さる6月4日(水)、
中央大学にて商学部教授、木立真直先生が担当される
「流通論」の特別講義として、
「まつのの流通戦略30年の歩み」と題し
松野社長が講演を行いました。
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 中央大学は社長の母校
キャンパスを訪れるのは卒業以来、34年ぶりのことです。 
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まつのが乗り越えてきた数々の試練、
お客様の要望に徹底して応え続けること、
青果物流通のあるべき姿、
仕事との向き合い方、
できないんじゃない やらないだけだ……
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 1年生約400名と木立先生のゼミ生の方々に向け、
皆さんが、これから社会で活躍していくうえで
何か参考になればとの思いから、
まつのの30年を1コマ90分に込めてお話しました。
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 講演後のゼミ生の方々との意見交換会では
次のようなご意見、感想をいただき
私達にとっても、自社を改めて客観視できる機会になりました。
 
「利益ではなく、お客様の求めているものを
徹底的に追求する姿勢が印象的だった」
まつのの30年は、前例のない挑戦の歴史でもあります。
原産地表示、生産者表示への挑戦。
全国統一規格・統一価格の実現。
どれも「やる」と決めたときには、勝算も採算のあてもありません
お客様が求めることに応えたい。
できるか、できないかではない。やるだけだ
この思いがまつのを支えてきました。

「時間との闘いの中で、
顧客のことを考えて取り組む姿勢に感銘を受けた」
野菜の美味しさの8割は鮮度で決まります。
生産者の方々が愛情と手をかけた野菜も、
新鮮なうちに届けなければその価値は伝わらない。
さらには、お客様の欲しい物が欲しいときに、
欲しい場所に届かなくてはいけない。
そのため、物流の現場は1分1秒を争う時間との闘い。
まつののセンターは365日・24時間動き続けています。



そのほか、次のような感想をいただきました。

業界の常識を疑ってかかる姿勢に刺激を受けた」

「野菜が手元にくるまでに、これほどの苦労があると思わなかった」

クィックレスポンスを徹底していることをゼミでも見習いたい」

何としても欠品しない、絶対に届けるという態勢に感銘を受けた」

「相手との信頼関係の築き方は、
生き方すべてに通じることとして大切だと思った」

質疑応答では、「植物工場の今後の展開は?」「天候リスクへの対策は?」
「企業の農地所有をどう見る?」など率直な質問が次々と出され、
今という機会を逃さない、学びに意欲的な姿勢
私達も教えられることが多くありました。

学生の皆さんからいただいた言葉に恥じぬよう、
そして30年の歴史を次の100年200年につなげるために、
まつのはこれからも挑戦を続けてまいります。

木立真直先生、貴重な機会をいただきありがとうございました。
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