兵庫県のまつのベジフルサポーター
アクティブ野菜ソムリエ
フードライターの坂田理恵です。
いつもお世話になっている
神戸市内の農家さんでは、
ホワイトレディが最盛期を迎え、
今が食べ頃!ということで、
さっそく畑におじゃましました。
ホワイトレディは、
ホワイトコーン(白粒種)の一種。
真っ白な実は、見事な美肌(笑)
みずみずしくて、甘みも強く、
シャキシャキ食感が特長です。
とうもろこしというと、
北海道で栽培されているもの
というイメージを持っていました。
野菜ソムリエになるまでは(笑)
もちろん、北海道だけで
限定栽培されているわけではなく、
みなさんがお住まいの地域でも、
さまざまな品種がありますが、
イメージや思い込みって、
なかなか修正できないものですね。
そんなイメージを打破するべく、
神戸で栽培されているとうもろこし
をご紹介します。

アクティブ野菜ソムリエ
フードライターの坂田理恵です。
いつもお世話になっている
神戸市内の農家さんでは、
ホワイトレディが最盛期を迎え、
今が食べ頃!ということで、
さっそく畑におじゃましました。
ホワイトレディは、
ホワイトコーン(白粒種)の一種。
真っ白な実は、見事な美肌(笑)
みずみずしくて、甘みも強く、
シャキシャキ食感が特長です。
とうもろこしというと、
北海道で栽培されているもの
というイメージを持っていました。
野菜ソムリエになるまでは(笑)
もちろん、北海道だけで
限定栽培されているわけではなく、
みなさんがお住まいの地域でも、
さまざまな品種がありますが、
イメージや思い込みって、
なかなか修正できないものですね。
そんなイメージを打破するべく、
神戸で栽培されているとうもろこし
をご紹介します。

神戸市西区にある里の華農園さん。
園主の今城さんは、
以前から家庭菜園での野菜作りを
続けていたのですが、
一念発起して、農家さんへ弟子入り。
数年間の修業を経て、昨年、
神戸市西区で念願の農園をオープン。

四季折々に、育てている野菜は、
50種類以上。
今の季節は、ズッキーニやオクラ、
じゃがいもやなすが、
畑を賑わせています。
そんな中、最盛期を迎えているのが、
とうもろこしのホワイトレディ。
里の華農園さんでは、
2月末に種蒔き、3月上旬から定植。
左側から順番に10日ごとに1列ずつ
種まきと定植を行っていきます。

いちばん最初に植えたものは、
4月の天候不順が災いして、
その後に定植したものよりも、
背丈が低く、できあがったものも、
あまりいいものではなかったそう。
露地栽培を行う農家さんにとっては
天候の行方は死活問題にも発展する
最重要課題。
晴れの日、雨の日、曇の日、
農業に携わらない人々でさえ、
出かける時のお天気に一喜一憂し、
晴れた、降られたと大騒ぎだけれど、
いつも土と向き合い、
空の様子を眺める農家さんの思いは、
もっともっと深くて複雑です。

わっさわっさと生い茂る草は、
とうもろこし以外にも、
賑やかに畑を埋め尽くしています。
実は、最初に施すマルチに秘密が!
マルチとは、土の表面にかぶせる
カバーのようなもので、
マルチングといいます。
以前は麦や稲の藁を使っていましたが
今は、フィルムを使うのが主流。
カバーすることによって、
地面の温度を上げて、
苗の生育を早めたり、
雑草を抑制する効果もあります。
フィルムマルチにも、
たくさんの種類があり、
目的に応じて使い分けるのだそう。
透明なもの、黒色、シルバーなど、
材質や色もさまざまです。
里の華農園さんでは、
今年のとうもろこしには、
透明フィルムを使用されました。
土の温度を高めて、
苗の成長を促進させることが、
第一の目的でした。
一方、黒色フィルムには、
雑草を抑制する効果があるそうで、
多くの農家さんでは、
黒色を使用されるようです。
透明なフィルムは、
地熱を上げてはくれるけれど、
雑草には天国のような環境(笑)
なので、透明フィルムを使用した、
里の華農園さんのとうもろこし畑は、
草もたっぷり生い茂っております。
それも野趣に富んでいて、
見学させていただいている私には、
楽しくてしかたない状況でした♪

