こんにちは!KiMiDoRiの兼子です。
話題的にはちょっと古いのですが…
実は、昨年KiMiDoRiは科学技術振興機構(JST)の委託研究事業に応募し、その課題が採択されました。
補足(今回応募したプログラムの概要):JST復興促進センター仙台事務所、盛岡事務所、郡山事務所に配置するマッチングプランナーが産学官連携支援機関の協力のもとに、被災地企業のニーズを発掘し、これを解決できる被災地を始めとした大学等の技術シーズとマッチングし、産学共同研究を実施します。
KiMiDoRiがどんな研究をするのか、というと
ズバリ課題名「植物工場を利用したイチゴ生産による福島県川内村の震災復興」です。
おおざっぱに言うと、川内村でイチゴ栽培ができるかどうか、どのような栽培体系になるのかの実証研究、といったところでしょうか。
なんで、そんな研究をするのかというと、川内村に人がいないからです(キリッ)。
もちろん、川内村の植物工場は雇用の場の確保、という一面がありますし、川内村では新たな企業誘致も始まっているのですが、家族(あるいは個人)単位で始められる農業の方が、人が集まりやすいですよね。
そこで、単価が高く、加工もできる、6次化しやすい「イチゴ」栽培の話が持ち上がり、さらに川内村は高原で、夏冷涼なので「夏イチゴ、できるんじゃない?」ということから今回の委託研究へと話がつながっていくのですが。。。うまくいくかドキドキです。
研究期間は平成26年1月~平成27年3月、ただいま絶賛育苗中でございます。
↑鉢上げ直後のイチゴの苗’s。イチゴは、苗がかわいい、花がかわいい、実がかわいいのあざとい蔬菜です。
イチゴ栽培の経過報告は共同研究先との兼ね合いもあるので頻繁には報告できないかもしれませんが、出せる情報はご報告していきたいと思っています!
夏に、「イチゴ、採れました!」のご報告ができるよう、頑張ります。
また、JST復興促進センターが主催するシンポジウム
「復興促進プログラム 特別企画シンポジウム『未来を創る 東北の力』-科学技術の英知・絆の成果-」
に兼子が発表者として参加してまいります。
イベント案内→http://www.jst.go.jp/fukkou/news/pdf/e_20140427pf2.pdf
被災地域の方は参加無料ですので、興味のある方はぜひ仙台まで!
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