皆さま、こんにちは。
ベジフルサポーターの齊藤倫子です。

今日は、私のふるさと熊本の伝統野菜「ひご野菜」の一つ
『春日ぼうぶら』を使ったお料理をご紹介いたします。


「ひご野菜」とは、熊本で古くから栽培され
熊本の食文化や歴史に関わる15品目を
平成18年度に熊本市が指定した野菜です。

『春日ぼうぶら』は、熊本の民謡「おてもやん」にも
名前が出てくる野菜なんですよ


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さて、『春日ぼうぶら』と名前だけ聞いても
どんな野菜なのか、ご存知ない方も多いと思いますが

熊本市春日地区に伝わる
下の写真のような、ひょうたん形の大きなカボチャです。

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カボチャは16世紀にカンボジアを経て
ポルトガル船によって九州に伝えられたのが
最初だと言われていますが


『春日ぼうぶら』の「ぼうぶら」とは
ポルトガル語でカボチャを表わす「abobora
に由来するそうです。

ちなみに
カボチャはカンボジアがなまったもの
と言われていますね。

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大きさが分かるように
膝に抱っこしてみました。

長さ33cm、重さ2.6kgでした。


そして、切ってみると衝撃~!

果肉は、外側のゴツゴツしたイメージとは異なる
鮮やかで美しいオレンジ色でした。

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このダイナミックな出で立ちを活かしたくて
半分は、このまま器のように利用した
お料理を作ってみました。

それが冒頭の写真です

蒸した後、オリーブオイルを回しかけて
ローズマリーと一緒にオーブンで焼いています。

ガーリックとペッパーをきかせた一口ステーキを
クレソンと一緒に盛り付けたら出来上がりです。

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こんな風に取り分けていただきます

春日ぼうぶらは、甘みが強くて適度な水分もあり、
ステーキ肉との相性もバッチリ!

見た目のインパクトもありますので、
多人数でいただくと楽しいですね♪



そして、残りの半分は
サラダとポタージュスープにしていただきました。


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マッシュした春日ぼうぶらと
スライスした紫玉ねぎのサラダです。

紫玉ねぎのピリッとした辛みと色が
サラダのアクセントになっています


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春日ぼうぶらは
ポタージュスープにとても向いています。
濃厚な甘味と舌触りは格別でした


日本各地に伝わる
それぞれの土地で育まれた
個性豊かな伝統野菜は
その存在が見直されつつありますね。


皆さまも『春日ぼうぶら』

出会うチャンスがありましたら
是非お手にとって
熊本の伝統野菜を味わってみてくださいね。


ベジフルサポーター齊藤倫子でした