皆様 こんにちは
秋田県の まつのベジフルサポーター
野菜ソムリエ
ジュニアアスリートフードマイスター
最上 美貴子です。

今回ご紹介する
「秋田のうまいもん」は・・・
男鹿市(おがし)五里合(いりあい)の
鮪川(しびかわ)地域で栽培されている
「滝の頭クレソン」です

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この鮪川地域には、
古くから飲料水や農業用水として
利用されている湧水群
「滝の頭」があります。
1日当たりの湧出量は約2万5千トン
豊富な水量で、地元の水需要を支えています。

滝の頭は、湖水の透明度がすごい
湖底に沈んだ木々などが
はっきりと確認できる位透き通っています。

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湖面では、鳥たちが羽根を休めていました。

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周りは杉に囲まれ、とても静かなところです。
樹齢が200年以上のものもあるんだそう

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ここをご案内いただくのは、
鮪川自治会の成田さん
昨年訪問させていただき、
それ以来お世話になっています

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さて・・・滝の頭の一角にあるのが
クレソンの栽培スペースです。

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青々と育ったクレソン

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フレッシュな採れたてをサラダにしたい
普段、スーパーなどで販売されている
クレソンとは比べ物にならない位
みずみずしくて、イキイキ

こちらで栽培しているのが、露地栽培
清らかな滝の頭の湧水の恩恵を
たっぷりと受けて育っています。

また、「滝の頭クレソン」
ハウス栽培も行っています。

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長いハウスのトンネルの中には、
こんなに元気なクレソン。

さて・・・
ここで、お味見を

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ほろ苦い風味と
鼻に抜ける辛み・・・
新鮮なので
シャキッとした食感も

「付け合わせの野菜」
のイメージですが、
これは主役級の美味しさです

いただいたクレソンを持ち帰って
食べ比べ

③

上から時計回りに・・・
「露地栽培」
「ハウス栽培」
「自生のクレソン」


全て「滝の頭」の水で育ったものですが、
味が違うのが、面白いところです。

わたしが感じたのは、

「露地栽培」は、
クレソン特有の風味が高く、

「ハウス栽培」は、
ほろ苦さの中に優しい甘さがあり、

「自生のクレソン」は、
野性味溢れたガツンとくる辛み

どれが1番美味しいかは
個人の嗜好によるものだと思います。
ちなみにわたしは、
「ハウス栽培」が1番好きでした。

成田さんに伺った
オススメの食べ方が
「クレしゃぶ」
クレソンのしゃぶしゃぶです。

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とても贅沢な食べ方ですが
美味しさに感動しますよ

クレソンは、
ビタミンA、Cが豊富。
カルシウムも多く含まれていて、
栄養学的に大変優れた食材です。
付け合わせだけではなく
メインに使ったお料理で
もっとたくさん食べていただきたい
美味しさをわかっていただきたい
・・・そんな風に感じました。

秋田にいらした方をご案内したい
隠れた素敵なスポット 
「滝の頭」
今回はこちらから
「滝の頭クレソン」をご紹介しました