こんにちは。
山梨県のまつのベジフルサポーター
ジュニア野菜ソムリエ
フリーエディター&ライター
藤原恵里です
今年もいよいよ
リンゴの最盛期に突入です。
様々な品種リレーが楽しめる
リンゴ好きにはたまらない季節
さて、今回は旬のリンゴを求めて
長野県の安曇野へ行ってきました!
山梨県のまつのベジフルサポーター
ジュニア野菜ソムリエ
フリーエディター&ライター
藤原恵里です
今年もいよいよ
リンゴの最盛期に突入です。
様々な品種リレーが楽しめる
リンゴ好きにはたまらない季節
さて、今回は旬のリンゴを求めて
長野県の安曇野へ行ってきました!
北アルプス山麓の安曇野市三郷は、
上質なリンゴの産地として知られ、
一面にリンゴ畑が広がっています。
今の時期、ドライブをしていると
赤や黄色に色づいたリンゴが
たわわに実っている様子が
車窓から楽しめます。
そんな安曇野で観光農園を営む
加藤農園を訪問しました!
リンゴ栽培歴20年の加藤英二さん。
奥様の実家のリンゴ園を
継いだ後に独立して、
今では60品種以上を栽培しています。
数ヶ所に分散された畑は合計7ha。
園内はきれいに整備され、
樹間も広く取られていて、
子供でも歩きやすく
楽に収穫作業が楽しめました。
一番リンゴの品種が多いのは今の時期。
もうしばらく経つとリンゴに蜜がまわり、
熟度が増してくるので、
ますます糖度が高くなるそうです。
ちなみに、今年の作柄は少々小ぶり。
日照りが続いてしまったので
サイズが小さめになっていますが、
味は問題なく糖度も高いとのこと。
加藤さん、早速収穫の仕方を
子供たちに教えてくれました!
「リンゴのお尻を上にあげるだけで
ぽろっと採れるからね」
リンゴの下の部分をやさしく持って
少し手前に持ち上げるだけで
木を傷つけることなく
簡単に収穫できるそうです。
ちなみに、おいしいリンゴを選ぶには、
やはりしっかりと色づいているもの。
特にお尻の部分を見て、
青みが抜けているかを
チェックすることが大切だそう。
それでは、次女と三女も
リンゴの収穫にチャレンジ!!
シナノゴールド
ゴールデンデリシャス×千秋の交配種。
独特の香りとシャキッとした食感で、
私も大好きな品種です。
シナノスイート
ふじ×つがるの交配種
糖度が高く、酸味がマイルドで
甘みが前面に感じられる品種。
色づきもとても綺麗で、
子供たちが大好きな品種。
秋映
千秋×つがるの交配種。
果皮の濃い色が特徴で、
完熟すると黒っぽい色合いに。
ほどよい酸味があり、
甘みとのバランスが絶妙。
歯ごたえがあり、とってもジューシー!
シナノゴールド
シナノスイート
秋映
の3種は長野県のオリジナル品種で
「りんご三兄弟」と呼ばれています。
陽光
艶やかな果皮が美しく、
甘みと酸味のバランスの良さ、
ちょっと硬めで歯ごたえがあり
シャキッとした歯触りが抜群!
名月
あかぎ×ふじの交配種。
太陽の光をたっぷり浴びて
黄色の果皮がほんのりピンク色に。
酸味がマイルドで
甘みと香りが際立っていました!
こうたろう
ふじ×はつあきの交配種。
大きさは小ぶりですが、
しっかりと色づいていました。
こちらも甘みが強い品種ですね。
果肉が緻密で果汁もたっぷり、
蜂蜜のような独特の香りが
感じられました!
はるかと星の金貨
安曇野では無袋栽培が主流ですが、
この2品種だけは果皮が弱くて
傷つきやすいことから
有袋栽培をしているそうです。
どちらも黄色い果皮のリンゴで、
酸味が少なく、甘みがたっぷり。
特に「はるか」は保存性が高く、
日持ちがするそう。
黄色いリンゴの美味しさを
再発見させてくれました!
