ベジフルサポーターの川村 章子です。
今年もあと少しとなりましたね。
お正月に向けて、おせち料理や餅つきなど、なにかと年中行事に忙しくなる年末。
そんな年末に香川県のお雑煮をちょこっとご紹介しま~す
香川県に親類のいない私が香川に来て、讃岐のお雑煮はかなり衝撃的なお料理でした。
なんと、お雑煮に甘い小豆のあんが入ったあん餅がメインなんですよ
日本の東は角餅、西は丸餅がよく使われるといわれる中、あん餅は他県にはないのでは?
昭和30年代まで甘いものはぜいたく品とされる中で、砂糖や白みそをお正月など特別な時
にだけ戴くものだったそうです。
あん餅と白みそが存在感ありすぎて、それ以外何が入っているか、曖昧な様子ですが、
細めの大根と金時人参は、お祝い事の紅白で必ず入り、一年が丸く収まるようにと
輪切りにするのが一般的と言われています。
年明けの七草がゆに使う七草を作る生産者さん曰く、出荷時期にちょうどのサイズに合わせ、
天候を考慮して育てるとか。
香川県のお正月には、細めの大根と金時人参は欠かせない野菜ですので、
大きさと時期を合わせることって本当に大変ですね。
そのほかに里芋、ごぼう、白菜、油揚げなどを入れる地域もあるそうです
瀬戸内海でとれるいりこでだしを取り、甘めの白みそで白いお汁が、あん餅からとろけ出る
あんこで茶色く色づいていき、そのとろっとしたお餅の小豆と、いりこの香りのする白みそ
だしとのハーモニーがたまらないそうです。
話は戻りますが、このお雑煮が、おいしいとかおいしくないとか、判断できるところまで、
私はまだ香川県民になりきれていません(^^)なんとも言えない味です(笑)
でも、ぜひ日本の食文化を継承していきたいです。みなさんの地域で伝わるお雑煮もぜひ
次世代に継承されていきますように♪
香川県の金時人参についての記事はコチラを♪
↓↓↓↓↓
http://blog.matuno.co.jp/archives/2014-12-10.html
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