まつのBLOG ~We like vegetables !

野菜が大好きな貴方に
「もっと野菜を知って頂きたくて。」
「もっともっと好きになって頂きたくて。」
そんな願いが貴方に届きますように。

去る3月15日土曜日、明治記念館において
「株式会社まつの30周年記念パーティー」
を行いました。

 今回は来賓の方は迎えず、
 社員による「社員が主役のパーティー」として執り行いました。



 365日24時間 休むことなく稼働しているまつのにとって、
他部署の仲間と食事をする非常に大切な時間です。



日勤・夜勤 本社平和島・品川・関西営業所・関係会社
日頃、それぞれの場所で頑張っている仲間。

 今日は一つの部屋で時間を共有し語らいます。
今は別の会社で活躍している仲間も、参加・祝電を送ってくれました。

 家庭の事情、新たな目標に向かうため・・・様々な理由でまつのを離れましたが、
 口を揃えて出てくるのは、
 「まつのにいたからこそ、今の自分がある」 という言葉。



食事は、 まつのの野菜を使った和食料理。
普段はお客様へ納品している野菜達。
生産者さんの顔が浮かび、思わず笑顔になります。

お料理の写真だけで一杯になってしまうので、
ここではその一部をご紹介致します。

(先付)
・さんさんファームのスウィーティア赤とろ鱒紅根巻
・あまえぎみに湯葉 水菜
・桜人参 青豆餡
・麻岡さんのフルーツトマト

(前菜)
・長崎さんの胡瓜卸和え
・才巻イタリアンパセリ
・椎茸海老挟み焼 
・あまえぎみ射込み鮨 空豆
・桜蒸しシルクスイート
・熨斗鶏葉玉葱焼 カラフルミニトマト ・ソルトリーフ



(鉢肴)
・鰆ころで焼き ミニ大根に蕗味噌
・ばってん茄子山吹玉子 ・新織じゃがいもにかぶのあちゃら (煮物)
・南瓜饅頭 スティックサラダ(スナップえんどう) (デザート)
・野瀬さんの温室メロン(NOSE MELON)みかん寄せ 苺

大根や人参が花びらになったり、器に変化したり。
野菜そのままではなく、一工夫した飾り付けがされており、
味はもちろん、その変化もまた楽しみな料理でした。



檀上で行う社員発表
選ばれた4名が、
普段の業務では有り得ない大舞台に緊張しつつ、
 一生懸命に仲間へのメッセージを届けました。



そして、本日のメインイベント!
 「社員の表彰式」
 今年は、総勢30名の表彰を行いました。

・最優秀社員賞
・最優秀新人賞25年・24年
・環境整備大賞
・優秀社員賞
・優秀ドライバー賞
・優秀準社員賞
・功労賞

受賞者は、発表まで一部の人しか知らないサプライズ。
名前を呼ばれた人は驚き、そして照れた嬉しそうな笑顔で、
仲間の拍手の中、壇上へ向かいます。
一人ひとり表彰理由が発表され、社長から表彰状が手渡されました。



優秀新人賞(24年度)の吉見さん。
社長と交わした握手に、思わず・・・涙がこぼれます。
今までの辛かったこと、大変だったこと・・・ そして普段厳しい上司の顔も浮かんだことでしょう。
でも、私達は知っています。
彼女が表彰されるのを見守っていたその人が、 眼鏡を取って、溢れて来る涙を拭っていたことを。



宴もたけなわ 全員起立で「2014年度スローガン」の唱和を行いました。

「原点回帰 お客様の目となり手となり足となり」
 「できないんじゃない やらないだけだ」


 

 短い時間の中に、様々な気づきや学びが凝縮されていることを感じました。
 節目を祝う大切さ 自分達の取り扱う野菜達が形を変えたものを、
味わい・驚き・発見すること
人との出会いを大切にすること
今という時間に気づきや学びがあること
自分の想いを形にし発表することによって感じる変化
「認められる」ことの嬉しさと有難さ



普段、忙しさに気を取られて見失いがちになっている大切なものが
それぞれの心に戻ってくるような時間でした。

全部まつのフルーーーーツ
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こんにちは!
あやかです!
新たにお取引が始まった
Hawaiian Pancake Factory
イオンモール和歌山店

へ行ってきました!
no title

トロピカルフルーツ
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ホイップクリームが全くしつこくなく
軽い

そして
美しいまつのフルーツ
とても目だってて!!!!
オレンジ、パインは皮まで使用

ホイップバター

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ケーキは、今流行りのモッチリ
今日はプレオープンですが大行列!
しかも若者だけでは無く年配の方も多かったです。
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ちなみにお隣の
テキサスキングステーキ
さんへも納品しています
もやしだけですが (;^_^A

