みなさんこんにちは!
高知県のまつのベジフルサポーター
シニア野菜ソムリエ
食育マイスターの斉藤香織です
高知県といえば、香酸柑橘類の宝庫!
これらは「酢みかん」とよばれ、昔から
果汁や皮を利用した食文化が発達して
います。
全国的に有名なのは「ゆず」ですが、
ゆず以外にも、「直七」「ゆうこう」
など地域によって様々な「酢みかん」が
あるんです。絞った果汁で魚を〆たり、
寿司飯に利用したり(高知県の寿司
文化も多彩です)とにかくどの家庭でも
使用量が多い!宴会には欠かせない
皿鉢料理にも必ず添えられています。
では我が四万十市の伝統的食文化に
欠かせない酢みかんとは?
それは「ぶしゅかん」
爽やかでやわらかい酸味は、合わせる
素材の味を引き立てる、まさに調味の
名脇役です!
この「ぶしゅかん」の季節がいよいよ
やってきました〜!
高知県のまつのベジフルサポーター
シニア野菜ソムリエ
食育マイスターの斉藤香織です
高知県といえば、香酸柑橘類の宝庫!
これらは「酢みかん」とよばれ、昔から
果汁や皮を利用した食文化が発達して
います。
全国的に有名なのは「ゆず」ですが、
ゆず以外にも、「直七」「ゆうこう」
など地域によって様々な「酢みかん」が
あるんです。絞った果汁で魚を〆たり、
寿司飯に利用したり(高知県の寿司
文化も多彩です)とにかくどの家庭でも
使用量が多い!宴会には欠かせない
皿鉢料理にも必ず添えられています。
では我が四万十市の伝統的食文化に
欠かせない酢みかんとは?
それは「ぶしゅかん」
爽やかでやわらかい酸味は、合わせる
素材の味を引き立てる、まさに調味の
名脇役です!
この「ぶしゅかん」の季節がいよいよ
やってきました〜!
まずは「四万十ぶしゅかん生産者組合」
副組合長の一圓信明さんを訪ねました。
一圓さんは、四万十川の河口に近い
四万十市名鹿で「いちえん農場」を経営
5ヘクタールの広大な敷地内では、土佐
ジローの放し飼いと、その鶏糞を利用
したレモン、小夏、はるか、栗など
農薬にたよらない循環栽培で
果樹を育てておられます
この笑顔を見ればわかりますね。150本
ある木にはピカピカのぶしゅかんが
実っていました
ぶしゅかんの魅力は「主張しすぎない
ところ」と一圓さん。
子供の時から庭木であったぶしゅかんが
好きで、酢の物やめじかの生節との相性
は抜群!もちろん焼き魚にも合うと教え
てくれました。
また8月終わりから9月初旬に獲れる
シンコ(ソウダガツオの若魚)には、薬味
としてのぶしゅかんが欠かせません。
地元民にとっては季節を感じさせて
くれる存在なのですね。
一圓さんがぶしゅかん栽培に力を入れ始
めたのは四年前。きっかけは郷土料理屋
「四万十屋」の代表取締役 田村吉教
さんの声かけです。
「四万十屋」は四万十川の河口に面した
ところにあり、「日本最後の清流四万十
川の食文化をお届けしたい」という思い
で、天然鰻や川えび、川海苔などの四万
十珍味の製造、直売を行っています。
中村飲食店組合(中村は旧市名)の幹事
役をしていた田村社長が、地域の食材を
利用した地域活性化を考える中で思い至
ったのが、地域住民に愛されている
「ぶしゅかん」でした。
ぶしゅかんは別名「百年の生命力」
病気に強く、農薬を使わなくても元気に
育つと言われています。
「昔からの四万十市の食文化に欠かせな
いものであり、良いものだから残って
いる自信があった。」と田村社長。
しかしぶしゅかんは各家庭での調味に
利用されてきた庭木であり、当時果樹
として専門的に栽培している農家は
いませんでした。
各処に栽培をお願いしましたが、生育に
5〜6年かかり、その後の保障が見込めて
いないぶしゅかん栽培に、賛同して
くれる農家は少なかったそうです
そこで田村社長は農家の負担を軽くする
ために、農商工連携事業化を図り、平成
22年に「チームぶしゅかん」を立ち上げ
ました。
その後、県や四万十市も賛同。官民一体
の取り組みで生産農家も徐々に増え、今
では年間18tまでの生産量になりました
果汁を利用した加工品作りも進み、
ポン酢からスイーツ、ドリンクと今では
多彩な展開となっています。
そんな中で今年新たに登場したのが
「BUSHUT!」(ぶしゅっと)
ぶしゅかんを使ったリキュールです
微炭酸で味は二種類。女性好みの甘口と
すっきり飲みやすい辛口。おしゃれな瓶
はお土産やプレゼントにも最適です
すでにお酒といえば「ぶしゅかん酎ハイ」
が四万十市では定番化しており、ほとん
どの飲食店のメニューにもあります。
なぜ今回「BUSHUT!」を企画したので
しょうか?
「これはぶしゅかんの季節が来たというこ
とを伝えるツール。ぶしゅかんの初しぼり
という形で、内外に発信する機会を作りた
かった。」
なるほど先日の「BUSHUT!」
お披露目会
「ぶしゅかんヌーボー解禁パーティー」
は大盛況でした
地元の方々もこの季節を
待ちわびていた!
