こんにちは

香川県のまつのベジフルサポーター
アクティブ野菜ソムリエ
メンタルフードマイスター
川村 章子です

今日は、風邪を予防し、
家事も楽にしてくれるお助けマン、
いや、お助けフルーツのネーブル
についてお伝えしたいと思います

 「ネーブル」って、英語で「おへそ」の
ことってご存知でしたか
底の部分にあるくぼみがおへそ
に似ていることから、ネーブルオレンジ
とよばれています。
確かに似ていますね

ne-buru
ネーブルの旬は秋~春。
一般的に出回っている輸入の
ネーブルはワシントンという品種。
11月~4月は大産地の
カリフォルニアから、
夏場は南半球から輸入されます。
国産ネーブルは12~3月が旬
香川県では、2~3月に旬を迎えます。
ちなみにネーブルが終わる頃には
おへそのないバレンシアオレンジが
出始めます

オレンジの原産地は、インドのアッサム
地方ですが、ネーブルの原産地はブラジル。
ネーブルは、ポルトガル人によって
ヨーロッパからブラジルに伝わった
「セレクタオレンジ」の枝変わりです。
19世紀にその種がアメリカに渡り、
育成されてワシントンネーブルと
名づけられ、広く栽培されるように
なりました。
日本には、明治時代にアメリカから
和歌山県に渡ったあと、
大三島ネーブル、吉田ネーブル、
白柳ネーブルなどが生産されています。

栄養価は、果物の中でもトップクラス
特に抗酸化作用のあるビタミンCや、
粘膜を保護するβカロテンが多いです。
 
また、毛細血管を強くし、動脈硬化の
予防になるといわれるビタミンPは、
皮の白い部分に含まれます。そのほか
血圧の安定などを助けるカリウム、
腸内環境を整える食物繊維も含むので、
かんきつ類は、風邪の予防はもちろん
生活習慣病予防や食欲増進、
ストレス解消、美肌など
多くの効用があるので、
しっかり摂りたいですね

先日、「フルーツ王国」と呼ばれる
三豊市で、ネーブルを自家用に栽培
されている知人の畑へ、収穫に
お邪魔させて頂きました。
出荷はなさらず、100本程植わった
畑は毎年、知人に開放されて
いらっしゃいます。
それほど、香川でかんきつ類は
身近な木といっても
過言ではありません

ネーブル1

樹齢15年は超えている力強い木で、
地面を見ると、落ちているネーブルが
ありますが、これは完熟の印
私は主に完熟ネーブル拾いを
楽しませて頂きました

ネーブル地面

早速自宅でカットすると、
ネーブルには種がほとんどなくて、
とっても食べやすい 

dannmenn

酸味と甘みのバランスがよく、
味が濃くておいしい

その酸味と甘みを活かして
チキンとネーブルの甘酢あんに

chiken


他に、搾ってジュースで頂いたり、
ちょっと加工しても

ネーブル×お砂糖でコンポート
ネーブルのパウンドケーキに添えて。

paundocake


搾ったネーブルでゼリー
カップケーキにも

3shu


加熱するとやや苦味が出るのですが、
それもオトナの味

また、食べ終わったオレンジや
みかんの皮は捨てないでくださいね

リモネンという精油成分は、
さやわかな香りでリラックス効果や
ストレスから解放する作用があるのと、
油分を分解する作用があります
お風呂に入れると香りを楽しめ、
お肌や浴槽の汚れ落としにもなり、
一石二鳥ですよ 
 
クエン酸も含まれるので、
水垢落としにもぴったり
キッチンでは油汚れのひどいものに、
皮をこすったり浮かべます。
皮の白い部分で磨くと、汚れが取れ
やすくなります。天然のお掃除グッズ
で、ピッカピカにしてみては
いかがでしょうか

最後までお読みくださり、
ありがとうございました

香川県のまつのベジフルサポーター
アクティブ野菜ソムリエ
メンタルフードマイスター
 
川村 章子でした