みなさま、こんにちは♪
香川県のまつのベジフルサポーター
アクティブ野菜ソムリエ
ベジフルビューティセルフアドバイザー
川村 章子です。
8月後半に入り、今年の夏は
終わりが近づいてきましたね。
たくさんのカラフルな夏野菜で
元気をもらいました。
いろんなお仕事もさせてもらいました。
そう思うとなんだか寂しくなりますね。
そんな中、この時期頂きモノが多くて、
まだしばらく実ってくれる
ゴーヤをご紹介したいと思います。
「ゴーヤ」と聞くだけで、「苦い!」
と返してしまいそうな野菜ですね。
ゴーヤは別名ゴーヤー、レイシ、
苦瓜とも呼ばれ、
夏野菜の代表格といっていいほど
一般に出回っていますが、
全体の約8割が沖縄、九州で
作られています。
ゴーヤはウリ科ツルレイシ
(ニガウリ)属の野菜で、
原産地はインド~熱帯アジア。
14世紀末に中国へ伝わった後、
日本には江戸時代初期に
伝わったといわれています。
中国と沖縄は貿易などでも
深い関わりがあり、医食同源
という中国の食事概念にも
通じ合うものがあり、日々の食事は
健康を維持するための薬として
摂られていました。
ゴーヤはまさしく夏バテ予防
のために食されてきました。
栄養素などわからない時代に、
昔の人の知恵と感覚は
すごいなと思いますね!!
ゴーヤのあの独特の苦味は
モモルデシンという成分で、
これが胃腸の粘膜を保護したり、
食欲を増進したり、夏バテに
良いとのことです。ほかにも、
ビタミンCを多く含んでおり、
それはキュウリの約5倍、
キウイと匹敵するほどだそう!
ゴーヤは特に疲れが出やすい
残暑の時期にぴったりの野菜です。
最近では、日よけのグリーン
カーテンとして栽培される方が増え、
白いゴーヤやイボなしのものなど
品種も増えているようです。
一般的に緑色のゴーヤを食しますが、
完熟させたゴーヤは黄色~オレンジ色
で柔らかく、中の種部分は赤くて
ゼリー状でほんのり甘くなります。
黄色くなったゴーヤは苦味が
ほとんどなく、デザートとしても
食べられそうで、未熟と完熟両方の
ゴーヤを楽しむのもよいですね。

新鮮なゴーヤはイボがピンと
していて、握ると痛いほど。
鮮度のよいゴーヤを保存するには、
乾燥しないように新聞紙などで
くるんで野菜室で保存を。
冷やしすぎはよくないですよ。
長期保存するには、
ワタをくり抜いたあと、
さっとゆでて小分けして
冷凍しておくと便利です。
ゆでずに塩で揉んだものを
冷凍してもOKです。
さて、ゴーヤのお料理といえば、
ゴーヤチャンプルーが代表的です。
沖縄の方言で
チャンプルー=炒めもので、
フーチャンプルーなどいろんな
種類があります。
チャンプルーには沖縄の島豆腐が
使われていて、食感がおいしくて、
私はゴーヤチャンプルーを作る時は、
極力固めの豆腐を使います。
ゴーヤを茹でずにそのまま使い、
苦味を楽しむのですが、
たくさん食べてほしい時は、
ゴーヤを少なめにして半月切りにした
ズッキーニを一緒に炒めます。
ひと味違ったゴーヤチャンプルーに
したい時は、モッツァレラチーズや
ニンニク、オリーブオイルを使うと、
イタリアンに早変わり!
ブルスケッタにもよく合いますよ。
そのほかかき揚げにしたり、
ちょこっと一品にするときは、
からし和えにもぴったりですね。
こちらはゴーヤの佃煮。
ゴーヤと椎茸、かつお節、
おじゃこ、ゴマなどで甘辛く炊きました。
苦みが和らぎ、カルシウムも
しっかり摂れるごはんの
お供になります。
こちらはゴーヤチップス。
軽く塩もみしてさっとゆでて、
しっかり水切りしたゴーヤに
片栗粉をまぶして油で揚げました。
いくらでも食べれちゃう、
不思議なおつまみ?おやつになります。
ゴーヤをたくさんお料理したい時は、
ぜひいろんな調理法を試してみて、
ゴーヤ料理で夏の疲れを
とってくださいね
最後までありがとうございました。

香川県のまつのベジフルサポーター
アクティブ野菜ソムリエ
ベジフルビューティセルフアドバイザー
川村 章子でした
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