先月30日からの台風11号と12号、前線などによる記録的な大雨によって
起きた災害について、気象庁は、
「平成26年8月豪雨」と名付けました。(8月22日16時)
このように気象庁は大きな被害が出た災害について名称をつけることがあります。
今回の気象災害に名称がついたのは、一昨年の
「平成24年7月九州北部豪雨」以来です。

今年上旬の降水量は、西日本の太平洋側が、平年の約7
日本海側
が 4と、共に統計を取り始めた1961年以降、
最も多い記録
となっています。

日照時間も、西日本の太平洋側で平年の27に留まり
観測史上最も少なくなっています


東北地方も梅雨のようなすっきりしない天気が続いている

この時期に前線が長く居座るのは珍しく、8月中旬に九州から
関東付近に前線が延びる気圧配置が、3日以上続くのは2003年以来11年ぶり


この、「平成26年8月豪雨」の影響から、各地の野菜が供給不足に陥り
価格が高騰しています。
きゅうりの卸値は平年に比べ2.5茄子7割高の水準。など。

キャベツ白菜などの葉物類
 この時期のメイン、群馬県や長野県等、梅雨の長雨で根が弱くなり
 梅雨明け後には逆に雨が少なく成長が遅れ
 8月上旬からじわじわと値上がりしています。

茄子きゅうり・インゲンなどの果菜類
 台風や雨が続き、傷ついて出荷できなくなったり、日照不足で生育遅れが発生。
 すれ・キズ・キズ・コルク果、キズから身を守ろうと皮が硬くなる(茄子など)
nasu

ほうれん草・春菊・ニラなどの軟弱野菜全般
 トロケ・病気による斑点や変色、枯れなど。


大根
 ひび割れ・トロケ・センチュウによる食痕
⑥①
等、

野菜全般的に品質の低下や出荷量の減少に伴い、価格高騰してきております。
また、今後はトマトミニトマトなどの果菜類でも、価格の高騰が見込まれます。

まつのでは、各産地との情報を密にとり、
できる限りの商品調達と品質保持に努めて参ります。
何卒皆様のご理解を頂けます様宜しくお願い申し上げます。

今後も新しい情報が入り次第、随時ご報告して参ります。