コメント一覧 (2)

1. • 1. 七海大輔
   • 2016年12月21日 18:38
   • 伝統野菜好き、大根大好きな自分にとって今回の記事はとても興味深く拝読させて頂きました。
     大根は作ってよし、鑑賞してよし、食べてよしの三拍子揃った野菜です。
     根も葉もその軸も紫色の女山大根はインパクト大ですね。
     さらに、根における紫と白のグラデーションがとてもキレイです。
     15年かけて育種をくりかえし復活を遂げた女山大根、その過程には並々ならぬ苦労と努力があったはず。
     その苦労と努力に見合う価値のある女山大根はスゴイ大根だと私は思います。
     大量生産が求められる現代だからこそ、少量生産である伝統野菜に付加価値がつくのではないでしょうか。
     女山大根はとても大きいサイズの大根ということなので、収穫時や出荷調整はとても大変だと思います。
     しかしながら、サイズがおおきければ大きいほど収穫時の手に伝わる大根の重量感が大根収穫の醍醐味となると自分では思ってます（女山大根収穫してみたいです）。
     市販の大根は葉がほとんど切り落とされていて分からないのですが、大根の葉形は前田さんが仰る通りすごくキレイだということに就農して初めて気付きました。
     女山大根はそれに加えてキレイな紫色をしているということで見ごたえ十分ですね。
     女山大根のアイスクリームは、キレイな紫色と糖度が高い女山大根由来の甘味も感じることが出来、女山大根の魅力が詰まった一品ですね。
     大根おろしとゼリー、女山大根の紫色素のアントシアニンとレモン由来のクエン酸が生み出す色の変化は、焼き魚やおろしそばを華やかにそして楽しく演出してくれそうですね。
     見て美しい（楽しい）、食べておいしい女山大根！
     素敵な大根だと思います。
2. • 2. 前田なりえ
   • 2016年12月24日 00:24
   • 佐賀県のまつのベジフルサポーター前田成慧です。
     コメント頂きましてありがとうございます。
     大根は捨てるところがないので食卓では大変重宝するお野菜です。
     しかしながら、女山大根は大きすぎる理由から購入者の手を遠ざけているのは事実です。生産者の方々が高齢化し、大きいサイズである女山大根は収穫時の引いたり、運んだり、洗ったりと大変な重労働で冬場の寒さや外で洗う水の冷たさなど本当に大変だと生産者の方から伺います。若手の生産者を今後どう育てるかなど課題とのことです。
     大きすぎる大根は逸話もありまして…
     江戸時代、佐賀藩主へ献上されたそうで「形がはなはだ大きく、牛に女山大根を4本背負わせ殿に献上した」と文献に残り産地にも語りつがれています。
     また伝統野菜の特徴として揃いが悪いとありますが、女山大根は引いてみないと分からない部分も多く、土から出ている部分がキレイだからといって土の中は未知だそうです。
     根の先まで赤いものや赤～白のグラデーションのもの、葉の色も個性豊かで赤の強いもの弱いもの、普通の大根の様な色の葉も時々あり、色の濃いものを選び種取りをしているそうです。
     葉のカタチ、根のカタチ全て観賞向きである女山大根は葉を切り落とさずに販売され、葉にファンが多いそうです。私も色の濃い根や葉や花にまで魅力を感じます。
     素敵な大根と言って下さり本当にうれしいです。
     佐賀県内でも存在を知らない方も多く魅力あふれる女山大根を今後もPRしていきたいと思います。
     興味を持ってくださりありがとうございました。