こんにちは。
京都府のまつのベジフルサポーター
シニア野菜ソムリエ、管理栄養士の
中本絵里です。
野菜は私たちにとって
ビタミン・ミネラル・食物繊維の
優秀な供給源です。
そんな野菜の栄養素をなるべく
無駄にせず食べたい!と思いませんか?
そこで、できるだけ栄養素を無駄にせず
摂取できる食べ方をまとめてみました。
ビタミン・ミネラル・食物繊維の
優秀な供給源です。
そんな野菜の栄養素をなるべく
無駄にせず食べたい!と思いませんか?
そこで、できるだけ栄養素を無駄にせず
摂取できる食べ方をまとめてみました。
ブロッコリーのビタミンⅭ量は
100gあたり120mgと、とても豊富。
100gあたり120mgと、とても豊富。
でも、保存の仕方や調理の方法で
ビタミンⅭの損失は異なります。
貯蔵中におけるビタミンCの変化に
関する報告によると、冷蔵保存中も
関する報告によると、冷蔵保存中も
ビタミンⅭ量はかなり減少し、
室温保存の場合は
さらに著しく減少します。
さらに著しく減少します。
温度が上がると呼吸量が増えるため、
産地での予冷やコールドチェーンに
よる流通がなされています。
しかし、売場では温度管理せずに
陳列されている場合もありますから
温度管理されている売り場で
産地での予冷やコールドチェーンに
よる流通がなされています。
しかし、売場では温度管理せずに
陳列されている場合もありますから
温度管理されている売り場で
長く陳列されているものより
鮮度が良いものを選びましょう。
自宅まで冷蔵保存で届く野菜の宅配便
などを利用するのもいいですね。
なるべく自宅まで低温で持ち帰り
帰宅後は、茹でて冷蔵、
もしくは冷凍保存しましょう。
鮮度が良いものを選びましょう。
自宅まで冷蔵保存で届く野菜の宅配便
などを利用するのもいいですね。
すぐに茹でて冷蔵保存すると
ビタミンⅭの損失を抑えられるため
帰宅後は、茹でて冷蔵、
もしくは冷凍保存しましょう。
不思議なことにカリフラワーは、
室温保存であってもビタミンCの
減少量は多くなく、
冷蔵保存ではあまり変化がないそう。
冷蔵保存ではあまり変化がないそう。
野菜は不思議ですね。
さて、ビタミンⅭは水溶性のため
ゆで調理だと損失は大きくなります。
脂溶性のビタミンは
大きな変化がみられませんが
水溶性のビタミンは
半分ほどになるようです。
ただし、部位で損失は異なり
花蕾はゆで時間が長くなるほど
日本食品標準成分表における
ブロッコリーの生とゆでの成分値を
ブロッコリーゆでの重量変化率110%
を考慮して生のブロッコリー100gと
茹でブロッコリー110gを
比較し確認してみると…
脂溶性のビタミンは
大きな変化がみられませんが
水溶性のビタミンは
半分ほどになるようです。
ただし、部位で損失は異なり
花蕾はゆで時間が長くなるほど
著しくビタミンCなどが失われますが
枝や茎の部分においては、
ビタミンCの損失は少ないそう。
花蕾の調理法は、水を使わない
電子レンジや無水調理などが、
電子レンジや無水調理などが、
特に、電子レンジ調理の場合、
損失がほとんどなくビタミンCを
摂取することができるそう。
摂取することができるそう。
無水調理はビタミンCの摂取では
電子レンジには劣りますが
電子レンジには劣りますが
損失はそれほど大きくないため
こちらもおすすめの調理法ですね。
無水調理や電子レンジ調理の場合も
同じく水溶性のビタミンB1やB2も
損失は少ないそうです。
損失は少ないそうです。
また栄養素を無駄なくとるならば
ポリフェノールの量が
ブロッコリーの部位の中では
葉が突出して多く含むため
購入するときは、葉付きものを選び
葉が突出して多く含むため
購入するときは、葉付きものを選び
コメント
コメント一覧 (2)
自分は理系出身なので毎回興味深く拝読させてもらっています。
さらに、京都のベジフルサポーターということもあり京野菜に関わる記事が多いことも魅力です。
自分は今就農しているのですが、そのきっかけになったほどの地野菜好きです。
京野菜は誰もが知る地野菜の代表格ですよね。
今回のブロッコリーの記事を読んだ感想は、「今まで勿体無い食べ方していたな」ということです。
調理方法は茹でることが多かったし、葉は捨てていました…。
自家菜園で今まさにブロッコリーを収穫しています。
葉も捨てずに食べてみたいと思います。
美味しい食べ方と同じように、栄養価の損失が少ない食べ方もご提案していきたいと考えていますのでとてもうれしく励みになります。
ブロッコリーの葉は、私自身も恥ずかしながら、捨てていました。
少しアクがキツイ気がするので、茹でていただきました。
それぞれの部位で美味しく栄養価を活かす食べ方があるのかなと感じています。
コメントありがとうございました!