皆さまこんにちは
石川県のまつのベジフルサポーター
野菜ソムリエ 本田智世です

加賀野菜・五郎島金時の産地として
知られている金沢市五郎島地区に
『五郎島農園』のブランドいちご
『五郎の恋人』があります
五郎の恋人 (12)
日本各地に美味しいいちごがありますが
「若い人に農業をやってもらいたい!」
「夢のある農業、儲かる農業を!」と
ここ石川で新たないちごの
ブランド化を目指しています
五郎の恋人 (6)
五郎島地区では、他にもいちごの栽培を
手がける生産者様がいらっしゃいますが
その中のひとつ、滝本農園さん

今、育てている品種は『アルビオン』
いちごは冬から春にかけて花が咲き
実を付ける一季なり性と
最適な条件(気温)があれば
花をつけ収穫できる四季なり性があり
五郎の恋人 (3)
「アルビオン」は四季なり性で
カルフォルニア大学で開発された
大きく果皮が固めで色は濃紅色
甘酸っぱいの言葉通り
甘さと酸味のバランスが
とても良いいちごです
五郎の恋人 (2)
日本には主に夏採りいちごとして
導入されています。
四季なり性はとても繊細で
気温が高くなりすぎたり
日が短くなると成長が弱くなり
実際には、ハチ等の虫が活躍している
時期でないと実が付かないので
通年というのは難しいようです

滝本農園さんは3月下旬に苗を植え、
5月頃~収穫。
一季なり性のいちごが途切れる時期を
メインに栽培されています

寒い方が味が良くなるが収量は取れない
冬場は日照時間が短く、燃料費もかかる
北陸ならではの苦労もあります

栄養も与え摘果・摘花し、
病害虫に気を付け
花の付き方・株の状態をみて
バランスをとることが
大事だとおっしゃっていました

「五郎島農園」内藤保英社長(写真右)
「滝本農園」滝本正人代表(写真左)
五郎の恋人 (5)
「五郎の恋人」を使ってデザートを
作ってみました
ロールケーキの生地には
岩手県のまつのベジフルサポーター
千田広子さんおすすめ
小松菜パウダー(製造販売かさい農産)を
使って、新緑の季節をイメージした
鮮やかなグリーンに仕上げてみました
五郎の恋人 (10)

五郎の恋人のほどよい酸味が甘みの
あるケーキに合い、ほんのり小松菜の
風味が感じられます。

五郎の恋人は大きく
切っても実がしっかりしているので
食べ応えがありました

五郎島農園では、5月9日に内灘町の
道の駅「内灘サンセットパーク」の
売り場を全面改装し
リニューアルオープン
五郎の恋人 (9)
東京都中央区勝どき「太陽のマルシェ」
にも出店された、内藤社長による
ボタニカル・マルシェ風 道の駅
五郎の恋人 (13)
内灘町や県内各地の農産物や加工品
に加え、スパイスやハチミツ、
ピクルスなど全国各地の
オリジナル加工品が「市場風」に
並んでいます
五郎の恋人 (7)
軽食を取れる食堂や
テラスにはテーブルと椅子があり、
カフェで買ったコーヒーを楽しみながら
白山連峰や河北潟、日本海の雄大な
風景を楽しめるようになっています

道の駅から見える
内灘町のランドマークとなっている
「サンセットブリッジ内灘」は
夜間にライトアップされ辺りを
ロマンチックな雰囲気に包みます
五郎の恋人 (14)
内灘町方面へお越しの際は
ぜひお立ち寄りくださいね

石川県のまつのベジフルサポーター
野菜ソムリエ 本田智世でした