こんにちは。
京都府まつのベジフルサポーター
野菜ソムリエ上級Pro、管理栄養士
中本絵里です。
ラーメンの具材として全国的に
人気の青い九条ネギ 。
実は、九条ねぎには、
細ねぎと太ねぎがあることを
ご存知でしょうか?
細ねぎと太ねぎでは、
種が違うため形や色、太さや長さ
風味が異なります。
どちらもそれぞれに良さがあり
細ねぎは薬味などに
太ねぎは煮炊き物 など
風味が異なります。
どちらもそれぞれに良さがあり
細ねぎは薬味などに
太ねぎは煮炊き物 など
特徴を活かした用途があります。
九条太ねぎは
葉が濃い緑色で太く
長さが1m前後になります。
また、その青い葉の内側に
「ねぎあん」と呼ばれる
加熱すると甘くとろけるように
変化します。
変化します。
太ねぎは長さが1mにもなるため
葉が折れてしまいますが
葉が折れてしまいますが
私は折れているほうが柔らかくて
美味しいと思っています。
美味しいと思っています。
このねぎあんは気温が
低下するにつれ増えます。
ねぎあんは水溶性の食物繊維。
特に在来種の九条太ねぎに
多いそうで研究がされています。
美味しくて体にもうれしいお野菜です。
しかし、残念ながら
美味しくて体にもうれしいお野菜です。
しかし、残念ながら
京都でもスーパーなどでは
九条細ねぎが多く太ねぎは
みかけることが少なくなってきました。
九条細ねぎが多く太ねぎは
みかけることが少なくなってきました。
私が小さいころは、すき焼きや鍋には
入っていました。
細ねぎでは、味の濃いすき焼きの場合は
物足りなく感じてしまい
もっと一般的に買えるように
なればなぁと思っていました。
そんな九条太ねぎの流通拡大に
取り組む高校生たちがいます。
京都市にある桂高等学校の
コメント
コメント一覧 (1)
生産量が少なく、全国展開が難しい伝統野菜。
そんな伝統野菜がこれまで大切に受け継がれてきたのは、その形質や食味はもちろんのこと野菜がその土地の文化そのものであったからだとも思います。
そんな伝統野菜をこの先どう守っていくかについては、生産者はもとより我々生活者においてももう一度その価値について考えてみる必要があるのかなと思います。
機能性成分に代表されるように、野菜の持つ力(地域振興、食育、コミュニティ形成など)について、現在注目が集まっています。
新たに生まれてきているこれらの価値観と、元々ある価値をうまく組み合わせることでそれが可能となるような気がします。