山梨県北杜市を代表する
農産物のひとつ
【紫花豆】

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正式名称は【ベニバナインゲン】

その名の通り、
鮮やかな紅色の花を咲かせます。

ぽってりした形と独特の色合いが特徴の紫花豆
温暖な場所だと結実しないため、
高冷地でしか栽培できないという貴重な豆です。
特に標高1100〜1200mの夏でも冷涼な地域が最適。
北杜市の中でも須玉町の増富地区と
高根町の清里地区でしか栽培できないので、
生産量は少ないのですが、
とても大粒で良質の花豆が生産されています。

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清里出身の私は幼い頃から
花豆煮を食べて育ったので、 
それがどれだけ貴重な存在なのか
全く知らなかったのですが、
その艶やかでふっくらとした姿、
ほっこりするような豆の甘みが
昔から大好きでした。

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先日、須玉町増富地区の女性にお会いし、
花豆煮を作るコツを教えていただきました。
そして、市内の直売所で
有機栽培の花豆を手に入れたので、
早速、煮てみたところ…

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ご覧の通り、ふっくら美味しい花豆煮が完成!


上手に煮るコツは…

たっぷりの水でしっかりと水で戻すこと
圧力鍋を使い、2回茹でこぼすこと
手で触って柔らかくなってから味付けする
乾燥の花豆1kgに対し、砂糖は700〜800g
出来上がった後はたっぷりの煮汁に浸しておく

とのことです。
このやり方なら簡単に美味しく作れました♪


懐かしい故郷の味・花豆煮
その姿も味わいも
心をほっこり和ませてくれる
魅力がありました!