皆さま、こんにちは!

ベジフルサポーターのDecoです♪

今日は、こちらの美しい大根を
ご紹介したいと思います。

世田谷で栽培されている江戸東京伝統野菜
『大蔵大根』です

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根が太くて長い円筒形で、
根の先端が丸く詰まって肉付きのよい
美しいフォルムの白首大根

江戸時代に豊多摩郡の源内という農民が作り出した
「源内つまり大根」が原種といわれており、
その名の通り、円筒形で尻(先端)が
丸く詰まっているのが特徴です。

それが世田谷区の大蔵原に伝わり、
更に改良を重ねて『大蔵大根』になったとのこと。

最初の写真の大根は
先日、世田谷区瀬田で代々続く農家、
10代目の大塚信美さんの農園で
収穫体験させていただいた、
貴重な固定種の『伝統大蔵大根』です。

大蔵大根の収穫体験の様子は
こちらのブログをご覧くださいませ。

「江戸東京伝統野菜『大蔵大根』を収穫しよう!」
http://ameblo.jp/deco-skh/entry-11965101778.html

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『大蔵大根』は根の色が純白で光沢があり、
根の上部から先までの太さがほぼ均一で
輪切りにしても揃った形にできるため無駄がなく、
お料理も見映えよく仕上がります

水分が少なく、荷崩れしにくいので、
『大蔵大根』が手に入ったら、ぜひ作ってほしいのは
やっぱり「おでん」

味がよく染み込んだ『大蔵大根』は絶品ですよ♥

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収穫したての『大蔵大根』はただスライスしただけでも甘くて、
収穫体験をされた皆さんも試食してびっくりするほど。

ちょっとオシャレに「大蔵大根のカナッペ」にしてもいいですね♪

生ハム、サーモンをのせ、
塩ゆでして刻んだ大蔵大根の葉と
ブロッコリースプラウトをトッピングして、
粒マスタードをきかせたドレッシングをかけました。

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水分が少ない『大蔵大根』
大根おろしにしてもしっかりしているので、
今流行りの「大根おろしアート」にも向いていると思います。

来年の干支「ひつじ」を作ってみました
(ひつじに見えるでしょうか?!)

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白菜と豚肉のミルフィーユ鍋に
たっぷりの大根おろし♥

グツグツ煮立てても、
ひつじの大根おろしアートはしっかり残っています!

シンプルにお出汁で煮て、大根おろしを崩しながら、
柚ポン酢やめんつゆで召し上がって下さいね。

そして、今回とても好評だった「大根の土鍋ご飯」

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土鍋に洗ったお米1.5合、1.5カップの水を入れ、
米粒くらいに刻んだ大根50g、酒、昆布茶、
桜エビ3gをのせてを炊き込みます。

とってもキレイなピンク色のご飯が
炊き上がりました
塩ゆでして刻んだ大根葉をトッピングすると
彩りもよくなりますね。お好みでごま塩をふって。
少量でも満腹感があり、
ダイエット中の方にもお薦めです♥


皮は千切りにして、レンコンと人参と一緒に
「カレー風味のきんぴら」に!

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ビタミンCたっぷりの葉は
「パイナップルとリンゴのスムージー」にして、
皮も葉も残さずいただきました


代々種を守られてきた『伝統大蔵大根』

江戸時代から続く伝統のお野菜を
今もこうして味わうことができることに感謝し、
大切にいただきたいと思います

なかなか市場に出回ることのない『伝統大蔵大根』ですが、
目にすることがありましたら、ぜひお試しいただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ベジフルサポーター
Deco