全国視察では
加工品の情報収集もテーマの一つ。
野菜・果物は産地での出荷の段階で
規格外品としてはじかれるものがあり、
流通段階でも経時変化による傷み等で
どうしてもロスが出てしまいます。
この「もったいない」を
何とかできないか。
社内で試しに始めた乾燥野菜・果物が
思いのほか各方面からご好評をいただき
現在、商品化に向け検討を重ねています。
その一環として
山口県の食品乾燥機メーカー
ご用意いただいた数々のサンプル。
製塩釜の製造から始まり、
昭和3年(1928年)には大蔵省専売局より
業界最古参の葉たばこ乾燥機メーカーに指定、
そして食品乾燥へと
事業を広げてこられた企業様です。
野菜・果物には乾燥工程で色が劣化する
変色温度帯がそれぞれあり、
独自技術のセンサーで変色を防ぐことが
水分量が多く乾燥が難しいといわれる
トマトのゼリー部分もこの仕上がりです。
香りと味はそのままに水分を抜くことで
味わいが濃縮され
原体を超える美味しさでした。
多い分野ではありますが
「作ったはいいが売り先がない」という
ケースも少なくないとお聞きします。
価値あるものをお客様に“つなぐ”ことが
まつのの役目。
社長の弁にも思わず熱が込もります。
どんなご提案ができるか
来年夏に予定するセンター移転・拡張時の
設備導入、本格的な商品化に向けて
引き続き検討を重ねて参ります。
木原製作所の皆さま、ご案内頂いた
野菜ソムリエコミュニティ山口の皆さま
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