みなさま、こんにちは。
北海道のまつのベジフルサポーター、
シニア野菜ソムリエ、
6次産業化アドバイザーの
田所かおりです。
北海道は一面雪景色
店頭に並ぶ葉物野菜は
ほとんどが本州産です。
この時期の北海道産葉物野菜といえば
雪の下キャベツ

紹介されています。
今回はそんな雪の下キャベツの
収穫と選果を取材しに
岩見沢市の生産者
前田さんは
100年以上続く農家の
4代目でいらっしゃいます。
4代目でいらっしゃいます。
6年前にUターンされ、
キャベツを作り始めて
3回目のシーズンを迎えられました。
3回目のシーズンを迎えられました。
糖度11度越えの
雪の下キャベツを作るきっかけは、
みねのぶ農協が管轄する地域の
若手生産者が集まったグループ、
『カラフル』からのお誘いを受けたこと。
グループのモットーは
『自分たちで作って自分たちで売る』
雪の下キャベツも、
自分たちで栽培し、
自分たちで販売されています。
岩見沢といえば、
お米、タマネギ、白菜が
主要生産作物。
主要生産作物。
実は、前田さんの生産作物も
タマネギがメインです。
冬場はタマネギの苗たてがあるから
ハウスが潰れないように
ずっと家にいないといけない。
収入を増やすために
家に居ながら出荷できるもの
ということで始められたそうです。
そのため、キャベツ栽培は
雪が降る時期に合わせた作型です。
一箇所にキャベツを集め、
雪が積もるのを待ちます。
そして、雪の下になったキャベツを
1月から2月に注文に合わせて
掘り起こし、選果作業を経て
出荷されます。
収穫作業は手作業で行われます。
除雪機が通った後にできる
白い壁の通路の先を
スコップで雪を掘り進め、

雪の下キャベツを
ソリで運びます。
収穫の後は選果作業です。
傷みや凍れを確認しながら、
外葉を剥ぎ調整します。
収穫作業は、天候が悪い時は
どうされるのですか?という質問に、
「吹雪でも、なにしてもやるよ。
保存はできるけどね。」
とのお答えが。
厳しい寒さの中の作業に、
頭の下がる思いでした。
(取材日の最高気温は-2.8℃
最低気温は-8.8℃)

おすすめの食べ方を伺ったところ、
「生ではなくて加熱向き。
ロールキャベツや鍋物が
最高に美味しいよ。」
と教えてくださいました。
ということで、
お次は、外葉を使った
キャベツのポタージュ
硬めの外葉をポタージュに。
ポタージュの上のグリーンは、
ポタージュの上のグリーンは、
キャベツの仲間のプチヴェールです。
そして、
彩り温野菜
キャベツの中心部分と
彩りの美しい野菜を温野菜に。
甘みが凝縮されるキャベツの芯を
まるごといただけます。
キャベツの栄養素の中には、
胃の粘膜を守る働きのある
ビタミンU(別名:キャベジン)など
熱に弱い成分も含まれています。
これらの栄養素を摂りたい方は、
生で召し上がってくださいね!
前田さんの所属されている
『カラフル』の雪の下キャベツは
札幌市内のコープで
2月中旬まで販売されています。
ぜひ、甘味のぎゅっと詰まった
雪の下キャベツを
召し上がってみてください!
以上、
北海道のまつのベジフルサポーター、
シニア野菜ソムリエ、
6次産業化アドバイザーの
田所かおりのレポートでした

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