自分が納品しているフルーツを見ると
皆に言いたくなります(o´艸`)

ここのフルーツ私が手配してるんだよーーー
と。

そんな気分です。
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自分たちが納品したフルーツが
こんな素敵に変身をしていることを
まつのスタッフに伝え
品質重視検品強化したいです。

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ぜひ皆もおいしいハワイアンパンケーキを食べに和歌山へ行こう

日本の食の中核を担う!!JAグループ主催、
「第8回国産農畜産物商談会」
に行ってまいりました。
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日本全国の農協を始めとする
生産者や加工業者が集まった商談形式でのイベントでした。

各県、様々な特産品を始め、地元で採れた商品を加工したり
新商品の提案が行われていました。

今回は私が出会った可愛らしい野菜、果物をご紹介致します!

今が旬のイチゴたち。

栃木の期待の星!!
来年から一般発売となる
「スカイベリー」
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見事な大きさで、酸味がほとんどなく
ジューシーで甘い、食べ応えのある期待の新顔です!

薄ピンクがかわいい
「桃薫」
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茨城の新品種で、まだ一般にはわずかしか出回っておりません。
春を感じさせる色と香りは、
これからの人気に火を付けそうです!

九州もお忘れなく!
「ゆめのか」
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かわいいキャラクターまでいる、長崎の品種。
甘さが濃縮されており、何個でも食べられそう!

お次は変わった形の野菜たち。

きゅうりが丸くない?!

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栽培途中で、型にはめて育てると
かわいらしいハートや星に大変身!!
薄くスライスし、散りばめると
子どもも喜んで食べられるのでは?


酸っぱい恋もありますよね・・・
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レモンもハートの形になっちゃうんです。
飾りつけとして、見ても楽しめます!

ミニミニ野菜
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間引いたものを販売しています。
大きくなるとこんなにも立派になるもの!!
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料理の飾りつけにはいかがでしょうか。

他にも気になる商品がたくさんあり…
その創造性に驚きです!

野菜や果物も、全国それぞれの箇所で
生産されており、年間を通じて作られている商品も多く
旬や地域特性を超えて供給されていることがわかります
だからこそ、それぞれが工夫し他とは違う個性あふれる
野菜を生み出しているように思います。

従来よりあるそのままの姿を大切にしながら
新たな可能性、新しい使い方を広げられると
消費拡大につながるのではないかと思います。 

春の訪れを感じさせる味覚を堪能しに
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大森東店

に行ってきました!!

「クレソンサラダ」
「シーザーサラダ」

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ルッコラ、ベビーリーフ、レタスを使い
クルトンが散りばめられているので
サクサクとした食感が楽しめます。
アクセントに赤のトマトが入っています。
食前のサラダにぴったりです。

「半熟卵のクリームスパゲッティ」
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緑のアスパラ。
黄色の黄パプリカ。
赤色の赤パプリカ。
カラフルな野菜が食欲をそそります!
濃厚なクリームスープにパスタが絡みボリューム満点!!
クリームパスタ好きにはたまりません。

お待たせしました!!
春のイチゴフェア
です!!

「苺のもちもち和風ぱるふぇ」
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苺の甘酸っぱさに加え、バニラアイスの甘さがマッチします。
ぷるっとした桜プリンともちもちのぎゅうひで食感も楽しめます。
あずきが入っており、和風感が高まります!!

「たっぷり苺ともちもちバニラ包み」
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ぎゅうひに包まれたクリームとバニラアイスが
ナイフを入れた瞬間顔を見せます。
黒蜜が全体の味が引き締まり、ぺろりと食べられます。

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苺と桜のミニぱるふぇ

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まだまだ寒いですが、温かい春を感じさせるお料理ばかりでした。

こうやってお店で
美味しいお料理やデザートになった
自分の仕入れている野菜、果物に出会うと、気持ちが入ります!!

お腹も気持ちも大満足!!
ごちそうさまでした。

世界一の食の展示会
「FOODEX JAPAN2014」
に行ってまいりました!!

なんと出展者が国内・海外合わせて約3000社!!
その会場の広さに驚きです!!

