こんにちは!KiMiDoRiの兼子です。

なんだか忙しくしている間に四月も中盤になってしまいましたが、
KiMiDoRiはこの4月2日に創立1周年を迎えました。

工場立ち上げということもあり、バタバタしてしまった1年でしたが、ちょっと総括してみたいと思います!

川内村植物工場 

うれしかったこと編

1.従業員が集まった!
これは本当にありがたいことです。
人がいないと工場が動きませんので…。
一度は全村避難した川内村ですが、現在うちの工場には従業員が20名、しかも年齢構成が若者から60代まで幅広く、当初考えていたより人材が豊かです。若者もお年寄りも帰ってきたくなる魅力が川内村にはあるんですね。
うち13名は川内村の方ということで、村民の雇用の場としてもちゃんと機能できているかな、と思います。
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↑ある日の朝礼。ウエアを着て戦闘準備万端の様子。

2.野菜が売れた!
私は農業系の大学にいたので、野菜ができること自体はそれほど感動しないのですが、作ったものに値段がついて、なおかつ買ってくれる人がいる、というのはまだ慣れなくて、いまだにドキドキします。
最初のころは細々売るだけだったのが、夏にはヨークベニマル様、今年からはCOOP様での取り扱いも始まり、当初想像もできなかったくらいたくさんの人に商品をお届けできるようになりました。
工場の中にいるとなかなか売れている実感はわかないのですが、地元の直売所で声をかけられたり、お手紙などで感想を頂けたりしたとき、誇らしい気持ちとありがたい気持ちでいっぱいになります。
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↑最近、袋デザインも変えました

困惑編

1.大雪
2月の大雪、皆様のお住いの地方は大丈夫でしたか・・・?
川内村は寒いんですが、雪は少ない地域なので、大雪に対しての防御力は、関東とあまり変わらない程度で、やっぱり大変でした。
もちろん、野菜は無事なんですが、従業員がこれなかったり、物流が止まってしまったり、設備の不具合が起きてもサービスマンがこれなかったり・・・という栽培以外の点で大変なことになってしまいました。
栽培自体は環境に左右されないのですが、営業は左右されっぱなしの2月でした。
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↑自宅から1時間、雪を漕いできたときの図。この後4時間かけて出荷口までの雪かきしました・・・。


2.LED
当工場はLEDをつかった施設としては最大規模なのですが、じつはLEDを光源に使った栽培ってまだまだ研究されつくしていないんです。私もわからないことばかりなのですが、予想以上に、光質(光の色)は植物の生育や形態に影響します!!
なんでだろうと興味深い反面、出荷のこともあるので困惑することも多々・・・。
おちついたらちゃんと研究したいですね!
むしろ研究してくれる学生さんいたら喜んで植物と場所提供しますよ!!


まだまだ細かいことはたくさんありますが、
1年間いろいろありつつも続けてこれたのは皆さんのi(愛)のおかげです。
改めてありがたく思うと同時に、もっと愛される商品、会社になるよう、努力せねば!と気を引き締め、
2年目も頑張っていきたいと思います。