大きなものを発見!
さっそくもぎ取ってみましょう。
背の高いほうの根元を抑えて、
手前に折るようにしながら収穫。
これがなかなか楽しいのです☆
おもしろいほどぽろっと採れます。

茶色いヒゲのようなものは、
いわゆる雌しべのことで、
絹糸(きんし)とも呼ばれます。
種子へとつながるヒゲは、
1本のとうもろこしの
一粒一粒からのびているのだとか。
ヒゲも捨てないで、乾燥させ、
お茶として利用することもできます。

もぎたてをガブリっといただいたら、
みずみずしくて甘い!!!
まるでりんごのような食感でした。
収穫してすぐのものは、
生のままでも食べられるのです。
今が最盛期のホワイトレディを狙って
畑には、招かれざる客も出没します。
なんと、やってくるのはアライグマ!
器用に動く手足を駆使して、
根元をへし折るようなカタチで、
あちこち倒壊して回り、
おいしい実をムシャムシャと。
どうやら数匹で現れているらしく、
一口二口だけ食べて、
放り出されているものもあれば、
1本きれいに食べきっている残骸も。
アライグマにも性格があるらしく、
几帳面なのもいれば、
いい加減なのもいるのですね(笑)
笑い事ではないのだけれど(汗)
おいしいものは、
アライグマにもよくわかるんですね。

とうもろこしは、もぎ取った瞬間から
おいしさがどんどん低下します。
それは、糖分が
でんぶんへと変わっていくから。
なので、収穫後または購入後は、
すぐに加熱して保存しておくと、
おいしさが長持ちします。
茹でると甘み成分も流れてしまうので
蒸し器で蒸すか、
ラップをして、電子レンジで
4~5分程度加熱してくださいね。
里の華農園の今城さんは、
2~3分でも充分だと
おっしゃっていましたよ。
マダム今城のホワイトレディは、
6月27日(土)・28日(日)開催予定の
神戸・三宮の東急ハンズ
ハンズマルシェでも販売されます。
お近くのかたは、
ぜひ遊びに行ってみてくださいね。

ところでとうもろこしの先っちょって、
まるで稲穂のようですね。
頭を垂れてはいないけれど(笑)
実は、とうもろこしはイネ科です。
穀類に属していて、
お米や小麦、さとうきびの仲間。
あたらめて考えてみると、
野菜ではない、という事実も、
誰かにちょっと話してみたくなって、
こちらでお伝えしてみました(笑)
神戸のホワイトレディ
今が食べ頃です♪
兵庫県のまつのベジフルサポーター
アクティブ野菜ソムリエ
フードライターの坂田理恵でした。
園主の今城さんは、
以前から家庭菜園での野菜作りを
続けていたのですが、
一念発起して、農家さんへ弟子入り。
数年間の修業を経て、昨年、
神戸市西区で念願の農園をオープン。

四季折々に、育てている野菜は、
50種類以上。
今の季節は、ズッキーニやオクラ、
じゃがいもやなすが、
畑を賑わせています。
そんな中、最盛期を迎えているのが、
とうもろこしのホワイトレディ。
里の華農園さんでは、
2月末に種蒔き、3月上旬から定植。
左側から順番に10日ごとに1列ずつ
種まきと定植を行っていきます。

いちばん最初に植えたものは、
4月の天候不順が災いして、
その後に定植したものよりも、
背丈が低く、できあがったものも、
あまりいいものではなかったそう。
露地栽培を行う農家さんにとっては
天候の行方は死活問題にも発展する
最重要課題。
晴れの日、雨の日、曇の日、
農業に携わらない人々でさえ、
出かける時のお天気に一喜一憂し、
晴れた、降られたと大騒ぎだけれど、
いつも土と向き合い、
空の様子を眺める農家さんの思いは、
もっともっと深くて複雑です。