国内・海外、様々なブースに分かれまるで世界旅行をしているようでした。
その中でも興味を持った出展者の方々です。

金時生姜を作り続けて半世紀
「木村農園」さん
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料亭の焼き魚に添えられる“はじかみ”。
原材料となる矢生姜を3代に渡って作り続けられています。
採れた原料は、酢漬け、根生姜のパウダーや飴など加工品も作られています。
川砂と水だけで作られているためとてもやわらかくやさしい辛さです。
今は生産者が少なくなり、高級品となっていますが、
もっと大勢の人に知ってもらいたいとお話しされていました。

せんとくんが代表選手です!
「なら産彩 おいしい奈良協力店」さん
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奈良・大和路の食の歴史で受け継がれてきた大和伝統野菜。
県認定されている18品目に加え、
魅力ある食材が沢山あります。
中でも興味深かったのは、「アスカルビー」
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奈良県を代表するイチゴで
実が大きく、丸い形をしたかわいらしいイチゴです。
一口かじるとたっぷりの果汁があふれ、
その絶妙な甘さと酸味のバランスがやみつきになります。
残念ながら関東にはなかなか入ってきていないそうなので
これから多くの人に食べてもらいたいです!

和歌山県の果物農園
「観音山フルーツガーデン」さん
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地元でとれた果物を使用し、ドライフルーツも作っています。
数々の果物を栽培し、果実に傷をつけないよう手作業で選別を行われているそうです。
ドライフルーツは噛めば噛むほど味が広がり
フレッシュとはまた違った深い味わいが楽しめます。

食材の宝庫
「熊本県」!!
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年間を通じてたくさんの野菜・果物を供給しています。
商品別の旬がわかるカレンダーをいただきました。
生産地をつなぎ、年間通して商品が出荷されていることがわかります。

熊本県の代表といえば・・・
あの有名なくまモン!!
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熊本県のスタッフさんがピンバッジを付けられており
おみやげにいただきました!

このほかにも興味があるお店がたくさんあり
一日ではとても回り切れないほどでした。

多くの人に知ってもらいたいと出店されている人。
新しい商品を求め探している人。
双方の熱い想いが会場を盛り上げていました。

それぞれの国や地域で持った特産品を活かし
知られざる魅力を発信することによって活性化に繋がると思います。
まだまだ私も知らない世界が多いので、
食とお客様を繋げられるように日々勉強してまいります。

モスバーガー様から
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期間限定新商品
辛味噌チキンバーガー、
リニューアル
海老かつバーガー

販売されました。
弊社からお届けさせて頂いてる
きゃべつがふんだんに使用されています。
お邪魔させていただいたのは
モスバーガー梅屋敷店

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それでは、まずは
海老カツバーガーから

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いただきまーす。
千切りきゃべつのシャキシャキ感
goodでございます!
そして海老のプリプリ感はもとよりタルタルソースに加わっている
アメリケーヌ・ソースによって
海老の美味しさ倍増です!
意外にさっぱりしているので、女性向きかなって?
そして
本日のメインイベント 
辛味噌チキンバーガー!
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野趣あふれるちぎりキャベツの
ザク♩ ザク♪ 感 ♬

皆大好き 
外 パリ♪ 
中 ジューシー ♪ 

チキン !!
程よい辛みが
旨い !! 辛味噌ソース !!
zaku zaku !!頂きました。

こちらはガッツリ男性向きかな?
御馳走様でした 

ところで
本日のキャベツは生産履歴のわかる
愛知県田原市の
愛知みなみ特別栽培研究部会
の物。

写真
部会発足当初は4名。(現在生産者数 32名)
農薬と科学肥料を
慣行栽培(一般的な栽培)のものより
50%以上削減

してるんです。
現在作型の端境期で収穫が不安定なので。

私も頭を悩まされます。。。
でもやらなければいけないんです!!

この美味しいハンバーガーを
召し上がった方々に 
笑顔 
になって貰う為に!!

店長のすえまつさんに
店舗でのオペーレーションのお話をお伺いさせて頂きました。
徹底した鮮度管理の元
ちぎりキャベツ
そして千切りキャベツ
が作成されています。
このきゃべつが

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※写真は弊社きゃべつ出荷担当の高木さんです

  ↓

このように!!
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色々と貴重なお話をお聞きし
また、ご意見も頂戴いたしました。
一番の悩みは、
レタスの歩留まりのブレだそうです。。
モスバーガー様へお納めするレタスは
鮮度、品質、重量をチェックしておりますが
まれに中腐り等の為、
実質使用できる量が非常に少ない時があると。

大変申し訳ございません!

早速出荷担当者にお伝えして、
検品強化していく所存でございます。
今回は、初めて店舗訪問させていただきました。
弊社で出荷させていただいてる商品が、
どのようの商品に進化しているのか?
やはり、

現地現物
百聞は一見に如かず !!
でした

見て、
触って、
聞いて、
嗅いで、
食して!!

