こんにちは。
香川県のまつのベジフルサポーター
アクティブ野菜ソムリエ
ベジフルビューティーセルフアドバイザー
メンタルフードマイスター2級
川村 章子です。
2016年もどうぞよろしく
お願い申し上げます。
 
今回は、子どもたちに人気の野菜で、
まるでブーケや茂った木を連想させる
ブロッコリーについてお伝えします。
朝露をはじき飛ばすかのような、
元気いっぱい栄養たっぷりの優等生! 
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ブロッコリーはアブラナ科、キャベツ
の仲間で、2世紀頃にはローマで
ケールを改良して栽培されたといわ
れる、古くからある野菜です。
 
しかし、日本には明治時代に伝わり、
一般に普及したのは昭和40年代と、
日本ではまだ新しく、急成長した
野菜で、日本名はミドリハナヤサイ
(またはメハナヤサイ)です。
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2014年の生産量は、北海道、愛知、
埼玉、香川、長野の順で、旬は冬~春
ですが、海外からの輸入量も多いです。
輸入される時はつぼみが花咲かせない
ように、チルドで輸送されます。
  
栄養価はビタミンA・Cや鉄、亜鉛、
カリウム、食物繊維、カルシウムなど、
栄養価が高く、花蕾のビタミンCは、
なんとレモンの約2倍。
茎にもビタミンA、Cが豊富に含まれ、
美肌効果や、活性酸素を抑え、ストレスの
軽減作用、風邪予防効果があります。
ほかに、クロムはインスリンの効果を高め、
糖尿病にも効果があるといわれます。

また、細胞の突然変異を抑えたり、変異し
た細胞をもとの正常な細胞に戻すなど、
発がん性物質を解毒する効果があると
期待されています。
特にブロッコリーの新芽のブロッコリー
スプラウトが注目されています。
ブロッコリーって栄養価が高く、
食べやすくて、冬野菜の優等生ですね。
 
紫色を帯びたものは、低温下育ちで
アントシアン色素の表れです。
ゆでれば緑色になり、味は変わりません。

ブロッコリーを選ぶ時は蕾が固く密集
していて、中央が盛り上がり、緑色の
濃いものがおすすめです。
 
そんなブロッコリーなのに、いつも
メインディッシュの名脇役的存在。

メインのお料理に使ってみませんか? 
こちらは、クリスマスに
料理教室で各自作ったツリーです。
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こちらは、ブロッコリーのまるごとグラタン
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作り方は、ブロッコリーの茎部分の
皮をむき、拍子木切りにし、玉ねぎ、
人参、ベーコンを炒めて、小麦粉を
ふりかけ、バターと牛乳を加えて、
とろみがつくまで煮込みます。
そこに、ブロッコリーの花蕾部分を
入れて、器に盛り、チーズをのせて
トースターで焼けばできあがり♪
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茹でる必要がないので、ビタミンCの
流出もないですよ。
 
こちらはブロッコリーのマリネ
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さっとゆでたブロッコリーと
タコやトマト、玉ねぎと甘酢で
和えたものです。
ブロッコリーは茹でる時に
あまり細かく切ると、ビタミンC
の流出が多くなるので、
なるべくざっくり切って
ゆでてから、細かく切り分けましょう。

こちらはブロッコリーとちくわの
フライです。
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これもゆでていないブロッコリー
の細い茎部分をちくわに差込み、
天ぷら粉で揚げたものです。
程よい塩味とブロッコリーが
とてもよくマッチします。
 
どれも簡単すぎるのにおいしい!
ぜひ試してみてください♪
 
最後までブログをお読み下さり、
ありがとうございました。
 
香川県のまつのベジフルサポーター
アクティブ野菜ソムリエ
ベジフルビューティセルフアドバイザー
メンタルフードマイスター2級
川村 章子でした