みなさま、こんにちは♪
香川県のまつのベジフルサポーター
アクティブ野菜ソムリエ
ベジフルビューティセルフアドバイザー  
川村 章子です。

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月後半に入り、今年の夏は
終わりが近づいてきましたね。
たくさんのカラフルな夏野菜で
元気をもらいました。
いろんなお仕事もさせてもらいました。
そう思うとなんだか寂しくなりますね。


そんな中、この時期頂きモノが多くて、
まだしばらく実ってくれる
ゴーヤをご紹介したいと思います。


ごーや3

「ゴーヤ」と聞くだけで、「苦い!」
と返してしまいそうな野菜ですね。
 


ゴーヤは別名ゴーヤー、レイシ、
苦瓜とも呼ばれ、
夏野菜の代表格といっていいほど
一般に出回っていますが、
 

全体の約8割が沖縄、九州で
作られています。
  

ゴーヤはウリ科ツルレイシ
(ニガウリ)属の野菜で、
原産地はインド~熱帯アジア。
  

14世紀末に中国へ伝わった後、
日本には江戸時代初期に
伝わったといわれています。
  

中国と沖縄は貿易などでも
深い関わりがあり、医食同源
という中国の食事概念にも
通じ合うものがあり、日々の食事は
健康を維持するための薬として
摂られていました。
  

ゴーヤはまさしく夏バテ予防
のために食されてきました。
 

栄養素などわからない時代に、
昔の人の知恵と感覚は
すごいなと思いますね!!
   


ゴーヤのあの独特の苦味は
モモルデシンという成分で、
これが胃腸の粘膜を保護したり、
食欲を増進したり、夏バテに
良いとのことです。ほかにも、
ビタミンCを多く含んでおり、
それはキュウリの約5倍、
キウイと匹敵するほどだそう!
ゴーヤは特に疲れが出やすい
残暑の時期にぴったりの野菜です。
 


最近では、日よけのグリーン
カーテンとして栽培される方が増え、
白いゴーヤやイボなしのものなど
品種も増えているようです。
  

一般的に緑色のゴーヤを食しますが、
完熟させたゴーヤは黄色~オレンジ色
で柔らかく、中の種部分は赤くて
ゼリー状でほんのり甘くなります。
  

黄色くなったゴーヤは苦味が
ほとんどなく、デザートとしても
食べられそうで、未熟と完熟両方の
ゴーヤを楽しむのもよいですね。
 

ゴーヤ赤い

新鮮なゴーヤはイボがピンと
していて、握ると痛いほど。
鮮度のよいゴーヤを保存するには、
乾燥しないように新聞紙などで
くるんで野菜室で保存を。
 

冷やしすぎはよくないですよ。
長期保存するには、
ワタをくり抜いたあと、
さっとゆでて小分けして
冷凍しておくと便利です。
ゆでずに塩で揉んだものを
冷凍してもOKです。
   


さて、ゴーヤのお料理といえば、  

ゴーヤチャンプルーが代表的です。  

沖縄の方言で
チャンプルー=炒めもので、
フーチャンプルーなどいろんな
種類があります。
 

チャンプルーには沖縄の島豆腐が
使われていて、食感がおいしくて、
私はゴーヤチャンプルーを作る時は、
極力固めの豆腐を使います。
  

ゴーヤを茹でずにそのまま使い、
苦味を楽しむのですが、
たくさん食べてほしい時は、
ゴーヤを少なめにして半月切りにした
ズッキーニを一緒に炒めます。

ひと味違ったゴーヤチャンプルーに
したい時は、モッツァレラチーズや
ニンニク、オリーブオイルを使うと、
イタリアンに早変わり!

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ブルスケッタにもよく合いますよ。

そのほかかき揚げにしたり、
ちょこっと一品にするときは、
からし和えにもぴったりですね。
  


ゴーヤ2
こちらはゴーヤの佃煮。
ゴーヤと椎茸、かつお節、
おじゃこ、ゴマなどで甘辛く炊きました。
 

苦みが和らぎ、カルシウムも
しっかり摂れるごはんの
お供になります。

ゴーヤ1
こちらはゴーヤチップス。
軽く塩もみしてさっとゆでて、
しっかり水切りしたゴーヤに
片栗粉をまぶして油で揚げました。
いくらでも食べれちゃう、
不思議なおつまみ?おやつになります。
 


ゴーヤをたくさんお料理したい時は、
ぜひいろんな調理法を試してみて、
ゴーヤ料理で夏の疲れを
とってくださいね
  


最後までありがとうございました。
 

また来月もよろしくお願いいたします


香川県のまつのベジフルサポーター  

アクティブ野菜ソムリエ  

ベジフルビューティセルフアドバイザー  

川村 章子でした