表に出るご意見・クレームは
氷山の一角だと言われています。
95%のクレームは表にでない。。。
私はそのサイレントマジョリティ(改善情報の宝庫)の声を
店舗訪問時に

拾い、
集め!!

日々、精進して参ります。
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皆様こんにちは!

JA長生施設野菜部会青年部様との交流会に参加させていただきました。
長生といえばトマト、メロン、梨、きゅうり、長ネギ等の産地。
中でもトマトは周年栽培が行われ弊社でも大変お世話になっております。
ちなみに 
生産者団体名は 長生(ちょうせい)
トマトの名前は長生(ながいき)トマトです。
部会青年部からは16名。
その他農協、市場関係者からは14名出席という形で本交流会はスタート致しました。

まずは、青年部 部長 
石井 理永蔵様

からのご挨拶。
印象に残った言葉は、
『とまとの戦国時代だ!』

とういうお言葉。
なんでも青年部会の方を引き連れて
各産地に頻繁に行かれ勉強されているようで本気度を感じました。
そんな石井様からも「豊橋」は進んでいるという認識だそうで、
ロールモデルにしていきたいとか。
長生は、首都圏に近く、物流の面でも有効だという事で地産地消じゃないけど
首都圏の消費需要を狙っていきたいそうです。
私もその熱に圧倒されそうになりました。

そして理事の
室川 典弘様
からは、

「トマトが欲しい、欲しいというけど、じゃ実際どれくらいの量が必要なのか? 」
「トマトの量が増えていった時、単価は維持できるのか?」

という質問が。
実際にトマトとメロンを栽培している所をトマト一本で勝負しようと
している農家さんもいるそうで、これは本気で考えてるからこそ出てくる切実な想い。

ここでも本気度を体で感じてしまいました。
その長生イズムは若い世代にも受け継がれていました。
今回参加した青年部会様の中にも
4名の方は今年から農家を始めたの20代の人達
若い世代の方達ともお話をさせていただきましたが、
2世代で農家をやるにあたり、
ハウス等の施設環境整備を若い世代が行い、
苗は親世代が管理を行う
などうまく分担なさってるようです。
若い世代の方のお話を聞いていると、
水耕栽培だから農家をやりたいと思ったという意見もありました。

もしかしたら、
この先何年後かは水耕、溶液栽培のみで土耕栽培には
お目にかかられないという事も。。。
交流会でも話題になりましたが、今の若い世代の方5人に
水耕栽培のトマト
土耕栽培のトマト
を食べ比べてもらった結果。。
全員が水耕栽培のトマトを美味しいと感じたそうで。
やはり時代とともに美味しさの基準も変わっていくものなのか。
それとも年齢の差なのか。。
弊社からの要望は
春トマトと秋トマトの時期が開いてしまわないようにお願いさせていただきました。
夏の北ものトマトが終わりかけで、どうしても軟化したものが多くなってしまうので
秋トマトが色周りが悪かったり、
スタートが遅くなってしまうと外食店舗様、
エンドユーザー様にご迷惑をかけてしまうからですと。
言うのは簡単なんですけど。。
ただ長生さんならやってくれるかなと勝手に思ってしまいました。
後は、今月の大雪で北関東のトマトはかなりの被害があるそうなので
長生さんに頑張って欲しいとお伝えさせていただきました。
今回も熱い仕事に対する情熱をいただいて参りました。

弊社のピッキングセンターはエンドユーザ様と農家さんを繋ぐ架け橋

農家さんの想い、野菜をお客様に。
お客様の要望を農家さんに。


青果物だから難しい面はありますが、
難しいからこそ面白く
色んなチャンスがあるような気がします。
是非、次回も参加させていただきたいなと感じました。
若い世代の人達の現場と成長を感じさせていただきたいと思いました。
勿論、自分ももっと負けないくらい成長して。
長生さんから貰った熱い情熱で、より良いピッキングセンターになるよう
日々精進して参ります。

追伸

雪で被害に遭われた産地は
何かとご困窮のこと、拝察申しあげます。
一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。

甲 将明

「石川県をみなさんに知ってもらいたい!!」

そんな熱い思いの皆さんによって開催されている
「いしかわ百万石マルシェ」に行ってまいりました。
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おしゃれなガラス張りの
リビエラダイニング グランブルー青山店で開催され
会場に入るだけでもドキドキ。