ふじこさん
加藤農園オリジナル品種で、
ふじの自然交雑種だそうです。
ピンク色に染まった果皮が
とっても綺麗でした。
食感はふじに似ていて、
もちろん甘みもたっぷり。
噛んだ瞬間、独特の爽やかな香りが
鼻に抜ける感覚が心地良かったです!
あと、あまころがしも収穫したり、
蜜がたっぷり入るこうとくも試食し、
たくさんの品種に触れられました。
このように数多くの品種を育成し、
管理している加藤さん。
8月〜12月の収穫の期間中、
60種以上のリンゴが楽しめるよう、
新しい品種が出たら、
すぐに試験栽培を行ったり、
独自の品種を育てています。
「品種が多ければお客様は喜ぶし、
観光農園としてやっていくからには
よそにないものを作らなければ
面白みがないから。
どんな作物も育てるのは大変
リンゴに限ったことではないよ」
と笑顔で話してくれました。
そして、
「この土地は品種を選ばない。
リンゴならどの品種でも育つ」
と自信をもって語ります。
安曇野の土壌は適度に石が入り、
肥沃すぎないことが
果樹栽培に適しているそう。
標高は650〜700mと丁度よく、
日照時間が多く、昼夜の寒暖差もあり、
リンゴ栽培には最適の土地なのです。
お客様に安心して食べてもらうためにも
除草剤は使わず、有機肥料を使用し、
低農薬を心がけて栽培しています。
そんな加藤農園では
リンゴをジュースに加工して
オリジナル商品として直売。
リンゴの濃厚な甘みが楽しめる
ジュースの味わいにも感激しました!
信州安曇野で
リンゴ狩りが楽しめるのは
12月半ばまで。
たくさんの品種を実際に見て、
収穫して、味わって…
リンゴの美味しさを再確認し、
親子で楽しい時間を過ごせました。
特に黄色の品種をたくさん味わい、
その美味しさに目覚めてしまいました!
リンゴは品種によって
味も香りも食感も大きく異なり
食べ比べが面白いフルーツ。
今は多くの品種が出回っています。
旬の味覚リンゴの品種リレーを
楽しんでみてはいかがでしょうか。
加藤農園
http://www.azuminokatou.com/
上質なリンゴの産地として知られ、
一面にリンゴ畑が広がっています。
今の時期、ドライブをしていると
赤や黄色に色づいたリンゴが
たわわに実っている様子が
車窓から楽しめます。
そんな安曇野で観光農園を営む
加藤農園を訪問しました!
リンゴ栽培歴20年の加藤英二さん。
奥様の実家のリンゴ園を
継いだ後に独立して、
今では60品種以上を栽培しています。
数ヶ所に分散された畑は合計7ha。
園内はきれいに整備され、
樹間も広く取られていて、
子供でも歩きやすく
楽に収穫作業が楽しめました。
一番リンゴの品種が多いのは今の時期。
もうしばらく経つとリンゴに蜜がまわり、
熟度が増してくるので、
ますます糖度が高くなるそうです。
ちなみに、今年の作柄は少々小ぶり。
日照りが続いてしまったので
サイズが小さめになっていますが、
味は問題なく糖度も高いとのこと。
加藤さん、早速収穫の仕方を
子供たちに教えてくれました!
「リンゴのお尻を上にあげるだけで
ぽろっと採れるからね」
リンゴの下の部分をやさしく持って
少し手前に持ち上げるだけで
木を傷つけることなく
簡単に収穫できるそうです。
ちなみに、おいしいリンゴを選ぶには、
やはりしっかりと色づいているもの。
特にお尻の部分を見て、
青みが抜けているかを
チェックすることが大切だそう。
それでは、次女と三女も
リンゴの収穫にチャレンジ!!
