みなさんこんにちは!
高知県のまつのベジフルサポーター
シニア野菜ソムリエ 食育マイスターの
斉藤香織です
冬の果物といえばなんといっても柑橘で
すね!
我が南国高知県でも、様々な種類の柑橘
が作られていますが、
今回は高知県四万十市名鹿(なしし)で
作られているポンカンをご紹介します。
名鹿は美しい海と山に恵まれた土地です
ここでポンカンを育てているのは
曽根幸三さん 照美さんご夫婦
ポンカン栽培の曽根農園の傍ら、
レンタルロッジ「ふぃ〜るど」の経営も
されています。
夫婦共にマラソンランナーであり、幸三
さんは元ラガーマンでサーファー!
自分たちの好きなことをしながら、自然
体で生きる姿勢が、ポンカン栽培にも
あらわれています

高知県のまつのベジフルサポーター
シニア野菜ソムリエ 食育マイスターの
斉藤香織です

冬の果物といえばなんといっても柑橘で
すね!
我が南国高知県でも、様々な種類の柑橘
が作られていますが、
今回は高知県四万十市名鹿(なしし)で
作られているポンカンをご紹介します。
名鹿は美しい海と山に恵まれた土地です
ここでポンカンを育てているのは
曽根幸三さん 照美さんご夫婦

ポンカン栽培の曽根農園の傍ら、
レンタルロッジ「ふぃ〜るど」の経営も
されています。
夫婦共にマラソンランナーであり、幸三
さんは元ラガーマンでサーファー!

自分たちの好きなことをしながら、自然
体で生きる姿勢が、ポンカン栽培にも
あらわれています


高知市内で育った幸三さん。
30年前にお父さんが「故郷である名鹿に
戻りポンカン栽培を始めたい」と言った
時にはお母さんが猛反対!
しかし「俺が継いでやるから大丈夫」と
なだめ、その言葉通り、10年前からこの
曽根農園を継いでいます

お父さんは昔から大の柑橘好きだったと
そうで、子供の頃は、ミカンの収穫によ
く連れて行かれたそうです。
「実はとても嫌だったけれど、子供の頃
から触れていたから、美味しいミカンの
見分け方は手が覚えたんだよ!」
お父さんは山を切り開き道をつけ、今で
は園内に330 本の木が植わっています。

今回は私も収穫をお手伝いさせていただ
きました
曽根流ポンカンの収穫は、サイズではな
く色がついたものから順に採ること。
完熟にこだわり、3〜4回に分けて園内
を順に回り収穫していきます。

ポンカンの良いところは?
「自然受粉するところ。そして収穫後に
日もちするところ。」
今収穫したものは、そのまま食べても美
味しいですが、ちょっと若い感じがしま
すね。室内で一ヶ月ほど追熟させると酸
が抜けて食べ頃になります。
今年のポンカンは、2月いっぱいまで
美味しくいただけるそうです

育て方は極力自然に任せています
消毒は最低限。木の根元の草を丸く刈り
虫が入るのを防ぎます
カイガラムシなどは刷毛で丁寧に取り除
きます。

照美さんは「私たちはまだ素人だから」
と謙遜しながらも「木全体に愛情を持っ
て育てることが大切」と言います。
「同じように手入れしても毎年成り方が
違う。だから剪定もいろいろ試して、ま
だまだ勉強中なのよー」

収穫の途中でおかしな光景を見ました。
私の目の高さにあるポンカンがむしりと
られています
‼︎

根元からバッキリ折れている枝
木の下には中身をきれいにくり抜かれた
状態の皮が落ちている。
イノシシの仕業です!

いま全国で鳥獣被害が問題となっていま
すが、名鹿の山にもその被害が広がって
いるのです。
「高知県によると平成15年度の鳥獣によ
る被害額は2億6530万円、イノシシや鹿
による被害は約6割を占めるが、
被害を報告しない農家も多く、被害額は
氷山の一角であるという。」
(2016年12月11日高知新聞より)
人家のある地域でもイノシシは出ます。
サルの被害も増えています。
これらの被害から営農を諦める農家も出
ているそうですが、不耕作地が増えれば
さらに野生動物の活動は活発となるでし
ょう。
今後被害が増えたらここにも防護柵をつ
けなければいけないのか?
しかし、山の上にある園全体を囲うのは
大変な事。地域全体で対策を考えようと
いう話も出ていますが、なかなか前に進
まないのが現状です。。

「でも人も動物も共存しなければいけな
いからね!」
被害は確実に増えていますが、年によっ
て状態も違います。
幸三さんはもう少し様子を見ながら、う
まく共存する方法を考えたいそうです。
名鹿の海から上がってくる潮風と、さん
さんと降り注ぐ太陽の恵みを受け、自然
に逆らわずにポンカンを育てていく。
その姿になんとも言えないおおらかさを
感じました
私は野草と野菜のカフェ
「四万十ふれーばー*ボウサイショクブ
ツカフェ」を営業しています。
今月のメニューには曽根農園のポンカン
が登場しました
「鶏のポンカンジャム煮」

外皮で作ったマーマレードを、鶏肉にプ
ラス!肉が柔らかくなり、甘みと酸味で
コクがでました。
そしてデザートには幸三さんオススメの
食べ方で

外皮をむき房に分けたら、袋の口の部分
を包丁でカットし除きます。
脇に野草であるフユイチゴも添えて、
クリスマスらしさを出しました
もちろん店内でも販売しました。
お土産に大好評!