各出展者がブースに分かれ、会場を一周する流れになっており
料理長より各ブースの食材の味を生かした試食料理がふるまわれました。

会場を入ると、あの有名な加賀野菜たち!!
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「北形青果」さん。

各生産者の方の紹介ポップが飾られており、加賀の野菜をアピール。

二塚からし菜のお浸しが紹介されており、
辛みがききながらも甘かったです。
二塚からし菜は葉がギザギザしており葉脈が赤いのが特徴。
火を通すと緑に変わり、シャキシャキとした食感が楽しめます。

れんこんがズラリ!!
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「蓮だより」さん。

普通の蓮根と加賀蓮根は何が違うのでしょうか。
一見、あまり変わらないですが、
普通の蓮根は節間が長く、加賀蓮根は短いのだとか。
また加賀蓮根は、肉厚でもっちりしているのが特徴。

一つ一つ手作りのれんこんチップスも販売されており、
好評のためこれから増産を目指しているそうです。

こだわり有機栽培の野菜
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「西田農園」さん。

食べてみてと勧められたルッコラは、葉がやわらかく
ルッコラ独特の風味が引き立ちながらも、あとから甘みが広がります。
こんなにおいしいルッコラは初めて。

旬、土地に合わせた野菜を一つ一つ大切にされています。

「もてなし加工品」の方から
アンケートに答えてくださいと渡された商品紹介シート。
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石川の食材を使用し、商品を開発。
五郎島金時を使用したバウムクーヘンや
アカモクという海藻を揚げたものや、
中島菜をパスタに入れ込んだものなどアイデア満載。

商品の特性や利用ターゲット、製造工程まで事細かに書いてありました。
東京でも売れるかどうかと、今回参加されたそうですが
私は気に入ったものばかりだったのでぜひ東京にもどんどん売り出してもらいたいです

ほかにも、
能登半島でとれた珠洲の塩に藻や炭を組み合わせたものの紹介、
能登牛と能登豚の生ハムの食べ比べ
などどれも目白押しでした。

30以上もの出展者の方々が想い想いの宣伝をされており
わずかな時間ではありましたが、石川県の食の魅力に触れられました。

南北に長い地形が、海の幸、山の幸と旬を楽しめる地域環境にあると思います。
素材がいくらあっても誰かが利用しない限り
ただただ見過ごされていくだけで非常にもったいない話です。

旬の野菜を提供していくのはもちろん、これからは
伝統、地域に根差している大切な素材の魅力を伝えていけるようにしていきたいです。

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今関西でも直接愛知から入荷している商品が
どのようにしてまつのに来るのか?
とまとはどのようにして私達消費者に届けられるのか?
そこを知ろうと思い、産地研修に参加させていただきました。

まず・・・豊橋農業組合のセンターに伺いました。

そこで目に入ったのが・・・本日これから出荷されるトマト・・・・

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なんと・・・まつのと書いてあるトマトが・・
きれいに山積みされておりました。

どこの出荷よりもまつのが1番多かったのが印象的です。
A B C 20 24 28玉・・・色々な規格・・・
綺麗に揃ってセットされておりました。

とまとの窓を開けてみると・・・。
綺麗なトマト。 

関西ではあまり入荷しないほどの綺麗さ・・・

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そして何より、おいしそうと思いました。
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しっかりときっちりとした選果方法で選果され・・・・
しかもその選果をしているのが・・・機械!!
これにはびっくりです。
人間の手も加わっておりますが・・・・なんでも機械でできてしまう事が・・・
現代だな・・とかんじました。
ほぼ変わらない、色、形・・
その選果技術を私も身に着けたいと思ってしまいました。

次に見たのが・・・・トマトの入っている箱!!!!
これもなんと機械が作っていました。
私の記憶・・だと全部手作業の記憶で止まっておりましたのでこれにも感動です。
少し自分だけ時が止まっているのかな?と不思議に感じました。
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これ!!!ざっと上から撮影してみました。
丸いカップにトマトが1つ1つ入って動いております。
残念ながら・・・動いているところは拝見できず・・・・。
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簡単な画像で・・・・
申し訳ございません。
なんとなく伝わりますでしょうか?
このカップを上、真ん中、下に動かして
A、B、Cを分けているようです。
次は動いているところを見れるように
タイミング合わせて伺いたいな・・・・・・
と思います。

下の画像は 豊橋農業組合の方に真剣
にお話しを聞いている画像です。
この画像に写っている 2名は、私と同じ歳の方です。
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同じ27歳が野菜に対して熱く、そしてすごく楽しそうにしている所にもすごさをかんじました。
私の同じ歳の友達は野菜にまったく興味のない方なので
こんな同じ歳の方とお仕事できたらすごく話が弾み、
より一層仕事を楽しむことができると思いました。

