みなさま、こんにちは。
北海道のまつのベジフルサポーター、
シニア野菜ソムリエ、
6次産業化プランナーの
田所かおりです

今回訪れたのは、
北海道富良野市に位置する
かまだふぁ~むさん

東側に大雪山連峰十勝岳が連なり、
西側には夕張山系芦別岳に囲まれた、
とても景色が美しい場所です

今回ご紹介するのは、奥様の
鎌田奈美子さんが作るお野菜です
鎌田奈美子さんが作るお野菜です

ある時、玉ねぎを売り込みに行った
カフェ『麦秋』さんから
レタスはないのか聞かれたことが
きっかけで、
もともと研究熱心だった
奈美子さんに火がつき、
シェフの要望に応える
野菜作りが始まりました

奈美子さんの野菜作り。
今では、
葉物、根菜、果菜類、ハーブなど
少なく見積もって70種類

これが欲しい、
あれが欲しいという声にお応えして
この数になったのだそうです。
最近は、
この品目はこの品種というように、
お気に入りの品種が
揃ってきたそうです。
奈美子さんが作る野菜用のハウスは
全部で4棟。
果菜類メインのハウスは、
品目によって
1株だったり、3株だったり、
野菜たちが所狭しと同居していて
ワンダーランドのようでした

あちらこちらに生えている
シソやディルも、
シソやディルも、
実は計画的に栽培されているもの。
わざと種を落としておいて、
自然と生えてきたものの方が
早いタイミングで収穫できるんだそう。
葉物野菜のハウスは
ストライプとグラデーションが美しい
アート作品のようでした。
シーズン中に途切れないように
しています。
そうすれば、
メニューに載せやすいでしょ。
と奈美子さん。
一人で栽培しているので、
本当に時間がない、
だから、
面倒だけど、間引かなくても良いように
種まきの時の株間は厳密に調整し、
配列も決まっているのだそうです。
奈美子さんの研究成果は
それだけではありません。
珍しい野菜の栽培方法は
自ら編み出されたもの

例えばエンダイブは、
日光に当たりすぎると
緑が濃くなり苦くなりすぎるからと、
カリフラワーの間に植えたり、
軟白栽培をされていました。
美味しくて、虫がつきにくい早生のもの
お皿にのったときの彩りまで
考慮に入れた
作りやすい品種を追い求め、
試験栽培を続けられています。
そんな奈美子さんが作る野菜のファンは
沢山いらっしゃるそうで、
直接取引以外にも、
エーコープのもぎたて市に
シェフと思しき方が
開店と同時に買い物に来られるのだそう
これ以上、作業量が増えることは
時間がなくて難しい。
でも、これが欲しかったんだ!と
思ってもらえる確率を
今できる範囲で高めていきたい。
だから、
もぎたて市で購入してくださっている
シェフの皆様に、
どんな風に使われていて、
どんな野菜が、
どんな野菜が、
どのくらいの大きさで欲しいのか
もぎたて市コーナーに
フィードバックが欲しいと
フィードバックが欲しいと
笑顔でお話くださいました

これからのシーズンは作業量が増え、
とてもお忙しいとのことですが、
また是非訪れてみたいです。
かまだふぁ~むさんを後にし、
奈美子さんが野菜づくりをする
きっかけとなった
カフェ『麦秋』さんにお邪魔しました

奈美子さんの野菜を使ったものを
ということで、
おすすめいただいた
ピザランチをオーダー

パッと目に入ったのは、
色彩も葉の形も
バリエーション豊かな葉物野菜。
一口食べれば、
軽いピザ生地に優しい味の卵とチーズ。
そして、
時々くるアンチョビの
塩味のアクセントに
歯ざわりのよい野菜が爽やかで、
大きいかな…と思ったビザも完食

とても美味しくいただきました

かまだふぁ~む奈美子さんのお野菜は、
以下のお店で出会うことができます。
◆エーコープフォレスト店 もぎたて市
北海道富良野市新富町2ー5
◆麦秋 kichen café and pizza
北海道富良野市北の峰町3番38号
ぜひ、富良野を訪れた際は
お立ち寄りください

以上、
北海道のまつのベジフルサポーター、
シニア野菜ソムリエ、
6次産業化プランナーの
田所かおりのレポートでした

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