皆様こんにちは。
岩手県のまつのベジフルサポーター
シニア野菜ソムリエ
アンチエイジングプランナーの
千田広子です。

季節はあっと言う間に巡り秋
山の木々も色づいて参りましたね。

岩手県はピーマンの生産量が 
農林水産省27年度出荷統計によると
夏秋作全国第2位という産地です。

ピーマンも紅葉するかの如く真っ赤に
なって収穫の最盛期を迎えています。
今日はこの赤いピーマンにご注目下さい
私達が普段食べている緑色のピーマンは
赤くなる前の未熟果で、収穫せずに
成らせておくと熟度が進んで、
真赤に色づいていきます。
 
そもそもピーマンもパプリカも
トウガラシと同じ仲間。赤や黄色に
なってから収穫されるパプリカと同様、
畑で赤くなったピーマンも美味しく
食べることができます。

完熟すると、ピーマンの匂いが和らぎ
フルーティーな酸味と甘みが加わります

画像のオレンジ色がかった方は
収穫後に放置して赤くなったもの。
木成りで赤く熟してから収穫したもの
とは赤の色味が違いますね。  
  image
赤ピーマンは緑のピーマンに比べ
ビタミンCは約1.8倍
ビタミンEは5.6倍
カロテノイドは15倍にもなるという
抜群の栄養価があることを
ご存じでしたか?
赤い色素はカプサンチンと言われる
抗酸化物質で、生活習慣病の予防効果
が期待される機能性成分です。   

お料理やスムージーに使うと
一気に華やぎを増します。
栄養面でも色彩面でも
積極的に摂りたい食材ですね。   
冷凍していた皮付きの柿、パイナップル
パプリカとレモン汁でスムージー
リンゴやトマトなどのミックスジュース
バナナミルクにも、パプリカを入れると
賑やかな色合いになります。

用途に合わせてカットして冷凍しておく
便利です。
これはマグロみたいですね(笑)   
ミキサーで撹拌し、
自家製トマトソースに加えます。
ケチャップを使わなくても、甘さと
鮮やかな赤味が増します。
和の素材ひじきを合わせてみました。
ピーマンの緑と赤で
いつものお惣菜がカラフルに(*^_^*)
ピーマンの色合いと食感を残すよう
繊維に沿って縦に切りました。
くたくたにしたい場合は繊維を
断ち切るように横に切りましょう。

赤くなったピーマンを更に熟成させると
深味のある赤に変わっていきます。   
超熟の赤ピーマンを使って   
糀ペーストを作りました。

米麹と砂糖と醤油を入れて煮る
岩手の郷土料理ピーマンみそを
アレンジしたものです。
       
バゲットにクリームチーズを塗り、
赤ピーマンの糀ペーストを乗せ
大葉やクルミをトッピングすれば
ワインのおつまみになりますよ。
 
このペーストはトマトソースに入れたり
ピザトーストなどにも使えます。
実は私のオリジナルで
只今試験販売中です。

地域資源を使って何か形にしたい!
という思いで作っています。

また、素晴らしい食材である
赤ピーマンの魅力をもっと知ってほしい
需要が伸びて欲しい! 
そんな思いを込めてこの記事を
アップさせていただきました。

参考  「ピーマンみそ」   

以上
岩手県のまつのベジフルサポーター
シニア野菜ソムリエ
アンチエイジングプランナー
千田広子のレポートでした。