という喜びが感じられました
ここまでぶしゅかんが盛り上がってきた
背景には、田村社長の並々ならぬ努力が
あったに違いありません。
今では「チームぶしゅかん」に若い力も
加わりました。今後ますます四万十市の
特産品としてぶしゅかんが広まっていく
ことでしょう。
加工品はもちろん、本当は青玉で味や
香りを楽しんでもらいたいぶしゅかん
ですが、実は収穫後にすぐに色が
変わってしまうのが問題です。
しかし、現在梱包材などを改良中だと
いうこと。来年度には、温度管理も
含め遠方にも新鮮な青玉を安定して
お届けできるように
なるのではないでしょうか
ぜひみなさんにも、この爽やかな味と
香りを体験していただきたいものです。
絶対やみつきになりますよ〜
ぶしゅかんについてのお問い合わせは
四万十ぶしゅかん株式会社
高知県四万十市山路2494-1
Tel 0880-31-9211/Fax0880-36-2588
http://busyukan.shimantoya.com/product
.html
最後までお読みくださり
ありがとうございました
高知県まつののベジフルサポーター
シニア野菜ソムリエ
食育マイスターの斉藤香織でした。
副組合長の一圓信明さんを訪ねました。
一圓さんは、四万十川の河口に近い
四万十市名鹿で「いちえん農場」を経営
5ヘクタールの広大な敷地内では、土佐
ジローの放し飼いと、その鶏糞を利用
したレモン、小夏、はるか、栗など
農薬にたよらない循環栽培で
果樹を育てておられます
この笑顔を見ればわかりますね。150本
ある木にはピカピカのぶしゅかんが
実っていました
ぶしゅかんの魅力は「主張しすぎない
ところ」と一圓さん。
子供の時から庭木であったぶしゅかんが
好きで、酢の物やめじかの生節との相性
は抜群!もちろん焼き魚にも合うと教え
てくれました。
また8月終わりから9月初旬に獲れる
シンコ(ソウダガツオの若魚)には、薬味
としてのぶしゅかんが欠かせません。
地元民にとっては季節を感じさせて
くれる存在なのですね。
一圓さんがぶしゅかん栽培に力を入れ始
めたのは四年前。きっかけは郷土料理屋
「四万十屋」の代表取締役 田村吉教
さんの声かけです。
「四万十屋」は四万十川の河口に面した
ところにあり、「日本最後の清流四万十
川の食文化をお届けしたい」という思い
で、天然鰻や川えび、川海苔などの四万
十珍味の製造、直売を行っています。
中村飲食店組合(中村は旧市名)の幹事
役をしていた田村社長が、地域の食材を
利用した地域活性化を考える中で思い至
ったのが、地域住民に愛されている
「ぶしゅかん」でした。
ぶしゅかんは別名「百年の生命力」
病気に強く、農薬を使わなくても元気に
育つと言われています。
「昔からの四万十市の食文化に欠かせな
いものであり、良いものだから残って
いる自信があった。」と田村社長。
しかしぶしゅかんは各家庭での調味に
利用されてきた庭木であり、当時果樹
として専門的に栽培している農家は
いませんでした。
各処に栽培をお願いしましたが、生育に
5〜6年かかり、その後の保障が見込めて
いないぶしゅかん栽培に、賛同して
くれる農家は少なかったそうです
そこで田村社長は農家の負担を軽くする
ために、農商工連携事業化を図り、平成
22年に「チームぶしゅかん」を立ち上げ
ました。
その後、県や四万十市も賛同。官民一体
の取り組みで生産農家も徐々に増え、今
では年間18tまでの生産量になりました
果汁を利用した加工品作りも進み、
ポン酢からスイーツ、ドリンクと今では
多彩な展開となっています。
そんな中で今年新たに登場したのが
「BUSHUT!」(ぶしゅっと)
ぶしゅかんを使ったリキュールです
微炭酸で味は二種類。女性好みの甘口と
すっきり飲みやすい辛口。おしゃれな瓶
はお土産やプレゼントにも最適です
すでにお酒といえば「ぶしゅかん酎ハイ」
が四万十市では定番化しており、ほとん
どの飲食店のメニューにもあります。
なぜ今回「BUSHUT!」を企画したので
しょうか?
「これはぶしゅかんの季節が来たというこ
とを伝えるツール。ぶしゅかんの初しぼり
という形で、内外に発信する機会を作りた
かった。」
なるほど先日の「BUSHUT!」
お披露目会
「ぶしゅかんヌーボー解禁パーティー」
は大盛況でした
地元の方々もこの季節を
待ちわびていた!
という喜びが感じられました
ここまでぶしゅかんが盛り上がってきた
背景には、田村社長の並々ならぬ努力が
あったに違いありません。
今では「チームぶしゅかん」に若い力も
加わりました。今後ますます四万十市の
特産品としてぶしゅかんが広まっていく
ことでしょう。
加工品はもちろん、本当は青玉で味や
香りを楽しんでもらいたいぶしゅかん
ですが、実は収穫後にすぐに色が
変わってしまうのが問題です。
しかし、現在梱包材などを改良中だと
いうこと。来年度には、温度管理も
含め遠方にも新鮮な青玉を安定して
お届けできるように
なるのではないでしょうか
ぜひみなさんにも、この爽やかな味と
香りを体験していただきたいものです。
絶対やみつきになりますよ〜
ぶしゅかんについてのお問い合わせは
四万十ぶしゅかん株式会社
高知県四万十市山路2494-1
Tel 0880-31-9211/Fax0880-36-2588
http://busyukan.shimantoya.com/product
.html
最後までお読みくださり
ありがとうございました
高知県まつののベジフルサポーター
シニア野菜ソムリエ
食育マイスターの斉藤香織でした。
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