皆さんこんにちは。
岩手のベジフルサポーター千田広子です
寒さも厳しくなってきましたので
沢庵や白菜漬けなど、 お漬物を仕込む
時期に なりましたね。 

今日は 「紅鮭入りキャベツの麹漬け」を紹介します。

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近年の「塩麹」ブームに象徴されるように
発酵食品が注目されてきています。

冷蔵庫の無かった時代
流通が発達していなかった時代
はるかずっと昔から人類は
目に見えない微生物の働きを利用して
食べ物を長期保存する文化を
築いてきました。

日本には全国的に「なれずし」の食文化が
ありますね。
魚に米飯を混ぜて重しをし
乳酸菌を主体とした微生物で発酵させた
お漬物。
なんと、その起源は
弥生時代と言われています。

北海道の「ニシンずし」
秋田の「ハタハタずし」
石川県の「かぶら寿し」は有名ですが
岩手でも
鮭やサンマの「すし漬け」があります。

その複雑な味わいから
漬けるのは難しいかと思いきや
意外にも簡単!

「紅鮭入りキャベツの麹漬け」

材料

冷凍紅鮭・・・3切れ  5倍酢・・・大さじ2
キャベツ・・・・中1個   大根・・・1/2本   
人参・・・小1本      生姜・・・1かけ
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A 
麹・・・120g  暖かいご飯・・・80g  
みりん・・・100cc(50度くらいに温める)

塩・・・(野菜の総量の2%)
唐辛子(小口切り)・・・1/2本
出し昆布(5cm角4枚と細切り)・・・適量

作り方

1、前日に鮭の下処理をする
  ひと切れを薄く4、5枚にスライスし
  5倍酢と出し昆布に浸けておく
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2、キャベツは食べよい大きさに手で
  ちぎる
  大根は薄切り、人参・生姜は千切り
3、Aを手で良く混ぜておく。
  1・2・Aを段々に塩を振り重ねていく
4、重しをし常温で乳酸菌が働くのを待つ
5、柚子を添えて盛り付ける。

★食べごろの目安
野菜の水分が上がり
酸っぱい匂いがしてきたらOK
気温にもよりますが
冷暗所で2週間程度かかりました。
★重しはきつく!


発酵したお漬物をいただくことは
野菜の栄養のみならず
たくさんの元気な<微生物>を、
そしてその微生物が生み出す
代謝アップに繋がるビタミン群
身体に取り込んでいることになります。

プラスアルファの効果でパワー炸裂
「紅鮭入りキャベツの麹漬け」
皆さんも作ってみませんか?


岩手のベジフルサポーター
千田広子のレポートでした。