こんな無駄な感想はさておき・・・
次に進みたいと思います。

この表は1月4日出荷~2か月間のトマト着色基準表です。
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月ごと、季節ごとにこの表が張り出されるとの事。
一番下の、PやNやRは・・・トマトの箱によく書いてあります。
産地から市場へ送られるトマトは主に P 
市場から、仲買から、消費者など・・・
人の口に入るまでに時間があるため
Pでの出荷が多いと学びました。
Nは標準・・・Rは多少過熟ぎみ・・・
日を置くとソース用に変わってしまうのです。
関西ではよくPやNの入荷が多いです。
今までPはピンクだから色が回ってないとおかしいと思っていましたが・・・
そういう理由で箱にも1つ1つ意味がある事も知りました。
自分の頭の中でこの表記は不思議に思っていたので・・・

今回の視察で理解し、
今後市場や現場作業員にきちんとした説明ができるようになります。
PでもNでもRでも同じトマトには変わりない。
ただそのトマトがおいしく食べられる為の表記だと・・・
私はみなさんに伝えていけたらなと思います。

市場への発注や会話も少し変わってくるのかな・・と。
現場でのトマトの管理をこの表記を利用し、
色回りの悪いトマトが入荷したときも
きちんと追熟できたらなと思いました。

・・水耕栽培・・・土壌栽培・・・ハウス栽培・・・養液栽培・・・・
色々な栽培方法があるとか・・・・・・・・

畑に向かいます

トマトの畑に到着・・・・・
ハウスの中に入ってビックリ・・・・暑い
私の想像していたトマト畑とは全然違いました。
歩く道は土ではない、虫もいない・・・・

えっ?
と驚きでした。

トマト1本1本に機械がついていて・・・
ハウス内も機械だらけ・・・人間は1名。
どうやってトマトができているのだろうか?
この下の画像に写っている方がトマト博士・・ジャンボさん
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とても難しいお話をされており、まったく理解ができませんでした。
もっと科学とか勉強しておけばよかったかなと・・・自分の馬鹿さ加減に驚きました。

ハウスの中に設置されていた、暖房器具・・・
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これで温度の調節をしているようです。
私達にしたら、エアコンのような物ですね。
トマトって・・・日光や外の温度で色回りなど
調節しているのではないのか?
だってよく聞きますよね?寒いから色が回らない
そんなのも実は・・・なくなっているのか?
私も、寒い時期や天災により、トマトは実らないと
思っておりましたので・・・

このパイプに先ほどの暖房器具から出た熱を通して全体
の温度を調節しているそうです。
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黄色のテープは虫よけとなります。
カラスに食べられないようにかかしを置くのと
猫がこないようにペットボトルに水を入れて置くのと
おなじ役目です。

今まで私が思っていたトマト畑は・・・
ポットから芽がでた物を土に埋めて、
水やりをしながら、外に放置・・・・
支柱で根が曲がらないようにするなど、外観温度、湿度、栄養分はそんなに気にしていない栽培方法と思っておりました。
自然任せな、自然でおいしいトマトだと・・・

それが今では・・・・
ハウス内で温度、湿度、栄養分、要素・・・光の方向
全部コンピューターでデーター化し管理している。
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この白いビニールの中には栄養分を調節する機械
ここの水で栄養管理されております。
濃度などはすべてデーターで保存。指数など全部管理。
自然ではなく、1つ1つがすべてデーター化
して今のおいしいトマトができているという部分
にとても興味を持ちました。                            
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養液栽培とは?
肥料成分を水に溶かした養液で栽培する方法。
土づくりなど・・・水分量、栄養分など・・・すべてを用意しなくても、その養液で
トマトがおいしく出来上がるという栽培方法ですね。

オランダの方の栽培方法で現在は日本で取り組まれているようですね。
技術はどんどん先へ進んでおります。
画像が少なく、説明になってない部分もあり、申し訳ございません。
私はこの農業の変化・・・・
土耕栽培から養液栽培へと変わる事。
そして温度、湿度、水分・・・すべてがデーター管理されている。
そしてそのデーターを元にトマト1つ1つが見直されている。
そのデーターを見て、農業者に指導していく。
農業組合の農業指導の方がおっしゃっていた
【木1本、1本に対してマネージメントする】

