創業95周年記念オープンデーイベント
に参加させて頂きました。
私の中での種苗会社は広大な敷地に沢山の作物が植えられていて
どこか堅苦しいのではないか・・・そんなイメージを持っていました。
そんなイメージを吹き飛ばすかのように、
入り口を入るとトマトベリーのキューピッドちゃんが出迎えてくれました。
トマトベリーは甘くて肉厚のハートの形をした
かわいらしいミニトマトです。
一般のミニトマトとの食べ比べがあり、試食してみるとその差は歴然!!
しっかりした歯ごたえに、口の中に甘さがいっぱい広がります。
見た目もかわいいのでお弁当に入れると一層華やかに見えると思います。
少し歩くと華やかな花壇が・・
よく見ると赤水菜や、グリーンリーフなどが一緒に植わっていました。
野菜と花をコラボレーションさせた花壇だそうです。
ハウスの中には、マリーゴールドとスイスチャードの花壇がありました。
スイスチャードが花にも負けない鮮やかさ。
ガーデニングにもなるのは新たな発見でした。
目で見て、舌で味わって楽しめる素敵な花壇です。
カボチャが空中に浮いてる?!
びっくりして入ってみたハウスには、空中栽培されているカボチャたちがいました。
こちらは「くり将軍」
追熟することにより甘みが増すそうです。
大きくなったカボチャは落ちてこないのだろうか・・・
そんな心配はいらず、ちゃんと大きくなり、
地面につかないのできれいなものが収穫できるのだとか。
この栽培方法は春にイチゴ栽培が終わり、
その場所利用して夏にカボチャを収穫する農家の方や、
元々ナシやブドウなどの栽培をしていたけれど
出来なくなってしまったため、
その棚を利用して栽培を始められた方もいるそうです。
小さいサイズのカボチャ「ミニカボチャ小吉シリーズ」
オレンジと緑の葉がひとつのインテリアにも見えました。
手に入りきらないくらい大きくてきれいな大玉トマト「TYCF大玉トマト」
病気に強く、収量が多い品種だそうです。
一房3~4果に摘果し、実の大きさを揃えます。
これはあと一週間くらいで赤くなるそうです。
生産者の方は箱に少ない数で満載にして出荷できるので、
作業の負担を減らすことができるそうです。
つづいて~グストイタリア~
のコーナーへ。イタリアの野菜を見に行きました。
とはいえ、聞いたこともない名前の野菜ばかりで、どうやって食べるのか、
想像できない野菜も多かったです。
私が一番びっくりしたのはこの野菜。
「ゴルゴ」
名前は少し怖い感じがしますが、赤く渦を巻いていて、とてもかわいい野菜。
そのギャップに驚きです。
砂糖大根やテーブルビートのの仲間で、
甘くてやわらかいサラダ向きの野菜だそうです。
ほかにも、スティッキオやダヴィンチなど注目の野菜がたくさんありました。
沢山の驚きや、新鮮なものに出会え、とても充実した一日となりました。
今回参加させていただき、野菜一つには多くの人が携わり、
いろんな思いが込められていることを知ることができました。
品種を開発するということは食べる人や作る人など様々な要望に
応えられるよう日々研究が進められているのだと感じました。
スーパーなどには、作物名や品種名だけ書いてある商品が多くみられます。
またブランド名だけ紹介している商品もあります。
名前だけでなく、その品種の特徴や、こだわりなど紹介できれば
もっと野菜を食べるのが楽しくなると思います。
その特徴などを紹介できるようになれるよう、
野菜の特徴を勉強し情報を集め、
野菜に携わっている様々な立場の事を勉強していきたいです。
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