11月上旬の暖冬傾向による
野菜全般の前進が
九州地方を中心に顕著に
なってまいりました。
レタス類
につきまして、契約産地を含め
全国的な状況をお知らせ致します。
夏~秋の大雨で一度冠水しているため
【タコ足】【あばれ】が多く出ています。
【抽台(とう立ち)】【巻不足】も出て
正品率がかなり下がっている状況です。
熊本県八代地域の
契約産地の状況です。
以下は来週収穫予定の畑。


拾い採りをするとの事ですが
この日も雨が降り、
本当に収穫ができるか危ぶまれます。

どの圃場も、畑の半分は病気による
腐りで収穫ができません。
上から見て良さそうでも、

お尻を見ると【タコ足】。

こちらは年末の予定圃場。

既に病気が出ています。
ハウスのレタスも湿気が多いため、
やはり拾い採り。
予定の倍量を収穫しないと
出荷量に満たない状況です。 
水分量が多いため
棚持ちも非常に悪くなっています。
少しでも改善するために、
収穫後1時間以内に冷蔵庫に持ち込み
3時間~半日程度冷やし込みをしてから
出荷するなど、
産地では努力を重ねています。

生産者の方々が口々に「経験がない」
という事態に陥っています。
内側の傷みは、弊社センターでの
という事態に陥っています。
内側の傷みは、弊社センターでの
ピック時にも十分注意しておりますが、
確認が及ばない可能性もございます。
何卒ご容赦いただけますよう、
お願いい申し上げます。
また、九州各地、静岡などの他産地も
似た状況のため、今後入荷数の減少、
価格の高騰が見込まれます。
さらに、先週の暖かい雨で
状況は悪化する見込みです。
東京でも10日夜から11日午前にかけて
わずか半日で12月の1カ月分超の
雨が降り、気温は20℃を超えて
12月中旬以降としては
過去140年の中で最高を記録しました。
この影響が関東地方にも及び
早ければクリスマス前、遅くとも
年明けに全国的に一気に品薄に陥る
ことが予想されます。
レタス類以外への代替が
可能なメニューにつきましては
切り替えをご検討いただくなどを
ご相談することがございます。
ご理解の程お願い申し上げます。
コメント