皆様こんにちは。
岩手県のまつのベジフルサポーター
シニア野菜ソムリエ
アンチエイジングプランナーの
千田広子です。

今日は先日イタリア旅行がてら視察した
ローマのカンポ・ディ・フィオーリ市場
の様子をお伝えいたします。
市場とはいえ日本の卸売り市場とは違い
屋外のマルシェで、野菜やチーズの他
革製品など様々なものが並んでいます。
割とこじんまりとした規模で、近くの
レストランや住民たちが利用しています
 
ナボナ広場やパンテオンなどの観光
スポットからほど近いこともあり、
ツーリストにも便利な立地です。

バルサミコ酢やオリーブオイル、
カラフルなパスタ、スパイス、
オリーブやトリュフの加工品、
乾燥ポルチーニなどお土産品が
たくさんあふれていて楽しい!
      
最初に目に飛び込んで来たのが
プンタレッラ。店先で上手なナイフ捌き
で、余分な葉を次々落として行きます。
苦味が特徴なので切って水に晒して
から売っているお店もありました。
茎がトウダチ気味になっているローマで 
人気のプンタレッラですが
食べるチャンスが無くて残念でした(^^;;

こちらのご主人、奥様が京都のご出身
とのことで親日家でした。イタリアの
野菜売り場の情報をブログに載せたいと
お話して撮影許可をいただきました。
 
イタリアのお店、スーパーマーケットは
基本撮影NGとのことで撮影は控えてい
ましたが、陽気なイタリア人がいっぱい 
の市場(*^_^*)「ポッソ?」とカメラを 
向けると笑顔で「スィ」イエスですね。
ポロネギ、イタリアンパセリ、セロリ、
バジル、万願寺唐辛子のようなピーマン
1ユーロは125円くらい、
価格はキロ当たりの単価です。
 
ロマネスコ、フェンネル、ズッキーニ
日本でもイタリア野菜が大分
ポピュラーになりましたね。
ローマは函館と同じくらいの緯度です。
並んでいる野菜は全てイタリア産との
ことです。ローマ胡瓜も見つけました。
サラダ用にミックスされたものも
店頭販売されています。
カーボロネロはバス移動中の畑にも
ありました。寒さに当たり甘みが
増していることでしょう。
お店の方の話ではミニトマトは主に
調理用で、大きい方は生食とのこと。
カプレーゼなどがそうですものね。

画像左のトマト、不思議な色合い
このトマトだけは7.5ユーロと割高!
洋梨は小ぶりなものから大きいものまで
様々。オレンジやマンダリンは、街中の
雑貨屋や売店にも置いてあります。

ベローナの市場で購入したマンダリンは
6ユーロもしました(泣)
りんごもポピュラーのようです。
フジのような感じで、青リンゴ
もなかなかおいしかったです。 
皮付きのままダイスに切って
オレンジなどと一緒にいただきます。
KACHI、柿は日本にしか無いと
思っていたらイタリアにもありました。

ジェラートのお店でトッピングソースを
頼んだらなんとびっくり柿のソース⁈
私がカカオと聞き間違えた「カコ」は
カキの複数形の発音なのだそう(^^;;
こちらのお店も見応えありますね。
花ズッキーニや赤い縞のインゲン
 
こちらのご主人も素敵な笑顔。
手前の超ジャンボパプリカに注目
右端はプンタレッラ
こちらのお店も美しいですね。
手前にはサボテンがあります。

タネやさんもありました。
カラフルなパッケージに惹かれます。
食用タンポポのタネもありますね。
一番気になったのがアーティチョーク
あまりの美しさにうっとり(*^_^*)

店先で器用にナイフを使って下ごしらえ
外側の固い鱗のような部分をクルクルと
剥き、真中の固い部分をそぎ落とし
レモン水に浸してます。
 
たっぷりのオリーブオイルと水、ニンニ
ク、イタリアンパセリを入れて30分から
45分、柔らかくなるまで煮るのだそう。

ランチは別の地区のカルボナーラという
店でいただきましたが、パスタには
アーティチョークとベーコンと
ペコリーノチーズが入っていました。
こちらも、アーティチョーク
硬い殻のまま素揚げして塩をパラパラ、
まるでポテトチップスみたいです。
真ん中と茎の中はねっとりと美味💕  

市場はとても魅力的。
ずっといても飽きることがないほど。
イタリア人のオシャレなセンスが
市場を魅力的にしているのだと思います
お名前を伺いそびれてしまいました。
いろいろ教えていただきまして
大変お世話になりました。
またいつか行きたいと思います。
「ア ドマーニ!」また明日!
旅行の際の野菜不足には、現地の店で
フルーツの購入をおすすめします。
店は日曜日休みが多いので要注意ですが
きっと新しい発見があると思いますよ。

岩手県のまつのベジフルサポーター
シニア野菜ソムリエ
アンチエイジングプランナー千田広子の
レポートでした。