わっさわっさと生い茂る草は、
とうもろこし以外にも、
賑やかに畑を埋め尽くしています。
実は、最初に施すマルチに秘密が!
マルチとは、土の表面にかぶせる
カバーのようなもので、
マルチングといいます。
以前は麦や稲の藁を使っていましたが
今は、フィルムを使うのが主流。
カバーすることによって、
地面の温度を上げて、
苗の生育を早めたり、
雑草を抑制する効果もあります。
フィルムマルチにも、
たくさんの種類があり、
目的に応じて使い分けるのだそう。
透明なもの、黒色、シルバーなど、
材質や色もさまざまです。
里の華農園さんでは、
今年のとうもろこしには、
透明フィルムを使用されました。
土の温度を高めて、
苗の成長を促進させることが、
第一の目的でした。
一方、黒色フィルムには、
雑草を抑制する効果があるそうで、
多くの農家さんでは、
黒色を使用されるようです。
透明なフィルムは、
地熱を上げてはくれるけれど、
雑草には天国のような環境(笑)
なので、透明フィルムを使用した、
里の華農園さんのとうもろこし畑は、
草もたっぷり生い茂っております。
それも野趣に富んでいて、
見学させていただいている私には、
楽しくてしかたない状況でした♪

大きなものを発見!
さっそくもぎ取ってみましょう。
背の高いほうの根元を抑えて、
手前に折るようにしながら収穫。
これがなかなか楽しいのです☆
おもしろいほどぽろっと採れます。

茶色いヒゲのようなものは、
いわゆる雌しべのことで、
絹糸(きんし)とも呼ばれます。
種子へとつながるヒゲは、
1本のとうもろこしの
一粒一粒からのびているのだとか。
ヒゲも捨てないで、乾燥させ、
お茶として利用することもできます。

もぎたてをガブリっといただいたら、
みずみずしくて甘い!!!
まるでりんごのような食感でした。
収穫してすぐのものは、
生のままでも食べられるのです。
今が最盛期のホワイトレディを狙って
畑には、招かれざる客も出没します。
なんと、やってくるのはアライグマ!
器用に動く手足を駆使して、
根元をへし折るようなカタチで、
あちこち倒壊して回り、
おいしい実をムシャムシャと。
どうやら数匹で現れているらしく、
一口二口だけ食べて、
放り出されているものもあれば、
1本きれいに食べきっている残骸も。
アライグマにも性格があるらしく、
几帳面なのもいれば、
いい加減なのもいるのですね(笑)
笑い事ではないのだけれど(汗)
おいしいものは、
アライグマにもよくわかるんですね。

とうもろこしは、もぎ取った瞬間から
おいしさがどんどん低下します。
それは、糖分が
でんぶんへと変わっていくから。
なので、収穫後または購入後は、
すぐに加熱して保存しておくと、
おいしさが長持ちします。
茹でると甘み成分も流れてしまうので
蒸し器で蒸すか、
ラップをして、電子レンジで
4~5分程度加熱してくださいね。
里の華農園の今城さんは、
2~3分でも充分だと
おっしゃっていましたよ。
マダム今城のホワイトレディは、
6月27日(土)・28日(日)開催予定の
神戸・三宮の東急ハンズ
ハンズマルシェでも販売されます。
お近くのかたは、
ぜひ遊びに行ってみてくださいね。

ところでとうもろこしの先っちょって、
まるで稲穂のようですね。
頭を垂れてはいないけれど(笑)
実は、とうもろこしはイネ科です。
穀類に属していて、
お米や小麦、さとうきびの仲間。
あたらめて考えてみると、
野菜ではない、という事実も、
誰かにちょっと話してみたくなって、
こちらでお伝えしてみました(笑)
神戸のホワイトレディ
今が食べ頃です♪
兵庫県のまつのベジフルサポーター
アクティブ野菜ソムリエ
フードライターの坂田理恵でした。
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