これは今のまつの 
のセンターに置き換えると、
今上司に求められている事が
そのままトマトに変換されていると感じました。

全体ではなく、1つ1つの作業効率、利益、教育、改善
日々売り上げのデーターを出すようになり、
1人1人の作業方法労働時間が目に見えてきた部分。
何があっても対会社、部下などに指導するにもこのデーターがある事によって説得力がある。
これを言われ続けてもなかなかできなかった。

だが、今回のトマトの栽培方法を知り、指導者がデーターを見れば
いつ玉割れしたか、温度変化で価値がなくなったなど見ることができ、
それが実際に畑でおこっている。
昔はなんとなくの農業だったが今はデーターによって管理されていて
より一層失敗を防げるようになった。
そこまでたどり着いた。
ここには大変納得致しました。
なぜデーターでよこせ。出せ。このような言われ方をしてきたも・・・・
頭のもやもやもすべて解決されました。

実際、口で指導されてもわからない部分があります。
そして言われてもなかなかできないのが現実です。
いざなんでもそうです。
自分が体験、経験して納得しやり続けようと思うのです。
そこにも改めて自分を見直せました。
自分達だけではなく、世の中・・・
そして野菜1つ1つもきちんとした数字で管理されている、
そしてその数字によって改善、改革をされている。
この部分はぜひ皆様にも体験していただきたい部分だと思いました。

そして・・・・
色々な画像と説明文章をお楽しみ下さい。

■昔学校で習いました。ミツバチの受粉★
ミツバチが、メスとオスをくっつけて
トマトになる。この部分は学校で習い
唯一覚えていた事でした。
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これは自然現象ですよね・・・嫌な虫ですが、とても活躍している
重要人物であります。

■豆知識

この葉と
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この葉の
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色が違う事に気づきませんか?

なんと・・・トマトのおいしさはこの葉っぱの色で判断されるようです。
これを知りながら、違うトマトの畑に行って 葉っぱの色で農家さんに会話すると
すごい人と思われるようです。
みなさんもぜひ★試してみてください。これは私も初知りです。

私達のおいしいトマトの選び方は トマトの線がきれいな星型とかへたまで色が回っている
など・・・の知識でしたが、本当は違うという。
これは皆様に自慢しながら話せる所です

このお母さんは、全体に日が当たるように無駄な葉をカットしているそうです。
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このカゴでトマトを取っているそうです。
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そしてきれいなトマトです。                         
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■かわいいミニトマトと一緒に記念撮影・・・・
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このトマトの写真はフラッシュなしでの撮影です。
こんなにきれいなトマトが撮れる。
ハウス内はとても明るく、真夏状態でした。
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このトマト☆お気に入り画像
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なんか恋人同士みたいですよね?
いい気持ちになれました(´х`)V

最後になりましたが・・・・
トマトの農園の目の前にキャベツ畑が・・・・・
すごく大きなキャベツ・・・・寒さによってアントシアニン?がでているとか・・・
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キャベツの病気など・・・白い斑点・・・実際みてきました。
収穫しているおじさん、おばさん、お兄さん・・・
6玉、8玉、9玉を箱に詰めて出荷しているところでした。
【キャベツ1つ持たせてください☆】と言い
外から見たら本当に大きなキャベツでしたので・・
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自分の顔と比べてみたら・・・・なんと・・・・・
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自分の顔の方が大きくてびっくり・・・・
ある意味ショックでした。

でも普段なにげなく10cs、20cs
発注して、問題なくその数量が届く・・
その裏側を実際目にすると気持ちが
変わるものですよね・・・・

立場が変わればいう事変わるとよく言いますが
立場が変わってもお互いを理解し、良い方向に進んでいきたいなと感じました。
農家さんに洗脳されず、農家さんの気持ちも理解しながら、野菜を大事に1つでも
多く、おいしいものをおいしい時期にお客様にお届けしたいなと思いました。


【感想】
長々とありがとうございました。
今回の体験を通して、自分自身の思っていた農業と全く違った所。
そして、自分の現在と比べられ、理解できた所
なにより、畑を見た時の自分が感じた事の成長。
はじめての農園視察でしたが、本当に勉強になった1日でした。

今私の立場で、1つ1つを正確に丁寧に・・・若い人たちへ引き継いでいき
そして色々な体験をしたいと心から思いました。
まつの 社員1人1人・・・野菜ができる所、でき方は目に見て学ぶべきだとおもいました。

たとえ興味がなくても違う事に置き換えながら新しい気持ちが生まれてくると思います。
今回、体験させていただき、本当に感謝しております。

これからも日々自分の成長の為に、色んな方から色んな指導を受け・・・
納得するまでやりこなし、大きな人間になりたいと思います。
そして愛知のトマトのように 日本で何位くらいの野菜名人目指し、
多くの方においしい野菜を食べていただけるような、説得力のある人間になりたいと思います。

このトマトは見るだけでおいしいと感じさせてくれます。

私もそんな野菜をお客様に見た目から味からおいしいと思っていただけるような発注納品を考えていきたいと思います。

本当に。貴重な時間をありがとうございました。

このたび愛知県豊橋市の産地視察に同行させていただきました。



今年は寒波が日本を襲っています
視察当日も最高気温8度、最低気温1度という寒さでした!