シナノゴールド
ゴールデンデリシャス×千秋の交配種。
独特の香りとシャキッとした食感で、
私も大好きな品種です。
シナノスイート
ふじ×つがるの交配種
糖度が高く、酸味がマイルドで
甘みが前面に感じられる品種。
色づきもとても綺麗で、
子供たちが大好きな品種。
秋映
千秋×つがるの交配種。
果皮の濃い色が特徴で、
完熟すると黒っぽい色合いに。
ほどよい酸味があり、
甘みとのバランスが絶妙。
歯ごたえがあり、とってもジューシー!
シナノゴールド
シナノスイート
秋映
の3種は長野県のオリジナル品種で
「りんご三兄弟」と呼ばれています。
陽光
艶やかな果皮が美しく、
甘みと酸味のバランスの良さ、
ちょっと硬めで歯ごたえがあり
シャキッとした歯触りが抜群!
名月
あかぎ×ふじの交配種。
太陽の光をたっぷり浴びて
黄色の果皮がほんのりピンク色に。
酸味がマイルドで
甘みと香りが際立っていました!
こうたろう
ふじ×はつあきの交配種。
大きさは小ぶりですが、
しっかりと色づいていました。
こちらも甘みが強い品種ですね。
果肉が緻密で果汁もたっぷり、
蜂蜜のような独特の香りが
感じられました!
はるかと星の金貨
安曇野では無袋栽培が主流ですが、
この2品種だけは果皮が弱くて
傷つきやすいことから
有袋栽培をしているそうです。
どちらも黄色い果皮のリンゴで、
酸味が少なく、甘みがたっぷり。
特に「はるか」は保存性が高く、
日持ちがするそう。
黄色いリンゴの美味しさを
再発見させてくれました!
ふじこさん
加藤農園オリジナル品種で、
ふじの自然交雑種だそうです。
ピンク色に染まった果皮が
とっても綺麗でした。
食感はふじに似ていて、
もちろん甘みもたっぷり。
噛んだ瞬間、独特の爽やかな香りが
鼻に抜ける感覚が心地良かったです!
あと、あまころがしも収穫したり、
蜜がたっぷり入るこうとくも試食し、
たくさんの品種に触れられました。
このように数多くの品種を育成し、
管理している加藤さん。
8月〜12月の収穫の期間中、
60種以上のリンゴが楽しめるよう、
新しい品種が出たら、
すぐに試験栽培を行ったり、
独自の品種を育てています。
「品種が多ければお客様は喜ぶし、
観光農園としてやっていくからには
よそにないものを作らなければ
面白みがないから。
どんな作物も育てるのは大変
リンゴに限ったことではないよ」
と笑顔で話してくれました。
そして、
「この土地は品種を選ばない。
リンゴならどの品種でも育つ」
と自信をもって語ります。
安曇野の土壌は適度に石が入り、
肥沃すぎないことが
果樹栽培に適しているそう。
標高は650〜700mと丁度よく、
日照時間が多く、昼夜の寒暖差もあり、
リンゴ栽培には最適の土地なのです。
お客様に安心して食べてもらうためにも
除草剤は使わず、有機肥料を使用し、
低農薬を心がけて栽培しています。
そんな加藤農園では
リンゴをジュースに加工して
オリジナル商品として直売。
リンゴの濃厚な甘みが楽しめる
ジュースの味わいにも感激しました!
信州安曇野で
リンゴ狩りが楽しめるのは
12月半ばまで。
たくさんの品種を実際に見て、
収穫して、味わって…
リンゴの美味しさを再確認し、
親子で楽しい時間を過ごせました。
特に黄色の品種をたくさん味わい、
その美味しさに目覚めてしまいました!
リンゴは品種によって
味も香りも食感も大きく異なり
食べ比べが面白いフルーツ。
今は多くの品種が出回っています。
旬の味覚リンゴの品種リレーを
楽しんでみてはいかがでしょうか。
加藤農園
http://www.azuminokatou.com/
コメント