こんにちは。
京都府のまつのべジフルサポーター
シニア野菜ソムリエ・管理栄養士
の中本絵里です。

毎日、冷え込んでいますね。
こんな寒い冬こそ、
しっかり食べて、体力をつけましょう。

そこで今回のおススメは、

【芽キャベツ】
芽キャベツ1

【芽キャベツ】は、
子持ち甘藍(かんらん)、姫かんらん、
姫キャベツ等の別名もある
キャベツの変種。
 
恥ずかしながら、学生の頃は、
キャベツの赤ちゃんだと勘違い。
食品学の授業で初めて
そうでないことを知りました

さて、そんな誤解も多い?
芽キャベツですが、
冬野菜の中では、ビタミンC量が豊富。
実にキャベツの約4倍。
加熱によってビタミンC量は
減少しますが、茹でたものでも
まだまだビタミンCは豊富です。
めきゃべつびたみん
日本食品標準成分表2010データ利用
 100gあたりビタミンC量
   
もっと詳しく知りたい方は
文部科学省HP ↓
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2013/12/19/1299012_6.pdf
※PDFへのリンク。
4ページ目に「キャベツ」
16ページ目に「めキャベツ」があります。

芽きゃべつ100gを測ると
小さいものだと7個
大きいものだと4個くらい。
キャベツの千切り100gは
小鉢山盛り1杯分です。
100gキャベツ

ちなみに
日本人の食事摂取基準2015版
でのビタミンC推奨量は
成人なら 100㎎ですから
芽キャベツはスゴイですね。


ただし、芽キャベツには、
苦味があるため
生食するなら、【キャベツ】がオススメ。

是非、温かいスープや、焼き野菜で
芽キャベツをどうぞ。
苦味が苦手な場合は、
しっかりと下処理を。
熱が通りやすいように十字に
切り込みを入れて下ゆで
してください。
下処理

お子様などで苦味が苦手な場合は
バターなど油や乳製品を使うと
少し食べやすくなりますね。
めきゃべつりょうり

是非、ビタミンCたっぷりの芽キャベツを食卓に!