな発見をし感動することができたことすごく嬉しく思います。
そして、ショウガの良さについて改めて考える良い機会にもなりました。
今回の料理の紹介写真もとても良いと思います。
特に、生姜たっぷり根菜の豆乳スープが秀逸だと思います。
スープの色がカップの色に溶け込んでいるようで、料理と器に一体感が生まれているとおもいます。
全体を写さずに、一部を切り取ることで絶妙な構図バランスが生まれている思います。
また、目的物だけでなく後方のものを写すことで遠近感が生まれ、目的物の存在感が増していると思います(キャベツと厚揚げの生姜炒め)。
私は写真のことは良く分からないのですが、戸谷さんの撮影センスは素晴らしいと思います。
私はこのジャーナルを読むようになり、野菜だけでなく料理が盛られている器にも興味がわくようになりました。
器についても特徴あるものなら教えて頂きたいと思います(産地や銘柄など)。
コメントありがとうございます。
生姜と言えば、薬味やスパイスなど脇役ながら、縁の下の力持ちって感じですよね。
私も生姜で冷え性の体質改善をしているところですが、本当に優れものです。
みなさまにも、温と生食、それぞれの効能を活用してほしいと思います。
器の話ですが・・・。
私は、京信楽焼、小川顕三さんの器が好きで昔から愛用しています。
土のやわらかさ、凛とした華やかさ、どんな料理にも食材にも合う器です。
酒器も味わいがあって素敵ですよ。