兵庫県のまつのベジフルサポーター
野菜ソムリエ 
フードライターの坂田理恵です。

兵庫県南部地域に位置する淡路島
その面積はおよそ592平方キロメートル

歴史の古さや面積の広さで
日本一の湖、滋賀県の琵琶湖の中に
すっぽりと隠れてしまうほどの
大きさですが、瀬戸内海では
最も大きな島です。

温暖な気候で、農林水産業も盛んな
淡路島で、とてもかわいらしい野菜に
出会うことができました。

その名は、
メキシカンサワーガーキン

名前は長いけれど、小さくて可愛い
野菜をご紹介いたします。
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独特の縞模様が入った
メキシカンサワーガーキン
実はこれ、きゅうりなんです。

直訳すると
メキシコの酸味のある小さなきゅうり
なのだと、生産者さんから
教えていただきました。
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淡路島メキシカンサワーガーキン
栽培を手がけるのはF.W.A
山下敏彦さん。

淡路島の若手農家が集まり、
生い立ちのわかる
ハーブと野菜を届けることを
コンセプトに活動し
まつのに野菜を納めていただいている
フレッシュグループ淡路島
提携メンバーのおひとりです。

大阪でアパレル関連や音楽の仕事に
携わっていた山下さん。
いつの時代も必要とされる「食」に
打ち込みたい、と淡路島へ移住して
農業研修を始めたのが2010年。
3年間の研修を終えて、本格的に
農作物の栽培を始めました。
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この小さなきゅうりの栽培は
今年初めてのチャレンジ。
2月に種を蒔き、定植したのが5月。
100株からのスタートでした。
最初は、なかなか大きくならずに
かなり心配されたようです。

1カ月半がたった頃、ようやく
葉っぱが茂り始め、よく見ると
小さな可愛らしい花が咲いていました。
その黄色い花は、やっぱりきゅうり!
そして小さな命が実を結んでいました。
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病気にも強く、生命力に富んだ
小さな実がたわわに育っています。
2〜3センチほどのミニきゅうりは、
ひとつずつ丁寧に収穫されます。

地域によって差はありますが、
関西周辺では露地物のきゅうりの収穫は
8月のお盆過ぎ頃までが目安。
メキシカンサワーガーキン
7月から10月頃まで収穫できるのも
魅力のひとつです。
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定植したばかりの頃は、
ほんとうに育つのかと、不安になった
こともあった山下さんですが、
今ではこんなにこんもりとした
きゅうりの森ができあがりました。

実が完熟すると、ぽとりぽとりと
落下します。
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出荷は、若手農家グループ
フレッシュグループ淡路島を通じて
おもに兵庫県内の飲食店へ
届けられています。

お取引のあるシェフのみなさんは
食のトレンドにも敏感です。
話題性のあるもの、めずらしいものが
あれば、どんどん提案してほしい、
とのご要望も、生産者さんにとっては
うれしい限り。励みにもなります。

メキシカンサワーガーキン
積極的にご提案を続けるうちに
口コミで噂が広がり
お問い合わせも増えているのだそう。
食のプロから認められる作物を
育てることに喜びを感じる、と
山下さんは語ります。
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あの小さなすいかみたいなの
欲しいんですけど・・・と、
プロのシェフからお問い合わせが
あるというミニきゅうり。
名前を覚えるのも大変ですが(笑)
見れば見るほどかわいらしく
なんだか愛着がわいてきます♪
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指先でつかめるほどのミニサイズ。
みずみずしいきゅうりの香りと
きゅっと引き締まるような酸味が特長。
暑さに疲れたカラダをシャキッと
目覚めさせてくれるような食味を
ぜひ一度味わっていただきたいです。
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サラダのきゅうり
まだ切って使ってるの??
そんなキャッチフレーズを
楽しげに披露してくださった
生産者の山下さん。

いつものサラダに
切らずに使うきゅうり」を
添えてみました。
鮮やかなオレンジと黄色は
スティックパプリカ。
フレッシュグループ淡路島
提携メンバーさとう農園さんから
分けていただいたもの。
甘くてジューシー、種もまるごと
食べられるということで
種つきのままザクザクと切って
一緒に盛り付けました。
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きゅうりといえば、定番のピクルス。
実自体にも酸味がありますが、
お酢、お水、塩、砂糖、
ローリエやピンクペッパーを入れ
加熱してピクルス液を作りました。
熱いうちにビンに注ぎます。
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サラダそうめんにも添えてみました。
種のほうを上に向けると
まるでトマトと見分けが
つかなくなってしまいました(笑)
豚肉の冷しゃぶと錦糸玉子を
トッピングして、そうめんつゆを
回しかけるぶっかけスタイルで
いただきました。
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小さくてかわいらしいきゅうり
メキシカンサワーガーキン
飲食店やご家庭の食卓でも
きっと人気者になれるのでは、と
期待を寄せています♪

お問い合わせは下記をご覧ください
フレッシュグループ淡路島
http://www.freshherb.jp/

兵庫県のまつのベジフルサポーター
野菜ソムリエ
フードライター 坂田理恵でした。