6月27日、28日の2日間、
長野・山梨方面への社員研修を実施。
先日は、長野県菅平高原にある
自社集荷センターでの研修の様子を
レポートいたしました。

その様子はこちらからご覧いただけます
http://blog.matuno.co.jp/archives/1059020287.html

さて、今日は研修レポートの
第二弾をお届けいたします。

菅平を後にしてやって来たのは
長野県千曲市の杏里庵様。
日本有数のあんずの生産地として
知られる長野県。ことに千曲市は
比較的温暖な地域であり、
果樹の栽培が盛んです。
古くから「あんずの里」として知られ
県内でも生産量の多い地域です。

あんずが最盛期を迎えている杏里庵様で
収穫体験を行いました。
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ほとんどの参加者はあんずの収穫初体験
あんずの収穫期は大変短く、
例年6月下旬頃から7月中旬頃が目安。
そのため、生食用で市場に出回るものが
少なく、特にめずらしいのです。

旬を大切にするまつのでは
収穫の時期を迎えている今の時期に
貴重な体験をしてもらいたい
との思いから、あんずの収穫体験
研修プログラムに組み込みました。
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園内で収穫できるのは、赤味がかって
甘酸っぱい「信州大実
昭和34年から育成が始まった品種で、
「新潟大実」に「アーリーオレンジ」を
交配して作られたもの。
昭和55年には品種登録も行われました。
その名の通り、大きくしっかりとした
実で、甘みとともに香りのよさも特長。
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そして、黄色いのは「昭和
別名を「新潟大実」ともいい、
酸味が強く、ジャムやシロップ漬けなど
加工品に適しています。
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ひとつひとつ色や香りを確かめて
時々味見をしたりしながら
摘み取り用の袋に次々に入れていきます。
持ち帰り用に1kgほど収穫させて
いただけるのですが、1kgというと
意外にも量があり、テキパキと
摘まなければ時間が足りません!
背の高い木は、はしごを利用して収穫。
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収穫を終えると、きちんと
計量していただけます。
1kgに満たなかった人にはお店のかたが
いくつか補充してくださいました。
店舗では、高級品種の「信山丸」も
量り売りで購入可能です。
また、ドライフルーツなどの
加工品も販売されていました。
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あんずは、収穫した直後から追熟が
始まります。摘み取った時には
まだ少し固さもありましたが、
数日経つと、ほどよいやわらかさに
なりました。
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仕事では目にする機会はあっても
なかなか食べるチャンスが
なかったあんず。
産地を見て知り、味を知る
大変貴重な機会となりました。

その経験を業務にも大いに発揮して
これからもますます頑張りましょう!
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信州・長野のあんずについては
こちらも併せてご覧ください。

●フレッシュなアンズの魅力♪
【長野県千曲市】

http://blog.matuno.co.jp/archives/1005938213.html