豊橋のトマトの出荷量は全国第4位!

この日は、トマトの選果作業は終了してしまっていましたが、お話を伺いました。
選別の着色基準の見直しを年に6回も行っているそうです。

寒いこの時期はかなり着色した赤い状態での収穫、選別になっております。

選果は、2重チェック体制が行われています。
レーンで流れてくるトマトを人の目視による選果
機械センサーによる選別

これには、大変感銘を受けました。

ご案内いただいた大川さんの話によると
人の選果精度と機械の選果精度はほぼ同レベルですが
とは言ってもやはり人の選果の方が精度が高いそうです。

人の手による選果作業を行うには熟練の方々の経験がまだまだ
必要で新しい人手がなかなか育ちづらいとか。
何処も抱える悩みは一緒なんだなと
感じました。
そして1レーン3人×4本のベテランの従業員による選果作業
弾かれたものは左のレーンに乗って弾かれます。

次は機械による選果。機械による箱詰め作業。
そしていざ出荷。

本当にいつも良いトマトをありがとうございます。
今後より一層、形、大きさの選果基準の精度を高めていただけると助かります。とお伝えしました。

そして次は、トマトハウスへ。
溶液栽培でコンピュータで管理された施設。
平成20年以降、安定した生産量、効率化を求めて建てられているそうです。

当然例年のデーターもバックアップ。
ある程度のシステム化は進んでいるのだろうと思っていましたが、
正直ここまで完成されているものだとは、思いもよりませんでした。
根の上の方は溶液につかっておらず、横からの霧噴射によるそうです。
そして何より驚いたのが、今年から導入した
オランダ製の
右と青の可視光線の
LEDライト照射による栽培。何でも収穫量が20%増えるとか。
まだまだ実験段階です。

ハード面での前向きな姿勢にも驚きましたが、何より設備を使いこなす
指導者の方々、生産者の方々の志には頭がさがる一方でした。
何よりも私の心に響いた言葉。それは指導員のジャンボさんがおっしゃっていた

「究極の状態は、木1体、1体のマネージメントだ。」

本当に楽しんで真剣に全力で仕事に取り組まれている気持ちが伝わり
感銘を受けました。

そして、最後はミニトマトハウスへ。

イエローミニトマトはあまえぎみという可愛らしいネーミングのミニトマト。



初めて拝見したオレンジミニトマト。
オレンジトマトはのどに沁み渡るような優しい甘さ。



見た目のオレンジ色とマッチしています。

個人的には
ホームラン!!

栽培には大変手間と技術が必要で
わざとストレスを与えて甘くするそうです。

う~ん!奥が深い。


そしてここで教わったのは、

「いい葉の樹にはいいトマトが育つ」

という事です。

早速他の産地で言ってみたいものだなと思いました。
勿論、こちらでもハード面は最先端でした。
一番最新鋭の設備で何と価格は4000万円!!!
一般的には増築されるより
新規に新しいハウスを建てられる方が主流だそうです。

続いては
一面に広がるきゃべつ畑。

全国生産量はナンバー1です!

生産者の原田さんが収穫作業真っ只中でした!
私もトラックに積み込むのをお手伝いさせていただきました。





今回私は初めての産地研修という事で、本当に驚きと感心でいっぱいでした。
例えばトマトの生産出荷に関しても、自分達の立地条件や、市場のニーズを把握した上で戦略的に行っていく等のヴィジョン。
とても勉強になりました。
今回の産地研修を受け、
この感動が熱いうちに、
次なる産地へ行ってみたい!

まつのピッキングセンターとしては、ハード面、ソフト面ともにいつでも産地の方々が見学に来られても、恥ずかしくないセンターを作って行きたいと思います。

そして、検品体制をより一層強化し、より良いものをお客様へお届けしていきます。
建前ではなく、出荷現場ならではの生の情報を
産地へフィードバックしていく事が私の役目だと強く感じ、日々精進することを改めて決意しました。

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