その他の幸三さんオススメの楽しみ方は
「ポンカン湯」
規格外の果実をお風呂に利用します。
出るときにザルに上げておけば、数日間
は使えるそうです!
良い香りに包まれ、体もポカポカ温まり
そうですねー

そしてご夫婦が経営する
レンタルロッジ「ふぃ〜るど」も少しだけ
ご紹介します。
山小屋のおしゃれな室内
太い丸太で作ったベッドが素敵です!
木のぬくもりに心が癒されます。

こちらは素泊まり専門です
好きな食材を持ち込み、外でBBQも出来ま
すよー
(BBQコンロは無料貸出OK!)

四万十にお越しの際はぜひ
レンタルロッジ「ふぃ〜るど」をご利用
くださいませ
笑顔のご夫婦がお出迎えします
レンタルロッジ「ふぃ〜るど」
http://seas-field.com

高知県のまつのベジフルサポーター
シニア野菜ソムリエ 食育マイスターの
斉藤香織でした
30年前にお父さんが「故郷である名鹿に
戻りポンカン栽培を始めたい」と言った
時にはお母さんが猛反対!
しかし「俺が継いでやるから大丈夫」と
なだめ、その言葉通り、10年前からこの
曽根農園を継いでいます


お父さんは昔から大の柑橘好きだったと
そうで、子供の頃は、ミカンの収穫によ
く連れて行かれたそうです。
「実はとても嫌だったけれど、子供の頃
から触れていたから、美味しいミカンの
見分け方は手が覚えたんだよ!」
お父さんは山を切り開き道をつけ、今で
は園内に330 本の木が植わっています。

今回は私も収穫をお手伝いさせていただ
きました

曽根流ポンカンの収穫は、サイズではな
く色がついたものから順に採ること。
完熟にこだわり、3〜4回に分けて園内
を順に回り収穫していきます。

ポンカンの良いところは?
「自然受粉するところ。そして収穫後に
日もちするところ。」
今収穫したものは、そのまま食べても美
味しいですが、ちょっと若い感じがしま
すね。室内で一ヶ月ほど追熟させると酸
が抜けて食べ頃になります。
今年のポンカンは、2月いっぱいまで
美味しくいただけるそうです

育て方は極力自然に任せています

消毒は最低限。木の根元の草を丸く刈り
虫が入るのを防ぎます
カイガラムシなどは刷毛で丁寧に取り除
きます。

照美さんは「私たちはまだ素人だから」
と謙遜しながらも「木全体に愛情を持っ
て育てることが大切」と言います。
「同じように手入れしても毎年成り方が
違う。だから剪定もいろいろ試して、ま
だまだ勉強中なのよー」


収穫の途中でおかしな光景を見ました。
私の目の高さにあるポンカンがむしりと
られています


根元からバッキリ折れている枝
木の下には中身をきれいにくり抜かれた
状態の皮が落ちている。
イノシシの仕業です!


いま全国で鳥獣被害が問題となっていま
すが、名鹿の山にもその被害が広がって
いるのです。
「高知県によると平成15年度の鳥獣によ
る被害額は2億6530万円、イノシシや鹿
による被害は約6割を占めるが、
被害を報告しない農家も多く、被害額は
氷山の一角であるという。」
(2016年12月11日高知新聞より)
人家のある地域でもイノシシは出ます。
サルの被害も増えています。
これらの被害から営農を諦める農家も出
ているそうですが、不耕作地が増えれば
さらに野生動物の活動は活発となるでし
ょう。
今後被害が増えたらここにも防護柵をつ
けなければいけないのか?
しかし、山の上にある園全体を囲うのは
大変な事。地域全体で対策を考えようと
いう話も出ていますが、なかなか前に進
まないのが現状です。。

「でも人も動物も共存しなければいけな
いからね!」
被害は確実に増えていますが、年によっ
て状態も違います。
幸三さんはもう少し様子を見ながら、う
まく共存する方法を考えたいそうです。
名鹿の海から上がってくる潮風と、さん
さんと降り注ぐ太陽の恵みを受け、自然
に逆らわずにポンカンを育てていく。
その姿になんとも言えないおおらかさを
感じました

私は野草と野菜のカフェ
「四万十ふれーばー*ボウサイショクブ
ツカフェ」を営業しています。
今月のメニューには曽根農園のポンカン
が登場しました

「鶏のポンカンジャム煮」

外皮で作ったマーマレードを、鶏肉にプ
ラス!肉が柔らかくなり、甘みと酸味で
コクがでました。
そしてデザートには幸三さんオススメの
食べ方で

外皮をむき房に分けたら、袋の口の部分
を包丁でカットし除きます。
脇に野草であるフユイチゴも添えて、
クリスマスらしさを出しました

もちろん店内でも販売しました。
お土産に大好評!


その他の幸三さんオススメの楽しみ方は
「ポンカン湯」

規格外の果実をお風呂に利用します。
出るときにザルに上げておけば、数日間
は使えるそうです!
良い香りに包まれ、体もポカポカ温まり
そうですねー


そしてご夫婦が経営する
レンタルロッジ「ふぃ〜るど」も少しだけ
ご紹介します。
山小屋のおしゃれな室内

太い丸太で作ったベッドが素敵です!
木のぬくもりに心が癒されます。

こちらは素泊まり専門です
好きな食材を持ち込み、外でBBQも出来ま
すよー


四万十にお越しの際はぜひ
レンタルロッジ「ふぃ〜るど」をご利用
くださいませ

笑顔のご夫婦がお出迎えします

レンタルロッジ「ふぃ〜るど」
http://seas-field.com

高知県のまつのベジフルサポーター
シニア野菜ソムリエ 食育マイスターの
斉藤香織でした

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