こんにちは。
香川県のまつのベジフルサポーター 
アクティブ野菜ソムリエ
ジュニアアスリートフードマイスター
川村 章子です。

食欲の秋ですね。
山や里ではイモ・きのこが
旬を迎えていますが、
瀬戸内海に浮かぶ豊島(てしま)では
グリーンレモンが収穫のピークを
迎えています。
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岡山県と香川県の中間に位置し、
どちらからもフェリーで約40分、
自然豊かなアートの島に到着します。
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「豊かな島」とはその名の通り、
絶え間なく湧き出る水があり、
かつては棚田による稲作や酪農、
野菜作りが行われる豊かな島でした。

瀬戸内芸術祭では、
島全体がアート一色となり、
観光客で賑わい、今や外国人にも
とても人気のある島です。
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CMなどでも使われるこの坂。
レンタサイクルで、海外からの旅人が
一気に坂を下って、気持ちよさそう

そんな自然とアートの融合が
たまらなく素敵な豊島では、
今、たくさんのレモンが実っています。 
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5~6月に花が咲き、10~12月頃
までグリーンレモン、それ以降は黄色い
レモンが実ります。
今でもこうして咲く花もあります。
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グリーンレモンは、ほろ苦さとココナッツ
のような香りも楽しめます。
「グリーンは絞って飲むのが一番!」と
生産者さんの堤さんは、満面の笑みを
浮かべておっしゃいました。

10年以上にわたり、農薬や化学肥料、
ワックスを一切使用せず、大切に育て
られたレモンの木は、約2000本!
以前の生産者さんのお人柄、レモンに
魅せられて、東京での生活から一変!
若くて華奢な堤さんが、広大な土地の
レモン農家さんになり、毎日木と会話
しながら、最長17年目の木を守って
おられます。

酸味が強いレモンは、鳥やイノシシに
食べられることはないそうですが、
やはりムシには苦労されていました。
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あ、あんな高い所に黄色いレモン!
「あれは去年のものです(笑)」
「越冬、越夏レモンですね(笑)」
「酸味に勝る甘みがあり、深い味わい
ですよ。試してみてください」と、
堤さんが他の木の黄色いレモンを
下さった。
完熟のさらに熟×2レモン!
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スーパーに並ぶレモンは、つるんと
きれいな形ですが、こちらはボコボコ
が目に付きます。
日本のレモンは、気候風土にあった
品種なのと、外皮は意外と繊細で、
実に葉が当たったり、風でも簡単に
傷ついてしまったり、レモン自身が
自然治癒力でかさぶたのような部分
ができてしまうそうです。

レモンは皮ごと使うことが多い
ので、安全安心が嬉しいですよねっ!
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そんな豊島の無農薬レモンを使って♪

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グリーンレモンとアボカドオイルで、
レモンピールドレッシングのサラダ♪

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ベトナム風エビの生春巻きに♪

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お肉の上に、レモン塩・レモン醤油
をのせて♪
レモンと塩で軽く揉んだハヤトウリ
も添えて。

また、グリーンレモンで作った
レモネードは、ちょっぴりオトナの味。
青い苦味がお口の中を爽快にして
くれました。

堤さんは、「レモンこしょうはぜひ
やってみてください!」と。
青唐辛子が手に入ったら作ってみよう☆

グリーンと黄色の2度おいしいレモン。
それぞれの特徴を活かして、
丸ごと楽しくお料理してはいかがですか♪

今日も最後までブログをお読み下さり、
ありがとうございました。

香川県のまつのベジフルサポーター
アクティブ野菜ソムリエ
ジュニアアスリートフードマイスター
川村 章子でした。