この度は、 
弊社でもカラフルミニトマトで御馴染、
今年9月から新トマト集出荷施設を
稼働し、市場関係社からも
品質の良いトマトと評判の高い、
JA豊橋様を再訪しました。

前回訪問時のリポートです。
http://blog.matuno.co.jp/archives/1028083101.html

まずは、
中村さんのカラフルミニトマトの圃場を
見学させていただきました。
写真 のコピー 32
こちらのカラフルミニトマトは、
長細い
プラム型。日持ちも良く、
フルーツ感覚の酸味が甘みを引き立てて
”サクッ”
した食感があと引く美味さ。

1段に100個以上の実がつきますが、
食味向上のためにも、
20〜30個程度に調整していきます。
お尻まで色づいている物が食べ頃です

2月〜3月に糖度、味が乗ってきて
お勧めです。
写真-2 のコピー 2

中村さんのハウスは、つる下げ誘引。
植物本来の上に伸びようとする働きを
邪魔せず、株への負担も少なく
長期栽培が可能になります。
その為の労力は、惜しみません。
11月〜来年7月まで
35段程度まで収穫予定です。
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こちらは水分欠乏等による尻腐れ果です。
食味向上のため、糖度を上げる過程で
発生したそうです。
大玉トマトでは見た事がありましたが、
カラフルミニトマトでは
初めて目にしました。

美味しさの裏には
このような事実もあるんですね。
写真-2
豊橋さんといえば、積極的に
新たな品種に取り組まれていますが、
今年取り組まれている品種は・・・
写真 のコピー 27
まだ。。。名前もない状態です

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中村さん、いつもありがとうございます。
今期も美味しく、見た目も鮮やかな
カラフルミニトマトお待ちしております。
宜しくお願い致します

お次は、新トマト集出荷施設です。

新施設では、
1階に荷受け・品質管理フロア、
2階を選果フロアとし機能分化を図り、
システムで荷受け・商品データーを
1元管理し自動化範囲を拡大しています。

新施設とは言え、
各所、整理整頓が行き届いており、
SF映画の工場のような趣でした。
写真-2 のコピー 5
コンテナに入れられたトマトを、
トラッキングエリアにて、選果員さんが
黙視により、A・B・C・規格外分けて
行き、ICチップの搭載されたトレイに
優しくし分けて行きます。
写真 のコピー 16
トレイ受け部にはシリコンゴムを新採用
しており、”ゆりかご”のようにトマトを
優しく搬送します。
写真 のコピー 15
選別されたトマトは、
画像処理装置・内部品位センサーにより
1秒間6個のスピードにて色合いや、
糖度・銀粉(果皮の白い斑点)まで計測し、
再度、各規格に分けていきます。
写真 のコピー 13
厳格に分別されたトマトは、
自動箱詰め装置にて、
1時間200箱の速さで
箱詰めされていきます。
写真 のコピー 17
箱詰めされたトマトを最後に再度、
選果員さん黙視により、選別し、
全自動にて梱包されます。
写真 のコピー 22
今年からトレーサビリィティーを強化し
共同選果品にもかかわらず、
1箱、1箱、どの生産者のトマトかが
判別できるようになりました。
※BSと規格が記載されたラベルの横に
もう1枚貼られているバーコードが
生産者を判別するためのものです。
写真 のコピー 20
今年からの新トマト集荷施設が稼働し、
より厳格な選別作業を行えるようになり
従来よりも、B品率が減り、
A品、C品率が増加しているそうです。

等級事に単価が違いますので
A品が増加する事は良いのですが、
C品が増えるのは、農家さんにとっては
喜ばしい事ではありません。

それでも、”より良いトマト”
皆様へお届けしたい。
その気持ちが豊橋さんを
常に前進させているのだと感じました。

トマト部会長の天野さん
__ (2)
「豊橋のメイン品種は『麗容』!
赤く鮮やかに色が回り、
皮がしっかりしているため日持ちがよく、
熟してから収穫を行うため
しっかりした酸味に糖度がのり
”コク”があります」

是非、お召し上がり下さい!
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豊橋さんのトマトは9月から翌7月まで。
ほぼ周年、弊社にて取り扱いが
ございます。

※カラフルミニトマトは、
日々の数量に限りがございます。
お早めのご予約を宜しくお願い致します

是非、皆様ご賞味くださいませ。 

豊橋さん、
いつもありがとうございます。