クッキングライフプランナー 谷口恵里です。

10月21日の
スペシャルまかないのご報告♪

ここ数日、冷え込みが厳しくなり
冬の訪れを感じますが、
まつのの契約農場、長野県中曽根農場から
寒さにあたって甘さがぐ~っと増した
白菜が届きましたので、
白菜つくしのランチにしました!
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料理の前に、
白菜が甘くなる仕組みについて!

寒さが厳しくなるということは、
水分を多く含む野菜にとっては
凍ってしまう
危険があるということ。
 
そこで、白菜は自らの身を守るために
葉のデンプンを凍りにくい糖分に変えて
溜め込むのです。

白菜に限らず、
冬の葉物野菜の甘味が強いのは
基本的には同じ仕組み。
本来の旬の時期が美味しいのには、
理にかなった理由があるんですね

中曽根農場さんが愛情込めて育てた
立派な白菜!
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芯が甘く、そのままでもパクパク
美味しくいただけます!

葉も中心部に近いところは青臭さや
渋さもなく、
柔らかくて食べやすいです。
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それでは、白菜尽くしのまかないランチです♪
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白飯の上のおかずから時計まわりに・・・

白菜と豚バラのミルフィーユ煮
白菜と赤パプリカのオイスター炒め
白菜と紅しぐれ大根(赤大根)と
水菜のレモンマリネ
白菜とカリカリベーコンのサラダ
~胡麻ドレッシング~ 
白菜とキノコのスープ
白ごまご飯 

白菜は、生食で(サラダ&マリネ)、
炒める、蒸し煮にする、煮る・・・と
調理法を変えることで、
食感や味わいもさまざまに変化します。

そのバリエーションを
楽しんでいただきたいと思い、
このメニュー構成にしました。

特に「白菜とキノコのスープ」は
「白菜と豚バラのミルフィーユ煮」からでた
出汁をベースに作ったので、
白菜と豚肉の旨味や甘味が感じられる
コクのあるスープになりました 

社員のみなさんに感想を聞いたところ、
・今年の走りの時期に食べられて嬉しい!
・白菜のサラダが、甘くて美味しい! 
・白菜のいろんな食べ方ができて大満足。
・美味しい白菜。
でも霜降りの時期ならもっともっと甘いはず。
厳寒の頃が楽しみ!

などなど、意見をいただきました。
やはり、青果物流のスペシャリストならではの
厳しい声も聞かれました。

寒さが一足早く訪れる長野県の高地では、
現在収獲される白菜も、
甘味がのった美味しい品ですが、
これからさらに寒さが増せば、
もっともっと美味しくなるのです。

鍋、漬物、マリネ、餃子、八宝菜、
ロールキャベツ風などなど
これからの白菜料理がとても楽しみです。

そしてこれからも、旬の野菜を使って
社員の皆さんに楽しんで食べていただける
まかないを作っていきたいと思います